キャンディー的コード進行でのソロ例

キャンディー的コード進行でのソロ例です。
この曲は「I Got Rhythm」のコード進行をモチーフにしたリズムチェンジ(※)と呼ばれるコード進行の派生形です。
(※リズムチェンジと言ってもリズムは関係なく、コード進行のことです)

今回のコンセプトは半音階+アルペジオ。
ほとんどのフレーズで半音階(2拍)+アルペジオ(2拍)を入れて作っています。

ジャズフレーズは他のジャンルのソロよりも圧倒的に半音階を多用します。
しかし、半音階だけではコードチェンジ感も薄れてしまいます。
そこでコードトーンのアルペジオをフレーズの中に入れることで、コード感も強調されることになります。

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All Of Me的コード進行でのソロ例

All Of Me的コード進行でのソロ例です。

この曲は「枯葉」や「Fly Me To The Moon」などのコード進行と同じように、ルート音は4度ずつ進む「4度進行」と呼ばれる定番の形ですが、コードトーンはドミナントセブンとなっている、少し特殊な曲です。

ここではちょっとリズムにルールを決めています。
それがフレーズの中に伸ばす音(ここでは付点4分音符以上の長さ)を入れることです。

アドリブを行うときに、聞き返すと伸ばす音が常に同じ場所で、しかもそれがフレーズの終わりというのは初心者なら誰もが通る道。
ここで、意図的にフレーズの中に入れて作ってみます。こうすることで、フレーズの最後の伸ばしというのが結構減ってきます。

「伸ばしているときにフレーズ考え中」という感じにならないよう、伸ばす音にちゃんと意味を持たせるようにしてみましょう。

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TAKE THE A-TRAIN的コード進行でのソロ例

TAKE THE A-TRAIN的コード進行でのソロ例です。
この曲の一番のポイントは3~4小節目のB7(#5)です。

「#5」はその名の通り、5度を半音上げるという意味です。
そこで使うスケールが「Whole Tone Scale(ホール・トーン・スケール)」です。

ちなみに、Whole(全体)であって、Hole(穴)ではないので気をつけてください。
つまり、全て全音(長2度)で構成されたスケールです。

そのホールトーンにアプローチノートを混ぜた音で作っています。
ホールトーンは11〜12小節目のような、メカニカルなフレーズで演奏するとインパクトあるフレーズを作りやすいです。

その独特な響きを使えるようにしてみましょう。

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It Could Happen To You的コード進行でのソロ例

It Could Happen To You的コード進行でのソロ例です。

ここでは3連符をたくさん取り入れたソロを作っています。

3連符の使い方も色々あり、その多くのパターンを取り入れて作っていますが、特に多く使われるのがアルペジオの上昇型です。ジャズでよく使用される代表的なリズムなので、テンポがミディアムくらいなら、ソロを作る時には必ず取り入れたいところです。

また、この3連符のリズムを取り入れた後の8分音符がハネたように演奏しないことも重要です。3連符のノリを引きずらないよう、8分音符に切り替えるようにしましょう。

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Cantaloupe Island的コード進行でのソロ例

Cantaloupe Island的コード進行でのソロ例です。
8ビート系のリズムで演奏することが多くテンポも若干速めで演奏することが多いタイプです。

120くらいのテンポだと、ソロを作る時も難しくなります。その理由の1つが16分音符の使い方です。
テンポが速くても16分音符を中心に演奏する技術があればいいのですが、そんなに簡単ではありません。
かといって、8分音符中心だとどうしても野暮ったく聞こえてしまします。

そこで16分音符と8分音符を混ぜて使うやり方が効果的になります。

ここでは16分音符をたくさん使っているように見えますが、連続するのは1拍以内(4音以内)にしています。あとは8分音符を組み合わせています。
こうすることで演奏レベルを押さえる事と野暮ったく聞こえさせない方法の2つを同時に解決することになります。

さらに、ここでは作り方にも工夫を入れてあります。

前半部分はマイナーセブンのコードの時にブルーノートを入れています。
マイナーコードの時に♭5thの音がブルーノートです。
(Dm7ならラ♭、Bm7ならファのナチュラル)

そして後半は2小節目もしくは3小節目に5度上のコードのアルペジオを入れています。
(Dm7の時にAm7、B♭7の時にFm7、Bm7の時にF#m7)

一発ものといえど、本当にアルペジオやペンタトニックだけでソロを構築するのは限界があります。
ちょっとしたアイデアを入れてみるとソロに変化を入れる事ができるので、メロディーも作りやすくなります。

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You’d Be So Nice To Come Home Toコード進行でのソロ例

You’d Be So Nice To Come Home Toコード進行でのソロ例です。

この曲はキーはGメジャー(E♭管)ですが、全体的にはマイナーのII-Vも多く、Eマイナーとして考えることができます。

今回は「オルタードスケール」を使うことに重点を置いてみます。
オルタードスケールは「オルタードテンション」と呼ばれる♭9、#9、#11、♭13というテンションをもつスケールです。ドミナントセブンの場合は半音上のメロディックマイナーと同じ音の並びになります。

最初はこのスケールを使って作ろうとしてもなかなかハマった感じにならないのが普通です。その理由の大半がメジャーのII-Vで作ろうとしているからです。

メジャーII-Vの多くは#や♭のような臨時記号のつかないナチュラルテンションになります。その状態で無理やり使っても違和感があります。

しかし、マイナーII-Vの場合はもとも#9thや♭9thのテンションを含むため、オルタードスケールをいれても違和感なく使うことが出来ます。

ここではB7やF#7でオルタードスケールを使っています。
オルタードスケールはこのようなマイナーII-Vを多く含む曲で使うようにしてみるといいでしょう。

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There Is No Greater Love的コード進行でのソロ例

There Is No Greater Love的コード進行でのソロ例です。

この曲の難しいところは連続するドミナントセブンです。もちろんキーに合わせ、スケールも変化させていくのですが、なかなかスケールを瞬時に導き出せない場合はまずコードトーンのみで演奏出来るようにしてみます。コードトーン+Gメジャースケール(この曲キー)をたしたものをスケールと考えるとソロを作りやすくなります。

そこへ音の跳躍などをいれると、ジャズっぽさを出すことが出来ます。

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Blue Bossa的コード進行でのソロ例

ボサノバはテンポ120くらいで演奏することが多いですが、8分音符中心で演奏すると遅く感じてしまうテンポです。
そこで8分音符中心ながらもアイデアをたくさん取り入れ、色々と工夫してみます。

ソロの大部分で「3」という数を意識しています。

  • 2小節目-ソラド、ソラレ、ソラミというように3音グループですが徐々に音を高くしています。
  • 5小節目-レラ、ミラ、ファと3拍で徐々に高くなるようにしています。
  • 10小節目-3連符ですが、2音グループで徐々に高くなるようにしています。
  • 18小節目-レラ、レ♭ラ、ドラと3拍で徐々に低くなるようにしています。
  • 21〜22小節目-3音グループのアルペジオで徐々に低くなるようにしています。
  • 28小節目-3音グループのアルペジオで徐々に高くなるようにしています。

スケール練習でも取り入れたリズムのアイデアを使ってソロを構築した例です。

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But Not For Meコード進行でのソロ例

But Not For Meでのソロ例です。
8分音符を連続して使うところを減らした、簡単バージョンでの作成です。

8分音符の連続は後半26〜27小節目にかけての6音が最長です。
それ以外は8分音符と4分音符の組み合わせなので、音数を減らしています。

このように音数を減らして書く時のコツは「タイ」の使いかたです。
8分音符を使わないとなっても、4分音符だけではなかなか上手く作ることは出来ません。いかに8分音符と4分音符を組み合わせるかです。

さて、簡単バージョンでも、それを簡単なままやるのではなく、出来る限りテンポを速くするという練習方法もあります。

速いテンポの曲の場合、どうしても8分音符を連続で演奏出来なくなるという問題が出てきます。
この場合も基本的には同じように、4分音符と8分音符の組み合わせなどで対処します。

また、速いテンポを練習することにより、ゆっくりなテンポが落ち着いて、確実に演奏できるようになるので、出来なくても速いテンポを少しやっておくと非常に効果的です。

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3度音程と休符スタート

スケールの定番とも言える3度音程のスケール練習です。
「指が転ぶ」「走る」など言われる場合は下記のような練習方法にしてみます。

1段目が定番の形です。
2段目、3段目、4段目も同じ音使いで、それぞれ休符を入れているだけの違いです。これをメトロノームを付けて行ってみます。

このようなスケール練習で一番気をつけなければいけないのが単なる指体操にならないようにすることです。
もちろん指の動きを叩き込むことは大切ですが、ここで重要なのが「正確に」ということです。速く演奏することも大事ですが、まずは正確に。

「指が転ぶ」「走る」は何回も速く行うことで改善するのではなく、音符の速さを理解することです。休符を入れることでリズムの正確性が必要になってくるので、「指が転ぶ」「走る」の対策になります。

定番のスケール練習でもリズムを変えることで全く別物に変わるので、それぞれをしっかり対応できるようにしてみましょう。

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最高音が1音ずつ上昇していくスケール練習

比較的簡単ながらも、リズム感と音を考えることを同時に鍛える練習です。

スケールの中でも頂点(最高音)を1音ずつ上げていきます。
これをメトロノームを使って正確なリズムで行います。

頂点は表拍に来るとは限りません。裏拍に来ることもあります。
しっかりと直前のスケールお頂点を覚えておき、その一つ上の音が頂点になるということを演奏中に考えることになります。

もちろん徐々に音数も増えていくので、リズムも変則的になっていきます。
ここも柔軟に対応できる力を養うことになります。

演奏の極意はどれだけたくさんのことを同時に考えるかのマルチタスクを行うこと。
ただ単純に指体操になるだけでなく、音やリズムをしっかりと鍛える練習方法です。

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音数とリズムを数えるスケール練習

スケール練習も音数を変えてあげると難易度も激変します。
その代表的な例が下記のようなもの。

16分音符で正確に演奏することが目的ですが、まずは音数を数えること。一番上の段は4音ずつのパターン、2段目が5音、3段目が6段と徐々に音数を増やしています。

このようにして、確実な音階を身につけるようにします。
ただドレミファとスケール練習するのではなく、数と音名を同時に考える練習は非常に重要です。

4段目以降は下がっていくパターンが基本です。難易度は一気に上がります。

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ビリーズ・バウンスでタンギング練習

ジャズサックスの基本は裏拍タンギング。ビリーズ・バウンスで練習してみます。

テンポは120~140くらいを想定しています。

最初はテンポを遅く(60~80くらい)にし、全ての裏拍に付けてみます。これで慣れてくると徐々にテンポを上げてみます。

タンギングは短く演奏することではありません。なるべく切れ目が分からないよう、レガート(滑らか)に演奏してみます。タンギングしろと言っているのに、タンギングが分からないように演奏する。これがジャズ特有のウネリになり、重要です。
そしてさらに、跳ねるようにタッタタッタと演奏するのではなく、なるべくイーブンの8分音符で演奏してみましょう。スイング=3連符ではありません。裏拍タンギングにすると跳ねた演奏になりやすいので、まずはしっかりと8分音符を感じる所からです。

後半に掲載している裏拍タンギングのスケールを十分に練習し、レガート&イーブンの感覚を分かってから曲練習をやってみると効果的です。

もちろんジャズフレーズは必ず裏拍にタンギングしなければいけないわけではありません。
表拍が高い音にある場合はその音にアクセントを付け、裏拍の音はハーフタンギングなどで音をミュートする場合もあります(括弧された音など)。

ジャズには正解がたくさんあるので、ここで記載した譜面のタンギングが完全ではないと思いますが、自分なりの解釈の1つです。

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3-3-2の練習

最近個人的によくやっているスケール練習。
ということで、ちょっと上のレベル対象のスケール練習です。

拍は4音ごとに進むと分かりやすくなります。
しかし、それを3音、3音、2音で進むようにしてみます。

まずはAやBのように16分音符で。
これは2拍で割り切れる形になるので、まだ比較的やりやすいものになります。

次にこれを3連符でやってみます。
3連符のどこに拍が来るのかをしっかりと考えてやってみます。3連符の拍頭がわからなくなったり、特定の音を抜かしたりと自分の弱点がよく分かります。

もちろん12キーでやってみたり、マイナースケールでやってみたりと、かなり頭を使うスケール練習になります。
16分音符と3連符を交互にやるだけでもかなりリズム感が強化されます。

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左手親指(オクターブキー)のつられやすい動き

オクターブキーの動きは誰しもが悩む所。スムーズに動けば問題ないですが、異常に力が入ると腱鞘炎の原因にもなります。

ここではオクターブキーを含むもので、ちょっと左手の動きがつられやすいものをピックアップ。
自分の左手の動きを確認しながらやってみます。

この中からどれか2つを選び、それを繰り返しながら速く出来るようにやってみます。
ABABや、ACACのように。

運指に迷いや、問題ない場合はその組み合わせは大丈夫です。どれかは苦手な動きが入っているはずなので、そこを重点的に行なってみます。

ただし、やり過ぎや無理は禁物。前述の通り、腱鞘炎の原因にもなるので。

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スケール+アルペジオ+半音階

普通のスケールに飽きたら変化を出してみます。脱初心者的な練習です。

スケール(2度音程)+アルペジオ(3度音程)+半音階というパターンで行ってみます。

各小節の最初の音はドレミ〜というように順に上がっています。3拍目の頭まで上昇したら今度はアルペジオで最初の音に戻り、そこから半音で次の小節に向かっています。
半音階はすべての小節には使えません。上昇型の場合はミ、シの音では半音階が無いので気をつけてください。これでスケールの半音と全音の場所という感覚も養われます。

この形は結構ジャズで多用されるようなフレーズです。
アドリブ時にスケール(2度音程)の上昇・下降しか無い場合はこのような形を叩き込んでおきましょう。

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混乱しやすい運指

オクターブの跳躍と薬指の練習です。
この動きは非常に混乱しやすい運指です。

テンポを速くすると親指に力が入りすぎるので、注意してやってみます。

さて、次にこの動きを楽譜を見ずに行ってみます。
急激に指の動きが分からなくなり、何の指を動かすのか混乱してしまいます。

指の動きと音を一致させるための練習方法です。
視覚に頼らず、しっかりと頭で考える事が重要です。

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There Will Never Be Another You的コード進行でのソロ例

There Will Never Be Another You的コード進行でのソロ例です。
今回のソロはスケール練習を応用したメカニカルなフレーズを多数用いたフレーズになっています。
ソロの構成はメロディアスなものも重要ですが、このように定期的に上昇していくような「予想できるフレーズ」を取り入れることでより聞き入るような演奏にすることが出来ます。

There Will Never Be Another You_Eb版 (PDF)
There Will Never Be Another You_Bb版 (PDF)

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4度音程のスケール練習

3度音程のスケール練習は定番ですが、今回は4度音程をメインに考えたスケール練習です。
Aが4度音程の積み重ね、BとCがそれの転回形です。

4度音程は裏返りやすい音(特にレ↔ラ)も含むので、裏返らないように丁寧に速く吹けるようにしてみます。

コードトーンの3rd↔7thは4度音程。コードの中でも重要な音なので、そこが瞬時に判断できるようにするのがアドリブに対しての練習になります。

ジャズに限らず、ポップス形でもよくゴーストノートとして4度、もしくは5度下の音をメロディーの前に付け足します。
このようなパターンで瞬時に反応出来るようにしておくの必要な練習です。

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Isn’t She Lovely コード進行でのソロ例

Isn’t She Lovely コード進行でのソロ例です。
前半がE♭用、後半がB♭用です。

シャッフルのリズムパターンなので、3連符を入れ、リズムに変化を持たせるようにします。
ただし、3連符の後の8分音符がハネすぎにならないようにします。

この曲のポイントはEm7/A、もしくはG/Aの分数コードのところです。分数で表記しない場合は「A7sus4」となります。
自分はこの場所は「Bマイナーペンタトニック+コードトーンのGを足すスケール」と考えていることが多く、そのように考えると最後の2小節の場所でブルーノートを使うことが出来るようになります。

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