It Don’t Mean A Thing的コード進行でのソロ例

「スウィングしなけりゃ意味がない」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「VImでブルーススケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

最初はキーはGメジャーです。

まず、この曲の特徴でもあるのが、最初からEm→Em/D#→Em/D→A7/C#とベース音が半音ずつ下がるクリシェと呼ばれる定番のコード進行です。

コードトーンに合わせてメロディックマイナースケールやナチュラルマイナーを合わせた方がいいのかもしれませんが、ここでは完全にマイナーペンタトニックです。

さらにブルーノートでもある♭5thの音を入れたブルーススケールを意識しています。

ブルーススケールはブルースはもちろん、スタンダード曲のコード進行で使っても問題ないです。

特に今回のようにVIm(ここではEm)が多い曲はオイシイです。テンポの速い曲でも意図的にブルーノートを使うことでブルージーな雰囲気に持っていくのもオイシイと思います。

さらにちょっと工夫を混ぜています。

♭7th→Root音はわざと半音階を入れ、ブルーススケール+半音階としています。さすがに常にブルーススケールだとやり過ぎになっちゃうので、ブルース臭さを少し減らすようにしています。

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Don’t Get Around Much Anymore的コード進行でのソロ例

「ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニイモア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「アボイドノートをビビらず使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

Don’t Get Around Much Anymoreはビッグバンドや歌の曲として有名です。テーマのAセクションでは1小節目と3小節目にキメがあり、それ用のコードもありますが、アドリブでは無視してこちらのコードで考えてやっていいと思います(動画でのバッキングの方は一応キメのコードで作っています)。

短い(あっという間に過ぎ去る)コードが含まれる曲は他にもたくさんあり、もちろんそれに対応出来ればいいのですが、無理に合わせようとしてメロディー感を損なうソロになってしまうのであれば無視してもいいと思います。

さて、今回のコンセプトは「アボイドノートをビビらず使う」なので、たくさん入れています。

アボイドノート(Avoid Note)とはコードトーンを邪魔する音なので、強調すべきではない音(避けるべき音)です。延ばしたりすると気持ち悪いと言われる音です。

アボイドノートの説明は理論書などで詳しく説明されているので、省略しておきますが、メジャーコードの場合は4度(A△7ならレの音、E7ならラの音)、マイナーコードの場合(C#m7ならラの音)は6度がそのアボイドノートです。

しかし、このアボイドノートは「使ってはいけない音」ではありません。「強調すべきではない音」という意味です。むしろ使ったほうが、スケール特有の音を使えるオイシイフレーズになる場合もたくさんあります。

ハイリスク・ハイリターンな音と思っておけばいいのかな。

延ばしたらアウト、でも上手く使うとメロディーに調性を持たせる事ができる音なんです。

8分音符の中に入れると強調されることもなく効果的なので、今回はメジャーコードで4度、マイナーコードで6度の音をなるべく入れるように作っています。

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Mr. P.C.コード進行でのソロ例

「Mr. P.C.」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「決められたリズムで音程差があるフレーズを作る」です。

演奏難易度★★☆☆☆

Mr. P.C.はマイナーブルースのコード進行です。ブルースは通常ドミナントセブンですが、それがマイナー7になるコード進行です。

また、この曲はテンポが速い。ということで、速めのテンポ設定です。

さて、今回は最初にリズムを決め、そのリズムを使ってフレーズを作るわけですが、どこかに必ず跳躍インターバルを入れるようにしてみます。

まず決められたリズムが「①4分音符→②8分音符→③タイのついた8分音符→④続ける(休符にしない)」としています。

「タータター」というリズム、たくさん入れてますね。

さて、1コーラス目(1~12小節)は②で跳躍するようにしています。つまり2拍目の表で跳躍。

続いて2コーラス目は(13~24小節)は③で跳躍しています。2拍目の裏ですね。

そして最後に3コーラス目は④で跳躍しています。「タータター」の後です。

アドリブを作る時は同じ音使いばかりになってしまう傾向、いわゆる「マンネリ」との戦いです。特に速いテンポは同じフレーズばかりになってしまうことは普通に起こります。

それを解決するために、最初にリズムを決め、そこに自分の中で「ありえないこと」を入れてみます。それが跳躍音程であったり、半音階であったり、4度音程であったり。それがマンネリ化打破の手助けになるし、自分のアイデアとなっていきます。

もちろんそのアイデアを使っても自然なメロディーを作るのは至難の業です。だからこそ考え、考え、考え抜いててメロディー作りに必要な音選びが出来るようになっていきます。

まずはリズムを決めて、そこにアイデアを入れてみたフレーズを作ってみましょう。

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音を出さずにサックス運指練習【左手編】

サックスは音を消すことがほぼ不可能な楽器。しかし、家で練習したい。
そういうときは音を出さずに運指練習をやってみます。

まず最初に、音を出さないように息を入れてみます。フーっという息の他に、少しサックスの音が混ざるようになっています。

もしここでサックスの音が何も聞こえない(息の音しか聞こえない)場合はアンブシュアの噛み過ぎ問題や、息の入れ方の問題があります。これは別の機会で。

さて、左手の練習なので「ソラシド」の運指が基本になります。

まずはウォームアップで「ソラ」のみ。やはり薬指の弱点克服がメインです。

その後に「ソド」。これもサックス奏者の弱点です。薬指と人差し指が同時に動かないので、これをしっかりと叩き込みます。

それから「ソド・ソラ・ソシ」「ラソ・ラシ・ラド」「シソ・シラ・シド」「ドソ・ドラ・ドシ」というように、それぞれの組み合わせをやってみます。

それぞれ30秒。出来る限り速く、休まずに続けるようにします。

続けると自分の指の動きとイメージにズレが生じてきます。これが弱点でもあります。

しかし、やりすぎには注意。腱鞘炎の原因になります。まずは30秒✕5種類。休憩入れても5分。これで十分の運指練習です。



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All The Things You Areコード進行でのソロ例

「オール・ザ・シングス・ユー・アー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「メロディーの音使い+半音階を使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

4度進行といわれる非常にスムーズなコードの流れですが、その4度進行にルート音の半音上昇・下降が混ざり、転調しまくりの非常に難しい曲です。

メロディーを聞く限り、複雑そうに聞こえないのに、ハーモニーは複雑です。故に臨時記号もかなり増えてきます。

アルトサックスならC#(D♭)への転調(22-26小節目)が一際難易度の高いところです。

さて、この曲はテーマがシンプルで美しいので、そのメロディーの音使いを利用し、そこに半音階をたくさん取り入れてみます。

半音階も増えるので、3連符も多めに取り入れてみます。テーマの音使いにリズムの緩急を取り入れるような感じです。

テーマが聞こえるようなアドリブを目指す場合は身につけておきたい手法です。

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A Night In Tunisiaコード進行でのソロ例

「チュニジアの夜/ア・ナイト・イン・チュニジア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「運指難易度を落としてリズムキープ」です。

演奏難易度★★☆☆☆

チャーリー・パーカーのバージョンが有名で、名演としても有名でカッコいいんですが、正直参考にならないくらい速くて難しい。

ということで、全体的に簡単にしています。8分音符は2拍以内。それ以上は難易度が上がるので使っていません。まずは音数を減らして、ソロを作ることを条件にしています。

さて、この曲の特徴として、最初に4小節のブレイク(無音状態)があります。スタンダード曲では2小節のブレイクはよくありますが、4小節のブレイクはこの曲くらいですかね。

このブレイク時にソロ奏者のリズムが揺れるとバンド全体が転けます。無音状態でもしっかりとリズムキープしてソロにちゃんと入れることが重要です。

また、ラテンとスイングのパターンを行ったり来たりします。もちろんそこでもソロ奏者のリズムが揺れると転けてしまいます。

コード進行が複雑なので、コードトーンを中心に構成するだけで十分にカッコいい事ができるので、複雑なことはせず、ちゃんとリズムキープすることが重要です。

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I’ll Remember Aprilコード進行でのソロ例

「四月の思い出/アイル・リメンバー・エイプリル」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ラテン・スイングの変化に対応する」です。

演奏難易度★★★★☆

48小節が1コーラスで、「AABA」や「ABAB」の形式とは違う独特なフォームになります。

その中でも特徴なのが1~8小節目と、33~40小節目でラテンのパターン、それ以外はスイングのリズムパターンになります。

この場合ストレート(ラテン)、とスイングで8分音符の演奏を変えることになります。このスイング感の切り替えがポイントになります。

また、このようなラテンとスイングの切り替えの場合、速いテンポでやらないとなかなかカッコよくならないので、テンポも速めでやることになります。

#も4つのキーなので、全体的に難易度も高めの曲です。

コード進行も複雑です。

とは言いながらも、EメジャーとEマイナーという同主調を行ったり来たりがメインのコード進行です。

キーの移動は下記のように考えると攻略しやすいと思います。

|E△ |E△ |E△ |E△ |
|Em |Em |Em |Em |
|Em |Em |F#m |F#m |
|E△ |E△ |E△ |E△ |
|Em |Em |Em |Em |
|Em |Em |Em |Em |
|E△ |E△ |E△ |E△ |
|D♭△ |D♭△ |D♭△ |E△ |
|E△ |E△ |E△ |E△ |
|Em |Em |Em |Em |
|Em |Em |F#m |F#m |
|E△ |E△ |E△ |E△ |

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Day By Dayコード進行でのソロ例

「デイ・バイ・デイ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「オクターブ下の音への跳躍を使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

Eメジャーのキーでシャープの多いキーです。コード進行としてはA7が特徴的なコードです。A7→G#m7(♭5)というように、半音下のルート音に行くので、subV7のような流れになっています。この場合、ディミニッシュやオルタードのようなスケールがオイシイ音使いになったりしますが、ここは敢えてコードトーン重視でいってみます。

さて、今回はオクターブ跳躍といっても、下へ跳躍するようにしています。

サックスは音が裏返ってしまうので、このような跳躍が苦手です。特に速いテンポではなかなか厳しいです。

しかし、ここで重要なポイントが出てきます。それが音量

ジャズの場合、すべての音をきれいに演奏するということはやりません。楽譜に書いてあっても出ていない音が存在します。

つまり、下に大きく跳躍する場合、ほとんど吹かなくてもOKということになります。書いてあるだけです(実際に速いテンポバージョンは自分も殆ど聞こえないように吹いてます。出来ないから。)

しかし、演奏しなくてもいいわけではないです。指は必ずやるようにします。すると息の余韻などで、ほんの僅かに音が出ているようになります。

この出ているか出ていないかの僅かな音がフレーズに躍動感を生みます。

よく4分音符を吹いていて、「抑揚がない」「一直線に聞こえる」という場合はこのような聞こえるか、聞こえないかの音を演奏できていない場合がほとんどです。

指だけリズムに合わせてやるけど、吹かない(もちろんリズムに合わせるので次の音はすぐ吹く必要がありますが)という事をやってみると抑揚も付きやすく、ジャズっぽく吹けるようにするコツです。

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April In Parisコード進行でのソロ例

「パリの4月(エイプリル・イン・パリ)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「3連符シンコペーションを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

よくあるスタンダード形式(AABAやABABという形式)ではなく、コード進行も頻繁に変わる調なので、アドリブを行う上では難しいコード進行です。

さて、難しいコード進行でもコードトーンに合わせて演奏すれば、外れた音にはなりません。その音使いを使ってメロディーを作るようにします。

そのコードトーン中心の音使いでもちょっとリズムに変化を付けてみます。

今回はそのリズムの変化でも、3連符の3つ目の音にタイを付けた「3連符のシンコペーション」を使ってみます。

ジャズ以外ではあまり使われないようなリズムなので、このリズムについては慣れが重要になると思います。

重要なポイントはその後の8分音符。ここがハネて3連符にしないように、しっかりと8分音符になるように気をつけます。また、裏拍になるので、タンギングも付いているとさらにスイング感も出しやすくなります。

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Always Thereコード進行でのソロ例

「オールウェイズ・ゼア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「1小節ずつ変わるキーに対応する」です。

演奏難易度★★★★★

コード進行は|Dm7 Am7 | Cm7/F B♭△7 |という2小節の繰り返しです。

キーはDマイナーで、ダイアトニックコードも多いのでDマイナースケールで押し切ることもできるのですが、厄介なのが「Cm7/F」です。このコードにはDマイナーのスケールに存在しない「ミ♭」の音が入るからです。

Cm7/FはF7sus4と考えることもできるので、ここはF7sus4→B♭というV-Iで考えてみます。つまり、|Dマイナー|B♭メジャー|の1小節ずつの繰り返しで考えてみます。

実際、偶数小節は転調しているような感じにも聞こえるので。

ということで、奇数小節Dマイナー(シ♭)、偶数小節B♭メジャー(シ♭、ミ♭)で、ソロを作ってみます。要は「ミ♭」の有無です。

そこにちょっと半音階を足すとフレーズも作りやすくなると思います。

前述の通りDマイナー一発で押し切ることも出来ますが、キーチェンジが苦手な場合は「ミ」を使わないDマイナーペンタ(レ・ファ・ソ・ラ・ド)などでもいいと思います。

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Spainコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「スペイン」コード進行でのソロ例・ソプラノ編です。
こちらもアルト編同様、コンセプトは「難しいキーで頑張る」ですかね…。

演奏難易度★★★★★

アルト編と同様に、リズムの書き方としては8分音符での記載が正しい書き方ですが、ここでは敢えて4/4拍子で16分音符の書き方にしています。

E♭管のG#マイナー(Bメジャー)とB♭管のC#マイナー(Eメジャー)ではラ#の有無により、難易度が激変しますが、それでも#4つのキーは難しいですね。

さて、こちらはA△7、F#m7、C#m7、E△7がダイアトニックコードです。これらのコードはC#マイナースケールで演奏します。

G#7(A♭7)はC#マイナーのダイアトニックコードでもハーモニックマイナーのダイアトニックコードになります。

「D#7(E♭7)」と「C#7(D♭7)」がノン・ダイアトニックコードなので、その2つのコードだけ要注意です。コードトーン+C#マイナースケールと考えると分かりやすくなります。

また、アルト編と同様に、「-(横棒)では半音階」と考えています。1音ずつすべて考えるのではなく、半音階として一纏めにして考えています。

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B♭キーで右手小指の分離練習

木管楽器は「指を押さえる=低くなる・指を離す=高くなる」というのが基本構造です。

しかし、サックスでは「レ→レ#→ミ」、「ミ→ミ♭→レ」など「指を押さえる=低くなる・指を離す=高くなる」とは逆の動きをする場合があります。

最初はこの運指に戸惑い、間違える原因にもなるので絶対に克服しなければいけない運指です。

ということで、その運指練習です。

今回は右手の運指「レ・ミ♭」の動きを重点的にやるようにするので、♭がシ・ミに付くB♭メジャーキーで行います。

AとBが基本練習です。連続して速く動かすことを目標としますが、、、、Bは超難しいです。速くならないと思います。

スケールには無い音ですがファ#が苦しめてくれる動きです。

短期間で克服しようとせず、長期間継続して鍛えるようにしてみてください。無理すると腱鞘炎にもなりかねないので。

CとDは応用のスケール練習です。これも薬指小指の動きを気にしながらやってみてください。

小指を楽器から離さないことも意識すると効果的です。

小指の動きが大きいとそれだけ余分な力が入りすぎて他の運指にも悪影響を及ぼします。必要最小限の動きにしておきましょう。

コツは「小指は浮かすのではなく指を曲げて離す」という感覚を掴むことです。

ちなみに、右利きの人にこれらの速い動きはかなり難しいと思っておいてください。



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Spain的コード進行でのソロ例

「スペイン」コード進行でのソロ例です。
コンセプトは「難しいキーで頑張る」ですかね…。

演奏難易度★★★★★

この曲は2/2拍子で、リズムの書き方としては16分音符ではなく、8分音符での記載が正しい書き方ですが、ここでは敢えて4/4拍子で16分音符の書き方にしています。

省スペース的な意味もありますが、サックスは16分音符のリズムでソロを吹く考えでもいいからです。

さて、この曲はG#マイナーです。#5つの難しいキーです。技術的には「ラ#」の運指がポイントになると思います。Bisキーとサイドキー(taキー)を上手く使い分ける必要があります。

難しい曲ですが、コード進行としてはそこまで複雑なものではないです。ほとんどがG#マイナーのダイアトニックコードで構成されています。この辺はBメジャーで考えた方が簡単ですね。

E△7、C#m7、G#m7、B△7がダイアトニックコードになります。

D#7(E♭7)はG#マイナーのダイアトニックコードでもハーモニックマイナーのダイアトニックコードになります。

「A#7(B♭7)」と「G#7(A♭7)」がノン・ダイアトニックコードなので、その2つのコードだけ要注意です。

このように調号の多い曲では「#が5個、ファドソレラに付く」と考えるのではなく、「シミ以外、全部に#が付く」と考えるようにします。もう#がついて当たり前のような感覚です。

ということで、今回の譜面は音階名に#などを振らないようにしています。

また、「-(横棒)では半音階」と考えています。1音ずつすべて考えるのではなく、半音階として一纏めにして考えています。

考えることを少なくするのも重要な方法です。

技術に関しては、、、、ひたすら練習あるのみ。特にラ#の運指に関しては。

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アプローチノートのあるメジャースケール

スケール練習も普通に上昇下降するだけでは単なる指の動きだけでしかなく、「使えるスケール練習」とはなりません。

そこで、ジャズのフレーズでもよく使うアプローチノートを含めたスケール練習にしてみます。

その他のアプローチノートについてはこちら

ABがGメジャー、CDがCメジャースケールになっています。

2拍グループとして考え、2拍目の裏と4拍目の裏はアプローチノートになっています。つまり、次の音(1拍目と3拍目の表)の半音下です。

スケール外の音になるので、慣れが必要になりますが、アプローチノートを考え、直感的に反応できるようにする目的があります。

「Gメジャー一発」と言われて、このような音使いができるようになってくるとジャズの雰囲気を出すフレーズが作れるようになります。



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The Shadow Of Your Smileコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「いそしぎ(シャドウ・オブ・ユア・スマイル)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「平行調の3種類のマイナースケールを使う」です。

アルトサックス編はこちら

演奏難易度★★★☆☆

基本的にはアルトサックス編と同じ考えです。B♭管の場合はこの曲のキーは調合が無しのCメジャーです。

Cメジャーの平行調であるAマイナーは下記の構成音です。

  • Aナチュラルマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
  • Aハーモニックマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ#・ラ
  • Aメロディックマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ

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The Shadow Of Your Smileコード進行でのソロ例

「いそしぎ(シャドウ・オブ・ユア・スマイル)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「平行調の3種類のマイナースケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

この曲のキーは調合が#1つのGメジャーです。しかし、この曲はコードにGが少なく、どちらかというとマイナーの雰囲気があります。

そこで、ちょっとGメジャーと同じ調合であるマイナー、いわゆる「平行調」で考えるとEマイナーで考えてみます。

すると、一見II-Vの多い転調だらけのコード進行でも、ほとんどがEマイナー関連スケール「ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー」のダイアトニックコードに分類されます。

転調続きに見えても実際はあまりキーが変わっていないコード進行です。

このスケールが分かればコードを丸暗記するより少なく、非常に効率的にアドリブを作れるようになります。

今回はそのスケールが分かりやすくなるように、跳躍を減らし、スケールの上昇/下降 を主に使うようにて作っています。

ちなみに、「マイナー」として考えて、3種類ではなくナチュラルマイナーで押し通してもテンションに該当することが多いです。そのため、ハーモニック・メロディックを捨てて、ナチュラルマイナー一本で考えても無理矢理ですが、押し通すことも可能です。

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Everything Happens To Meコード進行でのソロ例

「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「16分音符で3・5・7・9アルペジオを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

基本的にバラードで演奏する曲なので、テンポ遅めで考えています。そうなると16分音符を入れたくなるところです。

その16分音符では3・5・7・9アルペジオを主に使うようにしています。コードの3rdの音から始まり3度の音を積み重ねて5th、7th、9thを使う事です。

3rdから始めるアルペジオで最後の音はルート音(3・5・7・1アルペジオ)に行くのがコードトーンですが、敢えてそこは9thに行くようにしています。

そうするとアルペジオの次の音、つまり表拍がルート音に行きやすいので、コード感を出しやすいフレーズ作りにもなります。

また、このように16分音符を入れる場合、アルペジオのすべての音をきれいに吹くのではなく、ちょっと低音域は聞こえないような音で演奏するのもジャズサックスの定番奏法です。

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Bluesette的コード進行でのソロ例

「ブルーゼット」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「3拍子でオクターブ跳躍を使う」です。

難易度★★☆☆☆

Gのキーを中心としながらもサブドミナントマイナーを上手く使い、GメジャーとGマイナーのキーを行ったり来たりするコード進行です。

さて、この3拍子の曲ですが、オクターブの跳躍をたくさん入れるようにしています。

「オクターブの跳躍」といっても高い方に行くだけではありません。低い方へのオクターブの跳躍もあります。

この場合、特に重要なのが音量。速いテンポになると特にそうですが、音量を一気に落とさないと(聞こえなくてもいいくらい)サックスの場合コントロール不能になります。

もちろんコントロールだけでなく、実際のジャズの歌い方も一気に低い音になると聞こえるか、聞こえないかくらい音量差を付けます。

これを3拍子でやるためにはしっかりとテンポや、拍のカウントが必要になります。付点4分音符も多用しているので、リズムをしっかりとキープしてみてください。

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You’d Be So Nice To Come Home Toコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「帰ってくれたらうれしいわ」コード進行でのソロ例のソプラノサックス編です。コンセプトはアルトサックス編と同様、「オルタードスケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

全てではないですが、E7やB7といった、マイナーII-VのV7でオルタードスケールを使うようにしています。

自分の場合、オルタードスケールの覚え方は5th以外のコードトーン(全部で3音)+ルートの半音上(♭9)、3rdの半音下(#9)、5thの半音下(#11th)、5thの半音上(♭13)といった感じにしています。

もちろん素早く出すためには半音上のメロディックマイナーでももちろんOKです。ちなみに、増4度上のリディアン♭7thも同じスケール音ですが、これはあまり考えないです。

マイナーII-VはオルタードスケールやコンディミなどがメジャーII-Vに比べてハマりやすいので、メロディーを作りやすくなると思います。

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I’ll Close My Eyesコード進行でのソロ例

「アイル・クローズ・マイ・アイズ/瞳を閉じて」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「フレーズの終わりにシンコペーションを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

フレーズの終わり方はアドリブ作成時に結構悩むもの。そこで今回はちょっとしたアイデアを入れてみます。

フレーズの終わり方(と言うか最後の音)は伸ばして終わる/短く終わる、表拍で終わる/裏拍で終わるの組み合わせです。

今回はその中でも前半は伸ばして終わる、後半は短く終わるをなるべく多く使うようにしています。

その前半部分で多く出てくるのが4分音符と8分音符2つでタイを付けているもの。「タータター」というリズムです。

3,6,12,18小節目のリズムです。

もちろんここ以外にもフレーズの中で使っていますが、「フレーズの最後」となるとこの4ヶ所です。

このリズム、個人的には超おすすめ終わり方の一つです。故に他のアドリブ譜でも多用しています。理由は簡単ながらもリズムの変化(4分音符→8分音符)を出せるからです。

フレーズ集などを見ると表拍終わりが結構多いです。しかしこれでは「とってつけた感」がすごく出てきてしまいます。その最後をちょっと変化してタータターと付け足してみたりすると全然雰囲気が変わります。

今回は全体を簡単にしていますので、タータターとしっかりとリズムに乗れるようにしてみてください。



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