Song For My Father的コード進行でのソロ例

「ソング・フォー・マイ・ファーザー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「左手の小指(ラ・ラ♭・ソ)の運指を速く」です。

この曲のキーはDマイナー。スケールもDマイナー・スケールのみでも対応できるコード進行です。

しかし、Dマイナースケールのみではなかなか上手くソロを作ることが出来ません。そこで半音階を所々に入れてあげます。ここではその半音階でも「ラ・ラ♭・ソ」を多用しています。

「ラ・ラ♭・ソ」を使用した考え方は2通り。

1つ目がブルーススケールな考え方。8ビート系のソロの作り方の基本はペンタトニック。となると、そこにブルーノートである♭5thの音を足すとブルーススケールです。ここではDマイナーなので、ブルーノートはラ♭。ラ・ラ♭・ソはブルーススケールの定番の使用方法です。

もう一つがビバップスケール。ビバップスケールはミクソリディアンに7thの音を経過音として足したものです。ここではDm7ですが、そのV7であるA7のビバップスケールと考えています。Dm7の中でA7を演奏するような感じです。

Dm7をA7→Dm7に分割して演奏する方法です。これは16分音符などの速いフレーズの場合はよく用いられる方法で、フュージョン系の1コードの曲ではよく見られるフレーズの作り方です。

さて、作り方とは別に難しいのがこのラ・ラ♭・ソの運指です。左手小指という、サックス奏者の弱点運指なので、鍛えておく必要がある指使いです。

やはり8分音符ではもっさり感が出てしまいます。16分音符で軽やかに半音階を吹ける運指技術は身につけておきたいところです。

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How High The Moon的コード進行でのソロ例

ハウ・ハイ・ザ・ムーン的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはゴーストノートを使うことです。

今回は運指というよりも音の技術で対応する方法です。

譜例には裏拍で同じ音をかなり多用しています。

  • 3~4小節目の「ソ」
  • 6小節目の「レ」
  • 9小節目の「ド」
  • 12小節目の「ラ」
  • 15小節目の「ミ」
  • 18小節目の「シ」
  • 27~28小節目の「ミ」

通常、アドリブのフレーズを作る場合は同じ小節内で同じ音は避けるようにします。同じ音を使うと単調になってしまうからです。しかし、今回のコンセプトは敢えて同じ小節内で同じ音を使用しています。

つまり、本当はNGな手法です。しかし、それをOKにする方法が「裏拍をゴーストノート」にすることです。

ゴーストノート、直訳すると「幽霊音」ですね。つまり、聞こえないようにすること。ここでは裏拍の重複した音はほとんど聞こえない、むしろ吹かないようにするくらいで演奏します。

でも、全く聞こえないというわけではないです。

自分はこの場合、指は動かしているけどイメージ的にはほとんど吹いていません。フッフッフッと4分音符を吹いていて、その息の余韻を使っているイメージです。

全く吹いていないわけではないけど、かすかに聞こえる音。これがゴーストノートとしてフレーズにリズム感を与える効果があります。

ハーフタンギングで音を聞こえなくする方法もありますが、自分は苦手なので、息の余韻というイメージです。

アドリブのコピー譜などもこのようなゴーストノートがたくさん入っています。楽譜によっては書いていない場合もあるし、逆にしっかり書いてある場合もあります。

ゴーストノートは極端な強弱をつけた演奏と思っても大丈夫です。楽譜通りに吹いたのに聞こえる感じが全く違う場合はこのゴーストノートの使い方も重要だと思ってください。

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Stella By Starlight的コード進行でのソロ例

「星影のステラ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはメロディーの音を使うことです。

星影のステラはパブリックドメインの曲なのでメロディーを載せても全く問題ないですね。ということで、このソロでは「M」と記載されているのがメロディーの音です。つまり、メロディー+8分音符と考えたソロ作成です。

アドリブを演奏するときにコードも分からないとなると、手っ取り早く演奏する方法がメロディーの音を使うことです。これをさらに進化させ、ちゃんとメロディーの音をすべて使った上でコードトーンも取り入れてに作ってあるので音数も増え、そして臨時記号も増えています。

もちろんただ単純にメロディーを変化させるだけではなく、基本的なルールを決めてみます。それが「M」と記載された場所だけで演奏してもメロディーとして通用することです。故に、ほとんどのMは表拍で使うようにしています。

星影のステラはメロディーでコードトーン以外の音を使うことも多いので、なかなか面白い音使いになりますね。

このようにアドリブのフレーズのきっかけにメロディー(テーマ)もどんどん使ってみましょう。

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You And The Night And The Music的コード進行でのソロ例

「あなたと夜と音楽と」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは2種類の3連符です。

3連符を多用して作っていますが、ここでは2種類の3連符を考えています。1つが2小節目や3小節目、11小節目、12小節目のような3音グループでの3連符。いわゆる普通の使い方です。

それとは別に、6小節目、16小節目、21小節目は3連符でも3拍続けており、4音+5音のグループ化した3連符を使用しています。

通常のリズムではないので、すこしズレたようなリズムでのフレーズになるので、ちょっとしたアクセントを付けるようにしています。

8分音符だけでリズムのマンネリ化がしたときなどに、このような連続する3連符を使ってみると雰囲気を変えることが出来ます。

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HAVE YOU MET MISS JONES?的コード進行でのソロ例

「HAVE YOU MET MISS JONES?」コード進行でのソロ例です。今回のコンセプトはディミニッシュコードの置き換えです。

この曲では2小節目にいきなりディミニッシュコードが出てきます。ディミニッシュコードは簡単にコードの置き換えで対応できます。

ディミニッシュコードにも使われ方がたくさんありますが、よく使われるのが次のコードにルート音が半音上がる「パッシングディミニッシュ」です。

1小節目がD→2小節目でD#→3小節目Eとルートが半音ずつ上がり、そこで使われているディミニッシュコードのことです。

これはD#ディミニッシュはコードトーンが「D#、F#、A、C」となりますが、じつはこれはB7(♭9)のルートを省略したものと考えます。B7と考えると3小節目のEm7というコードのドミナントになります。

もちろんこのコードでD#の音を使うとオイシイですが、もう一つオイシイ音がCナチュラルの音です。B7(♭9)の9thのところです。ここではそのD#とCの音を入れるようにB7(♭9)のアルペジオ、いわゆるコードトーンを中心に考えてフレーズを作っています。

D#ディミニッシュで考えてもいいですが、ディミニッシュをドミナントに置き換えることも出来るので、自分に合った方法を取ってみましょう。

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Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例

Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはテンポ90の8ビート系のリズムパターンでビバップフレーズを吹くことです。

この曲のコード進行はポップスやR&Bでも多数使われており、定番中の定番!覚えておいて損はないコード進行です。

さて、曲のキーはDマイナーで、基本はDナチュラルマイナースケール(レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド)のスケールで演奏すれば普通の演奏が可能です。

もちろんDマイナーペンタトニックも大丈夫で、マイナーペンタを中心に考えると歌いやすいフレーズも作りやすいと思います。

しかし、今回は敢えて16分音符多めのビバップフレーズ、いわゆるジャズなフレーズをたくさん入れています。Cm7-F7などは典型的なII-Vフレーズになるようにしているほか、A7ではミクソリディアン♭9♭13(いわゆるハーモニックマイナーp5↓)ってのも入れていますし、半音階をたくさん取り入れています。

強引ではありますが、ビバップフレーズとは、半音階(アプローチノートやパッシングトーン)やアルペジオ、そして裏拍での跳躍がたくさん入るフレーズのこと。もちろん半音階もいつでも使っていいわけではなく、裏拍で使います。ここでは16分音符の2音目と4音目ですが、そこに臨時記号を多く使っています。

もちろんそれだけではなく、3連符のリズムやタイを使ったシンコペーションも入れることでリズムに変化をもたせるようにしています。

マイナースケールだけでなく、そこからさらに複雑なフレーズを作りたい場合や、ジャズっぽく演奏したい場合はポップス系の進行でもどんどんジャズのフレーズを取り込んでみましょう。

ただし、ゆっくり演奏するとあまりかっこよくならないので、そこは16分音符を中心に!!

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Here’s that Rainy Day的コード進行でのソロ例

Here’s That Rainy Dayコード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「8分音符+2つの16分音符(半音階)」を使うことです。

8分音符+2つの16分音符は「タータタ」というリズムで、ここでは意図的にたくさん使用しています。また、それらの16分音符は全て半音階になっています。

このhere’s That rainy Dayはテンポのゆっくりな曲です。バラードで演奏されることも多い曲ですが、セッションではミディアムスローでも普通に演奏されます。

となると、8分音符でスケールの上昇下降だけでは変化が少ないので、フレーズのリズムの変化がほしくなります。

そこで手っ取り早くリズムに変化を入れる方法が、8分音符+2つの16分音符。ドレミファソラシドとスケールを上昇するような感じでも、どこかに1音、半音階を足すような感じです。

使用した場所

  • 3小節目1拍目
  • 6小節目4拍目
  • 8小節目4拍目
  • 12小節目4拍目
  • 20小節目2拍目
  • 22小節目4拍目
  • 26小節目2拍目
  • 28小節目4拍目
  • 29小節目4拍目

そして超重要なのは「タータタ」というリズムの次の音。つまり、その次の拍の頭の音。ここまで半音階にするようにしてみてください。

スケールに1つ音を足すだけでも雰囲気を変えることが出来る方法です。

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St. Thomas的コード進行でのソロ例

セント・トーマスコード進行でのソロ例です。

今回のコンセプトは速いテンポでのソロなので4分音符を中心に作ってみることです。

キーがAメジャーなので左手の小指が大活躍です。アドリブでも8分音符をどんどん使っていけばいいですが、小指を速く動かすためにはやはり技術が必要です。しかし、技術は一朝一夕で身につくもではないです。

そこで、4分音符を中心にソロを組み立ててみます。
もちろんただ単純にスケールを上昇/下降するだけではソロは組み立てられません。大事なのはインターバル(音程)です。

2〜3度の音程だけではなく、4度以上~1オクターブ以内の音程をどんどん取り入れてみてください。

上手く作れない場合は最後の音を「ラ」にするだけでセント・トーマスのコード進行はフレーズになります。

1コーラス目は4分音符を中心に、ラの音で終わることを意識しています。
2コーラス目は逆に8分音符を入れ、ラ以外の音で終わるように意識しています。

また、コード進行的な内容ですが、美味しいコードはC#m7(♭5)です。ここではAメジャーのスケールではないGナチュラルの音がコードトーン入ります。上手く取り入れるとコード感を出すことができます。

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5+4+3のアルペジオ練習

アルペジオの練習も音数を変えて行ってみます。運指技術だけでなく、リズム感を鍛える練習になります。

各アルペジオは以下のようになります。

  • 5音:ドミソシレ(9th)
  • 4音:ドミソシ(7th)
  • 3音:ドミソ(トライアド)

この5音、4音、3音のアルペジオを組み合わせたものが「A」です。上段が5+4+3、中段が4+3+5、下段が3+4+5です。他の組み合わせもありますが、まずはこの組み合わせの練習で、各アルペジオとリズムの組み合わせを正確にできるようにしてみます。

さて、「B」から5+4+3のみで行ってみます。5+4+3は足すと3拍のフレーズになるので、3/4拍子が基本になりますが、これを4/4のリズムパターンに乗せてみたものです。ドラムを聞きながらこれを行い、4/4のリズムをしっかりと身につけるようにします。

「C」はキーを変えたものです。GやFといった簡単なキーで練習し、なれたら徐々に難しくしてみます。オクターブの切り替えや、左手&右手の組み合わせが難しいので、たくさんのキーで出来ることが望ましいです。

「D」はエキスパートコース。半音ずつ上げていっています。ここでは途中で切れていますが、12のキーで全てできるようにすることが理想です。

アルペジオをしっかりとマスターしながらもリズムキープができるように。

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ソシレ・ソドレ・ソド#レの運指

「ソシレ・ソドレ・ソド#レ」と真ん中の音が半音ずつ上がる音使いです。「ソシレ・ソドレ・ソド#レ」といってもオクターブ上と下の2種類あります。どちらとも難易度が高く、サックスではこの運指に弱点が詰まっています。

「A」はオクターブ下ですが、ここで気をつけるのは左手親指のオクターブキー。オクターブの切り替えがスムーズに出来るようにしておきます。結構「レ→ソ」というオクターブキーを離す動きも難しかったりします。

「B」はオクターブ上です。ここで気をつけるのはレの時です。指が離れすぎないようになるべくキーに近づけておきましょう。

「C」は両方のオクターブ。A、B両方やるだけだから簡単だと思いきや、全く別物に変わります。オクターブキーを使うだけでガラッと雰囲気が変わります。

特に注意しておきたいのが親指と中指の力関係。オクターブキーを押すのに力が入りすぎるとそれに負けないように中指にも力が入ってしまいます。逆にオクターブキーを離すとそれに釣られるように中指も離してしまったり…。

親指と中指を別々の動きにすることが結構難しいので、それを意識してみましょう。

「D」は応用です。かなり難しいです。オクターブのイメージをしっかりと持っておかないと運指の難しさだけではなく、音が裏返ったりするので。

なるべく速く、何回も行うのが理想ですが、まずは正確に。

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Aマイナーペンタトニックとグループ化

Aマイナーのアドリブでパラパラと高速フレーズで演奏するフレーズがあります。もちろん速く演奏するためには技術も必要ですが、そこには少し知識も必要です。

速いフレーズはAマイナーペンタトニックで、1拍のグループを連続している場合が多いので、まずはA、Bの練習をしてみます。4音グループの練習です。

この中でも特に重要なのが2小節目の「ラソミレ」もしくは「ドラソミ」です。この2つが非常によく使用されます。理由は「単純に高い音」&「オクターブキーの運指が入らないから(簡単な運指)」です。

「ラソミレ」もしくは「ドラソミ」を速く演奏するだけでも十分ですが、C・Dは少し変えて「ドラ」の音を足して6音グループを混ぜています。

Cが4音グループ+6音グループの繰り返し、Dが4音+4音+6音グループの繰り返しです。

もちろん難易度は上がりますが、裏拍と表拍が入れ替わるのでリズム的にも面白く聞かせることが出来ます。

E・Fはラの音のみを足した5音グループです。奇数音グループは非常にリズムが難しくなります。しっかりとしたリズム感を鍛える上でも練習になる方法です。

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ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法【霧の日(ア・フォギー・デイ)】

ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法の5曲目、A Foggy Dayの再生速度を変えたものを作成しました。

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ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法【朝日のごとくさわやかに】

ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法の4曲目、Softly, As In A Morning Sunriseの再生速度を変えたものを作成しました。

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ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法【枯葉】

ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法の3曲目、Autumn Leavesの再生速度を変えたものを作成しました。

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ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法【フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン】

ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法の2曲目、Fly Me To The Moonの再生速度を変えたものを作成しました。

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ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法【モリタート(マック・ザ・ナイフ)】

ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法の1曲目、モリタート(マック・ザ・ナイフ)の再生速度を変えたものを作成しました。

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左手全体とオクターブ切替&リズムの練習

左手全体とオクターブ切替&リズムの練習です。基本的には「ラソシラドシレド」です。

この「ラソシラドシレド」ですが、左手薬指の動きのほか、オクターブの切り替えも入っており、なかなか厄介な運指です。オクターブキーの親指の動きも含めて、しっかりと把握しておきましょう。

Aが8分音符での演奏で、まずは確実に。
Bが16分音符でより速く演奏してみましょう。

次にC、D、Eですが、これは16分音符ずつずらしていったものです。メトロノームを使ってリズムを正確に合わせたいところです。

指の動きはラ→ソ、シ→ラのような「押さえる動き」と、ソ→シ、ラ→ド、「離す動き」とその両方の「交差する動き」があります。

押さえる動きが表拍になると簡単ですが、押さえる動きが裏拍になると急に難しくなるので、「1つ出来たら同じ動きなので全部できる」と思わないようにしておきましょう。


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Moanin’的コード進行でのソロ例

「モーニン」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはフラジオの「ソ」です。

全体的に高音域を使っているので、運指も結構難しくなっています。パームキーの運指も確実にしておく必要があります。

さて、今回はフラジオの「ソ」の音まで使っています。運指は両手とも人差し指と薬指を押さえて(中指を押さない)、さらに右手サイドキーのラ#(TAキー)を押さえています。

フラジオは特殊な運指を使って高音域を出す技術です。もちろんすぐに出ることはありません。

ここで重要なのが、フラジオを出すために最初に頑張るべきことは運指を覚えることです。フラジオを出すためにアンブシュアをいじったり、倍音練習したりするのではなく、まず最初にテンポに合わせて運指を覚えること。

曲の中で使うフラジオは難易度が高いので、そのうち音は出るから、まずは運指を確実にしておこうと思えるようにしてみてください。

運指が出来ていないのにフラジオが出る確率は0%に近いです。しかし、運指ができていれば偶然音が出ることもあります。まずはテンポに合わせて運指をしっかり練習してみましょう。

ちなみに、フラジオのコツなどはこちらに記載していますが、他にも運指などはサックス基礎トレ本や、サックスプレイヤーのための全知識に掲載しています。

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Sunny的コード進行でのソロ例

「サニー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは簡単なパームキー運指です。

この曲はジャズミュージシャンも演奏をよく行う曲ですが、原曲がロック曲なのでリズムも8ビート系でよく演奏されます。

音数をもっと増やしてバリバリといきたいところですが、コンセプトが簡単なパームキー運指としているので、難易度はなるべく落とすようにしています。

譜例ですが、なるべく1つのフレーズの中に低音域からパームキー(手のひらで押さえるキー)である高音域のレ、レ#、ミ、ファ、ファ#の音を入れるようにしています。コードトーン的にレの音が多くなってしまいますが…。

パームキーを速く使えるようにするためには、押さえることも大事ですが、通常の運指の形へ戻すことを重点的に考えます。つまり、手を離しすぎないこと。

例えば高音のレを押さえた時に、中指はどこにいるか考えたことはありますか?

正解はドのキーを触っていることです。押さえるのではなく、触った状態でレを演奏できるかどうかです。

高音域を速く演奏するためのコツは「指を楽器から離さない」と考えることです。スケール練習だけでなく、このような曲の中で演奏出来るようにしてみます。


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ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET的コード進行でのソロ例

「明るい表通りで」コード進行でのソロ例です。

今回のコンセプトはメジャーコードでの9thです。

アドリブ時に伸ばす音や強調する音はコードトーンが望ましいとされています。しかし、敢えてコードトーン以外の音、いわゆるテンションを使うことも出来ます。

今回はメジャートライアド(いわゆる3和音)とメジャーセブンのコードで9thの音を一番長く使っています。ここではAの時にシ、D△7の時にミという音がその9thに該当します。
もちろん全てのメジャーコードでこれだけ長く使うことはありませんが、違和感もそこまで無いはずです。

コードのルート音を演奏するとフレーズが終った感もあり、メロディーを落ち着かせるような音です。それに対し、9thの音は少し浮遊感というか、なにかもう少しメロディーが続きそうな感じを出すことが出来ます。

9thはコードの和音で使うとオシャレに変わり、フレーズで使うと少し危険な雰囲気を出しながらもこれはこれでOKと思わせるような音です。