High Eは親指を支点に回転させるイメージ

High Eは右手親指を支点に回転させるイメージにします。
ビンテージ機種は違いますが、現行モデルはほとんどがHigh Eキーの上部が曲がっています。これは運指ミスを避けるための構造だと思いますが、何故上部が曲がっているかというと、行き過ぎないようにするためですよね。そうなると、楽器に対して垂直に押さえるのではなく、上方面へ力が向かっているという意味です。その上方面への力を冷静に考えると、前述のとおり親指を支点に手首を回転させるイメージを持つとそのような動きになります。

楽器を使わなくても出来る小指の運指練習

今回は小指のみの運指練習について。

速く動かすためには力を抜く必要があるわけですが、どうすれば力が抜けるのかを考えてみます。

色々な演奏動画を見てみると分かりますが、小指が常に曲がった状態のプレイヤーが多いはずです。
つまり、小指を曲げたまま指を動かす事が出来るかどうかです。

そこで下記のような練習を行ってみます。

指を曲げたまま、付け根の関節を動かすようにします。もちろんその時に肘や手首が動かないようにして下さい。
これを速く動かせばいいわけですが、なかなか動かないはずです。出来る様になると小指というか全体に力が要らない状態で動いていると思います。

小指と薬指の運指練習

薬指と小指は弱点運指なので鍛えるべき場所なんですが、そこで楽器を使わなくても出来る運指練習方法の1つです。

親指、人差し指、中指を付け、薬指と小指を同時に動かします。
その時に回転させるような動きをやってみます。

これが出来る限り直線的にならないように気をつけます。

手繰り寄せるような動き(閉じるような動き)が下降型の運指、押し出すような動き(開くような動き)が上昇型の運指練習になります。

動画ではスムーズに動かいていますが、やはり運指が苦手な人は動きが遅いようです。

そしてもう一つ重要なポイントが利き腕かどうか。
意外にも利き腕のほうが動かない人は多いです。ここをスムーズに動かすようにしてみてください。

また、この運指では肘近辺の疲れが出てくると鍛えるべき場所となるのですが、手の甲や指が痛くなる場合はまずは力を抜くということを考えてやってみてください。

2015/2/17 ライブ音源

2015/2/17に行ったライブ音源です。
かれこれ15年ほど前に書いた曲を久々にやってみました。

サックスにDigitechのVocal300を使用してディレイやコーラスなどをかけています。

2015年グラミー賞 サックス関連で気になったもの(2)

に引き続き(2)も。

(1)の方がContemporary Instrumental部門だったのに対し、こちらはJazz部門。
チック・コリアの評価がすごく高いんですが、そこは敢えて置いといて、、、、

受賞した中では「Best Large Jazz Ensemble Album」でBig Phat BandのLife in the Bubble。

本当にコンテンポラリーなリズムとビッグバンドを合わせたいいアレンジ!!マリエンサルはソプラノで参加してるみたいですね。
ビッグバンドはスイングだけじゃないんだぞっていう部分をかっこ良く見せてくれています。

ノミネートを見るとやはり気になるのがサンボーン。
Bobby Hutcherson, David Sanborn, Joey DeFrancesco Featuring Billy HartのEnjoy The Viewです。受賞はチック・コリアでしたが、これもいいですねー。ボビー・ハッチャーソンのビブラフォン、そしてジョーイ・デフランチェスコのオルガンがまたいい感じ!!
最近はサンボーンとジョーイ・デフランチェスコの組み合わせをよく見るなー。すごくカッコイイ!!

Best Improvised Jazz SoloではThe Latin Side Of Joe Henderson (Conrad Herwig Featuring Joe Lovano)に入っているジョー・ロバーノのRecorda Meのソロが受賞していますね。

前半はロニー・キューバーのバリトンサックスソロで、後半にジョー・ロバーノが吹いています。
個人的にはあまりグッとは来ないんですが、ジョー・ロバーノのタイム感はスゴいですね。ゆったり目かと思いきや、一気にスピードアップして来るような感じ。スゴいです。

オリジナルのRecorda Meのジョー・ヘンダーソンのソロもまたステキです。

2015年グラミー賞 サックス関連で気になったもの(1)

2015年もグラミー賞が発表されました。

グラミー賞はポップスやロックだけではなく、ジャズの細かい分野(いわゆるマーケットの小さい分野)までカテゴリーが分かれており、非常に興味深いです。

気になるとろといえばジャズカテゴリーなんですが、もうひとつ重要なのが「Contemporaru Instrumental」部門。JAZZ部門から離れている所になんかアツいものを感じます。

その「Contemporary Instrumental」部門では受賞がChris Thile & Edgar MeyerのBass & Mandolin。なんとマンドリンとベースのデュオ・アルバムなんですね。
これはまた斬新!カッコイイ!!

ただ、他のノミネート作品を見てみると面白い(自分の好みなもの)ものも入ってますね。

個人的にはJeff Lorber, Chuck Loeb, Everette HarpのJazz Funk Soul。
もうジェフ・ローバーの爽やかさ全開のアルバムですね。これまたエヴァレット・ハープがゴキゲンなサックスを吹いています。やはりこのジェフ・ローバーのプロデュースするアルバムは好きです。

そしてGerald AlbrightのSlam Dunk。
こちらもジェラルド・アルブライトの爽やかさ全開のファンクですね。もはや定番のサックスで何本も録音し、厚みを重ねたサックスセクション。普通は金管を入れて厚みを出すのですが、ジェラルドはサックスを何本も入れています。これがまたいいアレンジ!!

うーん、どれもカッコイイ!!
もちろんネイザン・イーストのアルバムもステキですが。

NAMM show 2015の気になった動画(2)

NAMM show 2015できになった動画(2)です。

Sax Dakota USAというメーカーがストレート・アルト&ストレート・テナーを出展してたみたいですね。

こちらの楽器は材質のせいもあるのかもしれませんが、やはり勢いある音ですね。本当に直球勝負的な音色。

こちらもストレートアルトでの演奏。やはり勢いある音ですね。

ストレート系はソプラノが有名ですが、それのアルトとテナーです。
90年代にストレート・アルトはケニー・ギャレット、ストレート・テナーをジョー・ロバーノが演奏していましたね。

 

それ以降、使用しているプレーヤーは全く聞かなくなりましたが、ダコタというところは作っているみたいですね。
http://www.saxdakota.com/

ストレート系の楽器はL.A. SAXというメーカーが作っていたんですが、そのLA SAXから2002年にPeter LaPlacaって人が独立して作ったのがDAKOTA saxophoneらしいですね。

ストレート系楽器はソプラノでもちょっと持ち運びに困るところがあるので、テナーだとさらに大変そう…。
でも、ちょっと気になる。

NAMM show 2015の気になった動画(1)

1/22〜1/25までカリフォルニアで世界最大規模の楽器ショー「NAMM show 2015」が行なわれました。
NAMM(ナム)ショーは全米のみならず、日本や欧州の各メーカーが新製品をどんどん出してくる楽器ショーです。

世界最大規模とは言え、電気系楽器やギター関連が主流なんで、サックス関連は少ないです…。
とは言え、結構有名なサックスプレイヤーなどが演奏していたりするので、ちょっとチェックしてみました。

その中でも気になったのが、、、

セルマーのリファレンス・シリーズで銀!?72 LTD!?なんだそれ?

日本のリファレンス・シリーズに「72」は無い。アルトは「54」のみなはず。

「リファレンス」は、1世紀にわたる楽器製作の経験の蓄積と「マークVI」や「バランスド・アクション」を愛用していた伝説的な演奏家との絶え間ない交流から生み出されました。
「リファレンス」は、今日の楽器製造技術の向上のおかげで、セルマー・パリ社の最も人気の高かった機種のもつ音とメカニックの粋を集めて設計されました。
テナーの「リファレンス」には36と54の2種があります。
「リファレンス36」は、1936年に発表された「バランスド・アクション」のスピリットを継承し、豊かで伸びやかな音が特色です。
「リファレンス54」は、より音に芯があり、1954年に発表された名器「マークVI」の設計を再現しました。
アルト・リファレンスは54のみとなります。

セルマー・ジャパン

 

でも、本国セルマー・パリのサイトには72が載っている。

セルマー・パリ

これのシルバーが限定で発売されたんだなー。

動画では演奏されていないですが、どんなのかは気になる!!!

Forestone Black Bambooを試してみる

竹繊維素材を使ったForestone。
アルトのリードで自分も使っています。

そのフォレストーンからカーボン繊維を混ぜた「ブラック・バンブー」シリーズが登場したので購入してみました。

フォレストーンでは普段G-Tuneを使っています。
今までの経験上、人工リードは硬い印象なので、敢えて柔らかめを購入しました。となると、若干コシが足らなく、音質が明るくなりがち。

しかし、天然のケーンとは違う絶大なる安心というのがあります。
ケーンは気温や湿度、また経年劣化という面で「吹いたら音がすぐ出る」とは限りません。その点、人工リードの「吹いたら音がすぐ出る」というのは自分の調子や新しい事を試す時にはうってつけ。自分の「基準・標準」を作りやすいからです。
また、柔らかめにしてあるので、吹くことに力を入れたくない時には最適です。

ということで、フォレストーンのリードは常に持ち歩いています。

そしてこのブラックバンブー。
竹とカーボンの配合によって出来ているものらしい。

従来のフォレストーンリードにカーボンをブレンドして誕生したブラックバンブーシリーズ。Gモデルと同じ処理に加え、テーブル平面処理も行っており先行発売された海外でも高い評価を得ております。天然リードには天然リードの良さがあり、人工リードでは人工リードに求められる良さがあります。海外では今までの人口リードでは味わえなかった吹き心地とサウンドが評価され、多くのプレイヤーを魅了しております。

そりゃ気になる。
ということで買ってみたのでした。硬さは敢えて少し硬めに「MS」で。

そして実際に付けて吹いてみました。
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、、、硬い。

吹こうとした瞬間、自分のマウスピース(ビーチラー・メタル)のオープニングが異常に広く感じる。
つまり音を出しづらい。グッと息を押し込むと出るけど、これは口がすぐバテる。

吹き続けると大体感覚は分かってきました。

リードの美味しいポイントというのが結構手前にある感じ。
いわゆる「クラシック系」と言われるリードの鳴りに近い。

リガチャーをかなり手前につけるといつもの吹奏感に近づくので、これは厚めのリードなんだなと判断。

で、サイトを見ると

竹とカーボンの特別な配合によりコシのある音色でクラシックプレーヤーに大変評判!

やはりバンドレンのトラディショナル的な事を意識してそう。
となると、一番柔らかいのを買えばよかった。ちょっと後悔。

しかし、このコシや鳴り方はオープニングの狭いマウスピースでは威力を発揮しそう。
自分もビーチラーでちょうどいいと感じるマウスピースでもメイヤーだと柔らかすぎて合わない。

メイヤーの5MMだとサブトーンを出すときにもちょうどいいのではないかと思う。

携帯のカメラで撮ったから音も悪いけど、3種類を吹き比べてみた。

マルチプレイヤー Giulio Carmassi

パット・メセニー・グループに新しいマルチプレイヤーが参加して、その人が尋常じゃないと聞いたので調べてみた。

それがこのGiulio Carmassi(ジュリオ・カルマッシ)という人らしい。
詳しくは知らないけど、イタリア出身で、今はニューヨークで活躍しているっぽい。

ただ、そのマルチっぷりがスゴイ。

ブレッカー・ブラザーズの曲を全パートやってるし…。しかもクオリティーが高すぎる。

どうやら演奏だけじゃなく、作曲/アレンジも普通じゃないっぽい。

こりゃスゴイのが出てきたな。

Snarky Puppy

自分も口コミで知ったんですが、Snarky Puppyというバンドがカッコ良すぎる!

レイラ・ハサウェイと一緒にやったこの映像を観てぶっ飛んだ。

何だこのグルーヴ、そしてアレンジ。
強烈なバンドが出てきたな。

管楽器も3人。
2人金管で1人木管。

他の映像を見ると木管の人もテナーだけじゃなく、バスクラからフルートまで幅広くやってるなー。ソロは取っていないけど。
このようなグルーヴ感あふれるホーン・セクションでの歌モンはカッコイイね。
今回はたくさんのボーカルゲストを迎えてのライブCD/DVDみたいで、アップされている。もうどれを見てもカッコイイ!!

どうやら6月にブルーノートでもライブをやったらしい。
プロフィールでは

昨年リリースしたアルバム『groundUP』がエスペランサ、ロバート・グラスパー、マーカス・ミラーと並んで米国iTunes Jazz Chartで“Best of 2012 Albums”に選ばれ、ヨーロッパ・ツアーでもソールド・アウトが続出。話題のグループ、スナーキー・パピーが遂に日本初上陸を果たす!’04年、ベーシストのマイケル・リーグを中心にテキサスで結成。メンバーにグラミー賞受賞者を2人擁し、圧倒的な演奏力/グルーヴ感でライヴ・パフォーマンスの評判も高い彼ら。楽曲が高校や大学で教材として扱われるなど作編曲力も折り紙つき、常に革新的であり続けて来たジャズ界で、現代のシーンを牽引する存在になっている彼らのミクスチャー・サウンド、ジャズ+ファンク+ダンス+フュージョン=「jafunkadansion」を、体感しよう。

あぁ、プロフィールもすごいや。
こりゃ要チェックだ。

Vibrato A1を使って川の中で

ちょっと河原でBBQをする機会があったので、ついでということでポリカーボネート製のサックスVibrato A1で川の中で演奏というのを試してみました。

2013-08-04 11.11.02

サックスは本来、湿度なども嫌い、水中などはもっての外。
その原因はタンポの革であったり、バネの鉄であったり、その潤滑油であったり。

しかし、VibratoのA1にもバネはあるものの、その構造はシンプル。タンポもシリコン製ということで問題なし。
ということで、メーカーのサイトにもwaterproof saxophoneとして写真も掲載されています。

となると、実際に試したくなってやってみたわけですが、残念がらどっぷり体全体を使って演奏はできなかったのでU字管部分のみ。
(演奏は生徒にやってもらいました)

で、実際になんですが、U字管が水に使っていても音程変わらないんですね。
自分はもっと水が大量に入った瞬間、ピッチが半音くらい上がると思ってたんですが意外でした。

ただ、息の抜け道が無くなった瞬間、音が出なくなる。
(ここでは低音Dくらいから)

とりあえず新しい経験をしてみました。

8/1のライブ音源を少し公開

先日行ったライブ音源を少しアップ
動画制作の関係上、最長2分で。

Am7(サックスキーで)一発のソロ。

こちらはオリジナル曲でのソロ。5度上のピッチシフターかましたり抜いたりしてます。

aulochrome(オーロクローム)

ちょっとギターのダブルネックについて調べることがありました。それで、サックスも2本くっつけた楽器があったなというのを思い出して調べてみました。

ソプラノサックスが2つくっついた楽器。それが「Aulochrome」という楽器。オーロクロームと読むのかな?
なんとも不思議な楽器です。

1

ベルギー人のFrançois Louisという人が作っていますが、さすがサックスの母国ベルギー!

そこで動画も気になって探したらありました!!
以前調べた時は無かったのに。。。

すると他にもジョー・ロバーノが吹いている映像も!!

さすがジョー・ロバーノ。いろんな楽器を吹きますね。
ストレート・テナーも作って吹いていたし。

とりあえず自分は吹くことは無いと思いますが、面白い楽器ですねー。

ギター・ソロ再現倶楽部「ペグ」公開!

サックス&ブラス・マガジンの27号掲載のギター・ソロ再現倶楽部「ペグ」が公開されました。
前半部分はサックスを2本重ねて録音しています。

この楽譜はサックス&ブラス・マガジンに掲載されています。

そして残念ながらギター・ソロ再現倶楽部は今回で最後。
読んで頂いた皆様、有難うございました!!

SAX & BRASS Magazine Vol.26発売

サックス&ブラス・マガジンが発売されました。

今回も連載記事、「ギターソロ再演倶楽部」で書いています。

そして今回はDeep Purpleの「Highway Star」。この曲のソロは長いので途中まで。
でも、ちゃんとハモリパートまで作ってあります。

前回の反省を生かし、今回はZOOM Q3HDで。やっぱこっちの方が全然カメラのクオリティーがいいね。

それにしてもギター譜って参考にならないな。
今回のハイウェイスターもギター譜の通り演奏すると全然音が違う。書いてある楽譜とチョーキングの音程が全く違うんだよね。サックスでやるとそれが顕著に出る。だから、ギター譜とはちょっと音が違っているはず。