「My Funny Valentine」でのソロ例

「マイ・ファニー・バレンタイン」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「16分音符の4音目から入る」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

36小節という少し長めの小節数の曲です。
キーはCメジャーですが、ほとんど平行調のAマイナーの暗い感じになっています。

さて、今回はバラードというか、テンポが遅めなので、16分音符がメインになっています。
その16分音符で、4音目から入るフレーズを多めにしました。

付点8分休符のあとに16分音符で入るフレーズです。

この場合、「運指をメインに考えない」ことが重要です。速いフレーズの場合、「指で覚える」というのをやってしまいがちですが、このようなテンポで行うと聞いていて拍が分からなくなってしまいます。

16分音符の4音目から入りますが、重要なのは絶対に表拍の音です。そこがしっかりとリズムに乗らないと意味がありません。

ビートをしっかりと聞き、表拍を強めに感じる(演奏するのではなく感じる)ようにするとノリ、いわゆるグルーヴが出てきます。