Day By Dayコード進行でのソロ例

「デイ・バイ・デイ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「オクターブ下の音への跳躍を使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

Eメジャーのキーでシャープの多いキーです。コード進行としてはA7が特徴的なコードです。A7→G#m7(♭5)というように、半音下のルート音に行くので、subV7のような流れになっています。この場合、ディミニッシュやオルタードのようなスケールがオイシイ音使いになったりしますが、ここは敢えてコードトーン重視でいってみます。

さて、今回はオクターブ跳躍といっても、下へ跳躍するようにしています。

サックスは音が裏返ってしまうので、このような跳躍が苦手です。特に速いテンポではなかなか厳しいです。

しかし、ここで重要なポイントが出てきます。それが音量

ジャズの場合、すべての音をきれいに演奏するということはやりません。楽譜に書いてあっても出ていない音が存在します。

つまり、下に大きく跳躍する場合、ほとんど吹かなくてもOKということになります。書いてあるだけです(実際に速いテンポバージョンは自分も殆ど聞こえないように吹いてます。出来ないから。)

しかし、演奏しなくてもいいわけではないです。指は必ずやるようにします。すると息の余韻などで、ほんの僅かに音が出ているようになります。

この出ているか出ていないかの僅かな音がフレーズに躍動感を生みます。

よく4分音符を吹いていて、「抑揚がない」「一直線に聞こえる」という場合はこのような聞こえるか、聞こえないかの音を演奏できていない場合がほとんどです。

指だけリズムに合わせてやるけど、吹かない(もちろんリズムに合わせるので次の音はすぐ吹く必要がありますが)という事をやってみると抑揚も付きやすく、ジャズっぽく吹けるようにするコツです。

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April In Parisコード進行でのソロ例

「パリの4月(エイプリル・イン・パリ)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「3連符シンコペーションを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

よくあるスタンダード形式(AABAやABABという形式)ではなく、コード進行も頻繁に変わる調なので、アドリブを行う上では難しいコード進行です。

さて、難しいコード進行でもコードトーンに合わせて演奏すれば、外れた音にはなりません。その音使いを使ってメロディーを作るようにします。

そのコードトーン中心の音使いでもちょっとリズムに変化を付けてみます。

今回はそのリズムの変化でも、3連符の3つ目の音にタイを付けた「3連符のシンコペーション」を使ってみます。

ジャズ以外ではあまり使われないようなリズムなので、このリズムについては慣れが重要になると思います。

重要なポイントはその後の8分音符。ここがハネて3連符にしないように、しっかりと8分音符になるように気をつけます。また、裏拍になるので、タンギングも付いているとさらにスイング感も出しやすくなります。

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Always Thereコード進行でのソロ例

「オールウェイズ・ゼア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「1小節ずつ変わるキーに対応する」です。

演奏難易度★★★★★

コード進行は|Dm7 Am7 | Cm7/F B♭△7 |という2小節の繰り返しです。

キーはDマイナーで、ダイアトニックコードも多いのでDマイナースケールで押し切ることもできるのですが、厄介なのが「Cm7/F」です。このコードにはDマイナーのスケールに存在しない「ミ♭」の音が入るからです。

Cm7/FはF7sus4と考えることもできるので、ここはF7sus4→B♭というV-Iで考えてみます。つまり、|Dマイナー|B♭メジャー|の1小節ずつの繰り返しで考えてみます。

実際、偶数小節は転調しているような感じにも聞こえるので。

ということで、奇数小節Dマイナー(シ♭)、偶数小節B♭メジャー(シ♭、ミ♭)で、ソロを作ってみます。要は「ミ♭」の有無です。

そこにちょっと半音階を足すとフレーズも作りやすくなると思います。

前述の通りDマイナー一発で押し切ることも出来ますが、キーチェンジが苦手な場合は「ミ」を使わないDマイナーペンタ(レ・ファ・ソ・ラ・ド)などでもいいと思います。

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Spainコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「スペイン」コード進行でのソロ例・ソプラノ編です。
こちらもアルト編同様、コンセプトは「難しいキーで頑張る」ですかね…。

演奏難易度★★★★★

アルト編と同様に、リズムの書き方としては8分音符での記載が正しい書き方ですが、ここでは敢えて4/4拍子で16分音符の書き方にしています。

E♭管のG#マイナー(Bメジャー)とB♭管のC#マイナー(Eメジャー)ではラ#の有無により、難易度が激変しますが、それでも#4つのキーは難しいですね。

さて、こちらはA△7、F#m7、C#m7、E△7がダイアトニックコードです。これらのコードはC#マイナースケールで演奏します。

G#7(A♭7)はC#マイナーのダイアトニックコードでもハーモニックマイナーのダイアトニックコードになります。

「D#7(E♭7)」と「C#7(D♭7)」がノン・ダイアトニックコードなので、その2つのコードだけ要注意です。コードトーン+C#マイナースケールと考えると分かりやすくなります。

また、アルト編と同様に、「-(横棒)では半音階」と考えています。1音ずつすべて考えるのではなく、半音階として一纏めにして考えています。

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B♭キーで右手小指の分離練習

木管楽器は「指を押さえる=低くなる・指を離す=高くなる」というのが基本構造です。

しかし、サックスでは「レ→レ#→ミ」、「ミ→ミ♭→レ」など「指を押さえる=低くなる・指を離す=高くなる」とは逆の動きをする場合があります。

最初はこの運指に戸惑い、間違える原因にもなるので絶対に克服しなければいけない運指です。

ということで、その運指練習です。

今回は右手の運指「レ・ミ♭」の動きを重点的にやるようにするので、♭がシ・ミに付くB♭メジャーキーで行います。

AとBが基本練習です。連続して速く動かすことを目標としますが、、、、Bは超難しいです。速くならないと思います。

スケールには無い音ですがファ#が苦しめてくれる動きです。

短期間で克服しようとせず、長期間継続して鍛えるようにしてみてください。無理すると腱鞘炎にもなりかねないので。

CとDは応用のスケール練習です。これも薬指小指の動きを気にしながらやってみてください。

小指を楽器から離さないことも意識すると効果的です。

小指の動きが大きいとそれだけ余分な力が入りすぎて他の運指にも悪影響を及ぼします。必要最小限の動きにしておきましょう。

コツは「小指は浮かすのではなく指を曲げて離す」という感覚を掴むことです。

ちなみに、右利きの人にこれらの速い動きはかなり難しいと思っておいてください。

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Spain的コード進行でのソロ例

「スペイン」コード進行でのソロ例です。
コンセプトは「難しいキーで頑張る」ですかね…。

演奏難易度★★★★★

この曲は2/2拍子で、リズムの書き方としては16分音符ではなく、8分音符での記載が正しい書き方ですが、ここでは敢えて4/4拍子で16分音符の書き方にしています。

省スペース的な意味もありますが、サックスは16分音符のリズムでソロを吹く考えでもいいからです。

さて、この曲はG#マイナーです。#5つの難しいキーです。技術的には「ラ#」の運指がポイントになると思います。Bisキーとサイドキー(taキー)を上手く使い分ける必要があります。

難しい曲ですが、コード進行としてはそこまで複雑なものではないです。ほとんどがG#マイナーのダイアトニックコードで構成されています。この辺はBメジャーで考えた方が簡単ですね。

E△7、C#m7、G#m7、B△7がダイアトニックコードになります。

D#7(E♭7)はG#マイナーのダイアトニックコードでもハーモニックマイナーのダイアトニックコードになります。

「A#7(B♭7)」と「G#7(A♭7)」がノン・ダイアトニックコードなので、その2つのコードだけ要注意です。

このように調号の多い曲では「#が5個、ファドソレラに付く」と考えるのではなく、「シミ以外、全部に#が付く」と考えるようにします。もう#がついて当たり前のような感覚です。

ということで、今回の譜面は音階名に#などを振らないようにしています。

また、「-(横棒)では半音階」と考えています。1音ずつすべて考えるのではなく、半音階として一纏めにして考えています。

考えることを少なくするのも重要な方法です。

技術に関しては、、、、ひたすら練習あるのみ。特にラ#の運指に関しては。

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アプローチノートのあるメジャースケール

スケール練習も普通に上昇下降するだけでは単なる指の動きだけでしかなく、「使えるスケール練習」とはなりません。

そこで、ジャズのフレーズでもよく使うアプローチノートを含めたスケール練習にしてみます。

その他のアプローチノートについてはこちら

ABがGメジャー、CDがCメジャースケールになっています。

2拍グループとして考え、2拍目の裏と4拍目の裏はアプローチノートになっています。つまり、次の音(1拍目と3拍目の表)の半音下です。

スケール外の音になるので、慣れが必要になりますが、アプローチノートを考え、直感的に反応できるようにする目的があります。

「Gメジャー一発」と言われて、このような音使いができるようになってくるとジャズの雰囲気を出すフレーズが作れるようになります。

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The Shadow Of Your Smileコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「いそしぎ(シャドウ・オブ・ユア・スマイル)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「平行調の3種類のマイナースケールを使う」です。

アルトサックス編はこちら

演奏難易度★★★☆☆

基本的にはアルトサックス編と同じ考えです。B♭管の場合はこの曲のキーは調合が無しのCメジャーです。

Cメジャーの平行調であるAマイナーは下記の構成音です。

  • Aナチュラルマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
  • Aハーモニックマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ#・ラ
  • Aメロディックマイナー:ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ

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The Shadow Of Your Smileコード進行でのソロ例

「いそしぎ(シャドウ・オブ・ユア・スマイル)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「平行調の3種類のマイナースケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

この曲のキーは調合が#1つのGメジャーです。しかし、この曲はコードにGが少なく、どちらかというとマイナーの雰囲気があります。

そこで、ちょっとGメジャーと同じ調合であるマイナー、いわゆる「平行調」で考えるとEマイナーで考えてみます。

すると、一見II-Vの多い転調だらけのコード進行でも、ほとんどがEマイナー関連スケール「ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー」のダイアトニックコードに分類されます。

転調続きに見えても実際はあまりキーが変わっていないコード進行です。

このスケールが分かればコードを丸暗記するより少なく、非常に効率的にアドリブを作れるようになります。

今回はそのスケールが分かりやすくなるように、跳躍を減らし、スケールの上昇/下降 を主に使うようにて作っています。

ちなみに、「マイナー」として考えて、3種類ではなくナチュラルマイナーで押し通してもテンションに該当することが多いです。そのため、ハーモニック・メロディックを捨てて、ナチュラルマイナー一本で考えても無理矢理ですが、押し通すことも可能です。

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Everything Happens To Meコード進行でのソロ例

「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「16分音符で3・5・7・9アルペジオを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

基本的にバラードで演奏する曲なので、テンポ遅めで考えています。そうなると16分音符を入れたくなるところです。

その16分音符では3・5・7・9アルペジオを主に使うようにしています。コードの3rdの音から始まり3度の音を積み重ねて5th、7th、9thを使う事です。

3rdから始めるアルペジオで最後の音はルート音(3・5・7・1アルペジオ)に行くのがコードトーンですが、敢えてそこは9thに行くようにしています。

そうするとアルペジオの次の音、つまり表拍がルート音に行きやすいので、コード感を出しやすいフレーズ作りにもなります。

また、このように16分音符を入れる場合、アルペジオのすべての音をきれいに吹くのではなく、ちょっと低音域は聞こえないような音で演奏するのもジャズサックスの定番奏法です。

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Bluesette的コード進行でのソロ例

「ブルーゼット」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「3拍子でオクターブ跳躍を使う」です。

難易度★★☆☆☆

Gのキーを中心としながらもサブドミナントマイナーを上手く使い、GメジャーとGマイナーのキーを行ったり来たりするコード進行です。

さて、この3拍子の曲ですが、オクターブの跳躍をたくさん入れるようにしています。

「オクターブの跳躍」といっても高い方に行くだけではありません。低い方へのオクターブの跳躍もあります。

この場合、特に重要なのが音量。速いテンポになると特にそうですが、音量を一気に落とさないと(聞こえなくてもいいくらい)サックスの場合コントロール不能になります。

もちろんコントロールだけでなく、実際のジャズの歌い方も一気に低い音になると聞こえるか、聞こえないかくらい音量差を付けます。

これを3拍子でやるためにはしっかりとテンポや、拍のカウントが必要になります。付点4分音符も多用しているので、リズムをしっかりとキープしてみてください。

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You’d Be So Nice To Come Home Toコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「帰ってくれたらうれしいわ」コード進行でのソロ例のソプラノサックス編です。コンセプトはアルトサックス編と同様、「オルタードスケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

全てではないですが、E7やB7といった、マイナーII-VのV7でオルタードスケールを使うようにしています。

自分の場合、オルタードスケールの覚え方は5th以外のコードトーン(全部で3音)+ルートの半音上(♭9)、3rdの半音下(#9)、5thの半音下(#11th)、5thの半音上(♭13)といった感じにしています。

もちろん素早く出すためには半音上のメロディックマイナーでももちろんOKです。ちなみに、増4度上のリディアン♭7thも同じスケール音ですが、これはあまり考えないです。

マイナーII-VはオルタードスケールやコンディミなどがメジャーII-Vに比べてハマりやすいので、メロディーを作りやすくなると思います。

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I’ll Close My Eyesコード進行でのソロ例

「アイル・クローズ・マイ・アイズ/瞳を閉じて」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「フレーズの終わりにシンコペーションを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

フレーズの終わり方はアドリブ作成時に結構悩むもの。そこで今回はちょっとしたアイデアを入れてみます。

フレーズの終わり方(と言うか最後の音)は伸ばして終わる/短く終わる、表拍で終わる/裏拍で終わるの組み合わせです。

今回はその中でも前半は伸ばして終わる、後半は短く終わるをなるべく多く使うようにしています。

その前半部分で多く出てくるのが4分音符と8分音符2つでタイを付けているもの。「タータター」というリズムです。

3,6,12,18小節目のリズムです。

もちろんここ以外にもフレーズの中で使っていますが、「フレーズの最後」となるとこの4ヶ所です。

このリズム、個人的には超おすすめ終わり方の一つです。故に他のアドリブ譜でも多用しています。理由は簡単ながらもリズムの変化(4分音符→8分音符)を出せるからです。

フレーズ集などを見ると表拍終わりが結構多いです。しかしこれでは「とってつけた感」がすごく出てきてしまいます。その最後をちょっと変化してタータターと付け足してみたりすると全然雰囲気が変わります。

今回は全体を簡単にしていますので、タータターとしっかりとリズムに乗れるようにしてみてください。

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The Girl From Ipanema的コード進行でのソロ例

「イパネマの娘」コード進行でのソロ例です。
コンセプトは「転調に対応するスケール」です。

演奏難易度 ★★★☆☆

この曲はAABAのフォームです。Aメロの8小節はキーこそ違いますが「A列車で行こう」のコード進行と同じコード進行です。(「A列車で行こう」についてはこちら)

もちろんちょっと捻りを加えて、IIm7-V7-I(Em7-A7-D)ではなく、代理コードを使用したIIm7-♭II7-I(Em7-E♭7-D)になっています。

♭II7(音楽理論的な名称では『subV7』)はリディアン♭7というスケールで演奏しますが、今回はここはサクッと流して「そういうもんだ」にしていきます。

さて、問題は17小節目からのBセクションです。ここはDメジャーから転調しています。

今回のソロはそのスケールと転調が分かりやすいようにBセクションは敢えてスケールそのままに作っていますが、自分はキーの推移とそれに対応するスケールは下記のように考えています。すると半音上がる→マイナー転調みたいな覚えやすい形ができあがります。

E♭
(E♭メジャー)
E♭
(E♭メジャー
E♭m
(E ♭ドリアン)
E♭m
(E ♭ドリアン)
E♭m
(ナチュラルマイナー)
E♭m
(ナチュラルマイナー)
Em
(メロディックマイナー)
Em
(メロディックマイナー)
Em
(ナチュラルマイナー)
Em
(ナチュラルマイナー)
Dm
(ナチュラルマイナー)
Dm
(ナチュラルマイナー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)

もちろん複雑に考えることも出来ると思いますが、簡単に考えるとこのように対応出来ると思います。

スケールはE♭ドリアンはメロディックマイナーでも全然OKですね。そのほうがシンプルに覚えやすいです。

転調とそれに対応するスケールをしっかりと覚えておくのがこの曲のコツになります。

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Black Orpheus的コード進行でのソロ例【ソプラノ編】

黒いオルフェ的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはアルトサックス編と同じく、「ハーモニックマイナーで9thを使う」です。

基本的にはアルトサックス編と同じです。キーがBマイナーなので、Bハーモニックマイナーを主に使っています。ラ#の音がポイントになります。

また、コンセプトのもう1つである9thの音はC#の音になります。それを1ヶ所以上使うようにしています。ハーモニックマイナースケールでA#の音を使っていますが、それだけではキツい音使いになってしまいます。9thをいれて少しハーモニー的にも面白い音を入れてみようという内容です。

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Black Orpheus的コード進行でのソロ例

黒いオルフェ的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ハーモニックマイナーで9thを使う」です。

マイナーの曲はImのコードでは7thの音が記載されておらず、3和音が一般的です。これは3種類のマイナースケール(ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー)のどれを使ってもいいという意味で考えることができます。この曲のキーはF#マイナーなので、F#mと3和音になっています。

さて、そのF#mではナチュラルマイナーが普通に聞こえるスケールですが、ここではハーモニックマイナーを選択しています。理由はG#m7(♭5)-C#7というマイナーII-Vが入っているから。C#7の3rdであるE#の音がオイシイんですよね。

ということで、G#m7(♭5)-C#7-F#mというコードでは「F#、G#、A、B、C#、D、E#」のハーモニックマイナーを使っています。

さらにもう1つ、スケール内では9thであるG#の音を1ヶ所以上使うようにしています。ハーモニックマイナースケールでE#の音を使っていますが、それだけではキツい音使いになってしまいます。9thをいれて少しハーモニー的にも面白い音を入れてみようという内容です。

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Take Five的コード進行でのソロ例

「テイク・ファイブ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「拍子を3と2に分ける」です。

Take Fiveは5拍子の代表的な曲です。その5拍子ですが、拍は基本的に5を数えるよりも「3+2」と数えるようにします。

となると、アドリブも3+2で考えるようにします。前半部分の3拍はなるべく同じような形(リズム)で作るようにしています。そこに2拍を足すような感じです。

しかし、5/4拍子は拍を考えるよりも一気に吹きまくった方がいい感じになりやすいですね。特にTake Fiveのアドリブは小節数は決まっていません。同じコード進行で、好きなだけという場合が多いので、あまり考えなくてもいいというのもあります。

音使いですが、今回のスケールはCドリアン・スケールで作っています。実際のオリジナルのアドリブもほとんどラの音は使っていなく、たまにナチュラルのラの音が入っています。Gm7のコードも入るので、ナチュラルマイナーよりもドリアンのほうがしっくりきます。

ちなみに、ポール・デスモンドは他のバージョンではハーモニックマイナーで、速く吹くアドリブをよく聞きます。Take Tenでもそのスケールで演奏しています。

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It’s Only a Paper Moon的コード進行でのソロ例

「イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ディミニッシュコードと半音下のドミナントセブンの関係」です。

この曲はディミニッシュコードをよく使っている曲です。4小節区切りで考えて、各一小節目(楽譜でいう一番左の小節)のほとんどでディミニッシュコードを使用しています。

となると、ディミニッシュコードの対応が必須となります。

ディミニッシュコードのコードトーンがすぐに分かるのであれば問題ないですが、使用されている曲が少ないことから、すぐに分かるとはいかない場合も多いです。

「ディミニッシュコードは短3度音程の積み重ね」と理論ではそう書きますが、その音程もすぐに出てこない、、、、という時の使い方です。

「半音下のドミナントセブンと同じで、ルート音だけ半音上」と覚えるとわかりやすいと思います。

そこから第2段階で「♭9のテンションを足す」と考えてみます。するとコードトーンの出来上がりです。

この曲ではA#dim7です。となるとルートはA#なので、半音下はA。それのドミナントセブンなので「A7」。コードトーンは「ラ・ド#・ミ・ソ」です。それに♭9のテンションであるB♭の音を足すと「ラ・ド#・ミ・ソ・シ♭」です。このルート以外の「ド#・ミ・ソ・シ♭」がディミニッシュのコードトーンです。

「じゃ、Aの音は要注意?」となりますが、これはディミニッシュスケールの音に入るので、ほぼ問題ありません。

「半音下のドミナントセブン」なら考えやすいと思います。

さて、曲の方に戻りますが、この曲は1小節目の3,4拍目でディミニッシュコードを使っていますが、5小節目ではA7になっています。上記の考えで行くとA#dim7とA7は同じですね。

ということで、1小節目と5小節目、9小節目と13小節目、17小節目と21小節目(ここは同じコードですが)、25小節目と29小節目は少しリズムを変えていますが、同じ音使いで、ほぼ同じフレーズで作っています。

A7でも♭9のテンションが入るので、面白い音使いになりますね。

ディミニッシュはもう一つ、セカンダリードミナントの転回形と考えることもできますが、瞬時に判断するにはこの半音下のドミナントセブンが分かりやすいとお思います。

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The Chicken的コード進行でのソロ例

「チキン」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「コードを分割する」です。

チキンは16小節ブルースと言われるもので、コードもブルースとよく似ています。ということで、同じコード(ドミナントセブン)が続きます。

この場合、コードトーンを中心にアドリブする場合だと、どうしても同じようなことばかりやってしまう問題が出てきます。

例えば最初のG7ではコードトーンはソシレファです。その音だけで4小節アドリブを演奏するには無理があります。

そこで、「コードを分割する方法」を使います。
その代表的なものがIIm7-V7化することです。

G7→V7で考えると、IIm7→Dm7になります。
「Dm7-G7」、よく見るII-Vですね。

つまり、「G7」となっているところではDm7を足して、|Dm7 G7 |と2拍ずつコードを分割しています。

もちろん他のコードでも使えます。C7ならGm7を足して、|Gm7 C7 |、B7は|F#m7 B7 |とコードを分割することも可能です。

となるとオリジナルが下記のコード進行ですが、、

|G7 |G7 |G7 |G7 |
|C7 |C7 |B7 |E7 |
|A7 |A7 |A7 |A7 |
|G7 |G7 |G7 |G7 |

下記のようにII-Vに分割しています。

|Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |
|Gm7 C7 |Gm7 C7 |F#m7 B7 |Bm7 E7 |
|Em7 A7 |Em7 A7 |Em7 A7 |Em7 A7 |
|Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |

IIm7はマイナーペンタトニックや半音階も足していますが、基本的にはコードトーン中心に考えています。

するとG7では「アボイドノートがドだからそれを避けて〜」みたいなことからも抜け出してフレーズを作りやすくなります。

ファンクでもII-Vといったジャズフレーズを応用した作り方の例です。

16分音符中心でつくったので、ここでは2拍ずつのコードチェンジにしましたが、1小節づつのコード分割でもいいと思います。

アドリブ時にコードに縛られてしまうのであれば、コードを分割することも感がてみましょう。

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右手小指のトレーニング

右手小指は右利きの人にとって最大の弱点の一つ。速い運指が出てきてもスムーズに動かしづらい運指です。

そこで右手を中心に運指強化。小指を中心に鍛える(いじめる)内容です。

どえも速く、長くやってみますが、やはり3~4回リピートが限界かも。もちろんこの限界の先が鍛えるということなので、我慢してやってみます。

しかし、腱鞘炎と隣合わせな内容なので、そこはほどほどに。

運指トレーニングの基本は離す動きが大きくなりすぎないこと。最小限の動きにしないと速くならないです。

利き腕の動きは遅い(というか思ったように動かしづらい)ので、安定した力調整→速さを心がけます。