You’d Be So Nice To Come Home Toコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「帰ってくれたらうれしいわ」コード進行でのソロ例のソプラノサックス編です。コンセプトはアルトサックス編と同様、「オルタードスケールを使う」です。

演奏難易度★★★☆☆

全てではないですが、E7やB7といった、マイナーII-VのV7でオルタードスケールを使うようにしています。

自分の場合、オルタードスケールの覚え方は5th以外のコードトーン(全部で3音)+ルートの半音上(♭9)、3rdの半音下(#9)、5thの半音下(#11th)、5thの半音上(♭13)といった感じにしています。

もちろん素早く出すためには半音上のメロディックマイナーでももちろんOKです。ちなみに、増4度上のリディアン♭7thも同じスケール音ですが、これはあまり考えないです。

マイナーII-VはオルタードスケールやコンディミなどがメジャーII-Vに比べてハマりやすいので、メロディーを作りやすくなると思います。

楽譜、音源のダウンロードはこちら

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I’ll Close My Eyesコード進行でのソロ例

「アイル・クローズ・マイ・アイズ/瞳を閉じて」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「フレーズの終わりにシンコペーションを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

フレーズの終わり方はアドリブ作成時に結構悩むもの。そこで今回はちょっとしたアイデアを入れてみます。

フレーズの終わり方(と言うか最後の音)は伸ばして終わる/短く終わる、表拍で終わる/裏拍で終わるの組み合わせです。

今回はその中でも前半は伸ばして終わる、後半は短く終わるをなるべく多く使うようにしています。

その前半部分で多く出てくるのが4分音符と8分音符2つでタイを付けているもの。「タータター」というリズムです。

3,6,12,18小節目のリズムです。

もちろんここ以外にもフレーズの中で使っていますが、「フレーズの最後」となるとこの4ヶ所です。

このリズム、個人的には超おすすめ終わり方の一つです。故に他のアドリブ譜でも多用しています。理由は簡単ながらもリズムの変化(4分音符→8分音符)を出せるからです。

フレーズ集などを見ると表拍終わりが結構多いです。しかしこれでは「とってつけた感」がすごく出てきてしまいます。その最後をちょっと変化してタータターと付け足してみたりすると全然雰囲気が変わります。

今回は全体を簡単にしていますので、タータターとしっかりとリズムに乗れるようにしてみてください。

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The Girl From Ipanema的コード進行でのソロ例

「イパネマの娘」コード進行でのソロ例です。
コンセプトは「転調に対応するスケール」です。

演奏難易度 ★★★☆☆

この曲はAABAのフォームです。Aメロの8小節はキーこそ違いますが「A列車で行こう」のコード進行と同じコード進行です。(「A列車で行こう」についてはこちら)

もちろんちょっと捻りを加えて、IIm7-V7-I(Em7-A7-D)ではなく、代理コードを使用したIIm7-♭II7-I(Em7-E♭7-D)になっています。

♭II7(音楽理論的な名称では『subV7』)はリディアン♭7というスケールで演奏しますが、今回はここはサクッと流して「そういうもんだ」にしていきます。

さて、問題は17小節目からのBセクションです。ここはDメジャーから転調しています。

今回のソロはそのスケールと転調が分かりやすいようにBセクションは敢えてスケールそのままに作っていますが、自分はキーの推移とそれに対応するスケールは下記のように考えています。すると半音上がる→マイナー転調みたいな覚えやすい形ができあがります。

E♭
(E♭メジャー)
E♭
(E♭メジャー
E♭m
(E ♭ドリアン)
E♭m
(E ♭ドリアン)
E♭m
(ナチュラルマイナー)
E♭m
(ナチュラルマイナー)
Em
(メロディックマイナー)
Em
(メロディックマイナー)
Em
(ナチュラルマイナー)
Em
(ナチュラルマイナー)
Dm
(ナチュラルマイナー)
Dm
(ナチュラルマイナー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)
D
(Dメジャー)

もちろん複雑に考えることも出来ると思いますが、簡単に考えるとこのように対応出来ると思います。

スケールはE♭ドリアンはメロディックマイナーでも全然OKですね。そのほうがシンプルに覚えやすいです。

転調とそれに対応するスケールをしっかりと覚えておくのがこの曲のコツになります。

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Black Orpheus的コード進行でのソロ例【ソプラノ編】

黒いオルフェ的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはアルトサックス編と同じく、「ハーモニックマイナーで9thを使う」です。

基本的にはアルトサックス編と同じです。キーがBマイナーなので、Bハーモニックマイナーを主に使っています。ラ#の音がポイントになります。

また、コンセプトのもう1つである9thの音はC#の音になります。それを1ヶ所以上使うようにしています。ハーモニックマイナースケールでA#の音を使っていますが、それだけではキツい音使いになってしまいます。9thをいれて少しハーモニー的にも面白い音を入れてみようという内容です。

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Black Orpheus的コード進行でのソロ例

黒いオルフェ的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ハーモニックマイナーで9thを使う」です。

マイナーの曲はImのコードでは7thの音が記載されておらず、3和音が一般的です。これは3種類のマイナースケール(ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー)のどれを使ってもいいという意味で考えることができます。この曲のキーはF#マイナーなので、F#mと3和音になっています。

さて、そのF#mではナチュラルマイナーが普通に聞こえるスケールですが、ここではハーモニックマイナーを選択しています。理由はG#m7(♭5)-C#7というマイナーII-Vが入っているから。C#7の3rdであるE#の音がオイシイんですよね。

ということで、G#m7(♭5)-C#7-F#mというコードでは「F#、G#、A、B、C#、D、E#」のハーモニックマイナーを使っています。

さらにもう1つ、スケール内では9thであるG#の音を1ヶ所以上使うようにしています。ハーモニックマイナースケールでE#の音を使っていますが、それだけではキツい音使いになってしまいます。9thをいれて少しハーモニー的にも面白い音を入れてみようという内容です。

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Take Five的コード進行でのソロ例

「テイク・ファイブ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「拍子を3と2に分ける」です。

Take Fiveは5拍子の代表的な曲です。その5拍子ですが、拍は基本的に5を数えるよりも「3+2」と数えるようにします。

となると、アドリブも3+2で考えるようにします。前半部分の3拍はなるべく同じような形(リズム)で作るようにしています。そこに2拍を足すような感じです。

しかし、5/4拍子は拍を考えるよりも一気に吹きまくった方がいい感じになりやすいですね。特にTake Fiveのアドリブは小節数は決まっていません。同じコード進行で、好きなだけという場合が多いので、あまり考えなくてもいいというのもあります。

音使いですが、今回のスケールはCドリアン・スケールで作っています。実際のオリジナルのアドリブもほとんどラの音は使っていなく、たまにナチュラルのラの音が入っています。Gm7のコードも入るので、ナチュラルマイナーよりもドリアンのほうがしっくりきます。

ちなみに、ポール・デスモンドは他のバージョンではハーモニックマイナーで、速く吹くアドリブをよく聞きます。Take Tenでもそのスケールで演奏しています。

楽譜、音源のダウンロードはこちら

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It’s Only a Paper Moon的コード進行でのソロ例

「イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ディミニッシュコードと半音下のドミナントセブンの関係」です。

この曲はディミニッシュコードをよく使っている曲です。4小節区切りで考えて、各一小節目(楽譜でいう一番左の小節)のほとんどでディミニッシュコードを使用しています。

となると、ディミニッシュコードの対応が必須となります。

ディミニッシュコードのコードトーンがすぐに分かるのであれば問題ないですが、使用されている曲が少ないことから、すぐに分かるとはいかない場合も多いです。

「ディミニッシュコードは短3度音程の積み重ね」と理論ではそう書きますが、その音程もすぐに出てこない、、、、という時の使い方です。

「半音下のドミナントセブンと同じで、ルート音だけ半音上」と覚えるとわかりやすいと思います。

そこから第2段階で「♭9のテンションを足す」と考えてみます。するとコードトーンの出来上がりです。

この曲ではA#dim7です。となるとルートはA#なので、半音下はA。それのドミナントセブンなので「A7」。コードトーンは「ラ・ド#・ミ・ソ」です。それに♭9のテンションであるB♭の音を足すと「ラ・ド#・ミ・ソ・シ♭」です。このルート以外の「ド#・ミ・ソ・シ♭」がディミニッシュのコードトーンです。

「じゃ、Aの音は要注意?」となりますが、これはディミニッシュスケールの音に入るので、ほぼ問題ありません。

「半音下のドミナントセブン」なら考えやすいと思います。

さて、曲の方に戻りますが、この曲は1小節目の3,4拍目でディミニッシュコードを使っていますが、5小節目ではA7になっています。上記の考えで行くとA#dim7とA7は同じですね。

ということで、1小節目と5小節目、9小節目と13小節目、17小節目と21小節目(ここは同じコードですが)、25小節目と29小節目は少しリズムを変えていますが、同じ音使いで、ほぼ同じフレーズで作っています。

A7でも♭9のテンションが入るので、面白い音使いになりますね。

ディミニッシュはもう一つ、セカンダリードミナントの転回形と考えることもできますが、瞬時に判断するにはこの半音下のドミナントセブンが分かりやすいとお思います。

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The Chicken的コード進行でのソロ例

「チキン」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「コードを分割する」です。

チキンは16小節ブルースと言われるもので、コードもブルースとよく似ています。ということで、同じコード(ドミナントセブン)が続きます。

この場合、コードトーンを中心にアドリブする場合だと、どうしても同じようなことばかりやってしまう問題が出てきます。

例えば最初のG7ではコードトーンはソシレファです。その音だけで4小節アドリブを演奏するには無理があります。

そこで、「コードを分割する方法」を使います。
その代表的なものがIIm7-V7化することです。

G7→V7で考えると、IIm7→Dm7になります。
「Dm7-G7」、よく見るII-Vですね。

つまり、「G7」となっているところではDm7を足して、|Dm7 G7 |と2拍ずつコードを分割しています。

もちろん他のコードでも使えます。C7ならGm7を足して、|Gm7 C7 |、B7は|F#m7 B7 |とコードを分割することも可能です。

となるとオリジナルが下記のコード進行ですが、、

|G7 |G7 |G7 |G7 |
|C7 |C7 |B7 |E7 |
|A7 |A7 |A7 |A7 |
|G7 |G7 |G7 |G7 |

下記のようにII-Vに分割しています。

|Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |
|Gm7 C7 |Gm7 C7 |F#m7 B7 |Bm7 E7 |
|Em7 A7 |Em7 A7 |Em7 A7 |Em7 A7 |
|Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |Dm7 G7 |

IIm7はマイナーペンタトニックや半音階も足していますが、基本的にはコードトーン中心に考えています。

するとG7では「アボイドノートがドだからそれを避けて〜」みたいなことからも抜け出してフレーズを作りやすくなります。

ファンクでもII-Vといったジャズフレーズを応用した作り方の例です。

16分音符中心でつくったので、ここでは2拍ずつのコードチェンジにしましたが、1小節づつのコード分割でもいいと思います。

アドリブ時にコードに縛られてしまうのであれば、コードを分割することも感がてみましょう。

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右手小指のトレーニング

右手小指は右利きの人にとって最大の弱点の一つ。速い運指が出てきてもスムーズに動かしづらい運指です。

そこで右手を中心に運指強化。小指を中心に鍛える(いじめる)内容です。

どえも速く、長くやってみますが、やはり3~4回リピートが限界かも。もちろんこの限界の先が鍛えるということなので、我慢してやってみます。

しかし、腱鞘炎と隣合わせな内容なので、そこはほどほどに。

運指トレーニングの基本は離す動きが大きくなりすぎないこと。最小限の動きにしないと速くならないです。

利き腕の動きは遅い(というか思ったように動かしづらい)ので、安定した力調整→速さを心がけます。

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Feel Like Makin’ Love進行でのソロ例【ソプラノ編】

フィール・ライク・メイキン・ラブ進行でのソロ例(ソプラノ編)です。
アルトサックス編はこちら

基本的にはアルトサックス編と同様に、シンコペーションや装飾音符を意識して作っています。

そして16分音符も多めに、ハ−フ/ホール・ディミニッシュスケールもドミナント7で使うようにしています。ちょっと難し目なスケールを使う場合は16分音符で速く吹くと不協和な独特な響きが合ってくると思います。

このようなテンポ/リズムでソロを作る上では16分音符とシンコペーションが重要なポイントになります。

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Strasbourg St. Denisコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

「ストラスブール・サン・ドニ」進行でのソロ例【ソプラノサックス編】です。コンセプトはアルトサックス編と同じくジャズフレーズで音を敷き詰めることです。

コードはB♭メジャーのダイアトニックコードですが、そこに唯一違うキーのG7が入ります。ここではそのG7でちょっとテンションを入れたスケールを使っています。

アルトサックス編と同様に、16分音符をたくさん使い、半音階+B♭メジャースケールを中心に組み立てています。臨時記号は基本的に16分音符の2、4音目にくるように作るようにしています(前述のG7は違うスケールを使っているので違いますが)。

B♭の方はさらに音程差も考えて入れています。スケールでの演奏に慣れたら音程差も考えてフレーズを作るのもアイデアの一つです。

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Just The Two Of Usコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】

Just The Two Of Usコード進行でのソロ例【ソプラノサックス編】です。アルトサックス編と同じく、コンセプトはバップフレーズを使うことです。

B♭管でのキーはGマイナーです。アルトサックス編と同様に、Gマイナー・スケールを中心に作っています。

ポイントはD7。ここではファ#の音を入れるようにしています。D7でシ♭、ミ♭が入るので、Gハーモニックマイナーでの構成になっています。いわゆるD7hmp5↓(D7ハーモニックマイナー・パーフェクトフィフス・ビロウ)というスケールです。

シンプルに作るにはマイナーペンタトニックになりますが、半音階などを取り入れ、ビバップ風フレーズを取り入れた作りにしています。

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3連符の3音グループと2音グループ

3連符の3度音程での3音グループと2音グループの練習です。アルペジオで3連符での練習は定番のスケール練習ですが、それの応用で、3度音程の2音グループで下降/上昇したものを混ぜてみます。

3音グループの3連符はリズムも取りやすく、比較的簡単になります。しかし、2音グループにするとリズムが割り切れなくなるポリリズムになるので、急激に難易度が上がります。

いきなり3連符・2音グループで始めるのではなく、まずは3音グループで音符の速さを一度身に付けてから、2音グループに変化する方法なので、リズムトレーニング系のスケール練習でも比較的わかりやすいものになります。

2小節目はスラーの位置によっては簡単になります。しかし、簡単にすることが目的ではなく、3連符の速さを理解することが目的なので、しっかりとスラーを守るようにしてみましょう。

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Satin Doll的コード進行でのソロ例

「サテン・ドール」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「移調したフレーズを使う」です。

この曲のキーはAメジャーですが、色々なキーでのII-Vが存在しています。

まず最初に「Bm7-E7」。その後に全音上に上がって「C#m7-F#7」。
※注)ここはテーマ演奏は2拍ずつのII-Vで、アドリブでは|Bm7|E7|C#m7|F#7|と1小節ずつコードが変わるのが定番ですが、今回は2拍ずつのコード進行で行っています。

その後に「F#m7-B7」、「Fm7-B♭7」という半音ずつ降りてくるII-Vというコード進行です。

たくさんのII-Vが出てくるのでもちろん難しいコード進行です。今回はそのII-Vを移調した同じフレーズを使うようにしています。

「Bm7-E7」と「C#m7-F#7」が移調したフレーズ、「F#m7-B7」と「Fm7-B♭7」が同じフレーズです。

これはアドリブの定番練習でもある12Keysの練習を曲でも使ってみる方法ですが、もちろん瞬時に反応できるようになるには時間がかかります。

コツは楽譜の下に書いてある数字です。これはコードのスケールディグリーと言われるものです。分かりやすくするとコード度数ですね。

このスケールディグリーを覚え、目的のコードに当てはめるようにします。

もちろんアドリブで直ぐにできるようになる訳ではないので、ひたすら修行あるのみですが、慣れてくるとだんだんスピードが上がるようになります。

まずは移調したフレーズを曲の中で使えるようにしてみましょう。

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Last Christmasコード進行でのソロ例

「ラスト・クリスマス」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「メジャースケール+半音階&16分音符を使う」です。

クリスマス曲の定番でもあるWham!(ワム!)のラストクリスマス。コード進行は定番中の定番「I-VI-II-V」。前回の「サンタが街にやってくる」でも使われていますが、今回は1小節ずつのコード進行です。

キーがAなので、Aメジャースケールで吹ききることができますが、半音階を入れ、なるべくAメジャー以外の音を使うようにしています。Aメジャースケールで行ったり来たりにばかりになってしまう場合は半音階をどんどん入れるようにしてみます。

しかし、ここでテンポの問題が。

テンポは105となっており、8ビートでこのくらいのテンポは非常に難しいテンポです。やはり8分音符だけでなく、16分音符を使いたくなるけど、16分音符だと速く感じるテンポだからです。

特に速いテンポでは運指的に左手小指の「ソ#」も難しいところ。ソ#の運指をうまく使えるようにしてみましょう。

小指練習

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Santa Claus Is Coming To Town的コード進行でのソロ例

「サンタが町にやってくる」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「メロディーを少し活かす」です。

有名なクリスマス曲の一つの「サンタが街にやってくる」なので、クリスマス時期に耳にすることは多いと思います。

となると、ソロを演奏するときはメロディー(テーマ)を完全にぶっ壊すのではなく、ちょっと活かすようにしてみます。

これはメロディーのフェイクでもよく使う方法ですが、メロディーには「覚えやすいところ」と「うろ覚えなところ」があります。

その覚えやすいというのは「強小節」に多く見られます。

小節は強弱が繰り返し行われます。下記のような感じに。
|強小節|弱小節|強小節|弱小節|強小節|弱小節|強小節|弱小節|

これをもう少し大きく、2小節単位で捉えると、前半2小節が強く、後半2小節が弱いと考えることも出来ます。
|強小節|   |弱小節|   |強小節|   |弱小節|   |

つまり、強弱は同じ長さで交互に訪れ、強い性質はメロディーを覚えやすいことが多いという事です。もちろん例外もたくさんあるのが音楽ですが。

さて、このソロは2小節単位
|強小節|   |弱小節|   |強小節|   |弱小節|   |
で、強小節の部分でメロディーをなるべく使うようにしています。

メロディーっぽい音使いが聞こえてきませんか?

もちろんメロディーの音ばかり使っていてはジャズアドリブ感もなくなるので、ジャズフレーズも取り入れたいところ。今度は強小節ではなく、弱小節がポイントになります。

弱小節もメロディーの音を使っていますが、音数を増やして原曲メロディーを壊すようにしています。

メロディーを活かしたい場合は強小節でメロディーを取り入れてみてください。その後は結構音を入れても原曲の雰囲気を出しやすくなると思います。

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Blue Moon的コード進行でのソロ例

「ブルー・ムーン的」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ドレミファソラシドで作る」です。

この曲のコード進行は「循環進行」とも呼ばれる「I-VI-II-V」のコード進行です。王道中の王道のコード進行です。Bセクションで一時的にE♭メジャーに転調しますが、ほぼCメジャー1発で出来るコード進行です。

今回は超絶シンプルに作るために「ドレミファソラシド」を並べただけのソロにしています。

振り仮名だけを見ると分かると思いますが、最初はド~ドで行ったり来たり。後半部分でド以外の音でも折り返していますが、基本的には「ドレミファソラシド」です。アルペジオも半音階も使っていません。

もちろんこれは強引極まりない方法ですが、振り仮名を見ただけで、こういう応用が効くかどうかです。

リズムによるアイデア、インターバルの取り方の2つが今回の主な使い方になりますが、ドレミファソラシドだけでもいろいろなアイデアが生まれます。

楽譜で音符を見るだけでなく、振り仮名を見ながら演奏したときに、上記のようなアイデアを持つことも管楽器でアドリブで重要な事だと思います。

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Chameleonコード進行でのソロ例

「カメレオン」でのソロ例です。
今回のコンセプトはドリアンスケール+半音階です。

キーはGマイナーなので、シ♭、ミ♭が調号になりますが、実際はGm7-C7のII-V進行ばかりなのでGドリアン・スケールです。

ファンクなビートなのでGマイナーペンタトニックが王道スケールになりますが、今回はジャズっぽくシてみるということで、このドリアン・スケールを考えて作っています。

Gドリアンスケール
ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ

分かりやすくすると「ミ」にナチュラルが付くだけですね。

さて、「ドリアンスケール」と言われると本当にこのスケール内でフレーズを作ろうとしてしまいますが、もちろんそれだけでは限界があります。

そのドリアン・スケールの間を埋めるように半音階を入れることで、フレーズにバリエーションを持たせる事ができます。

もちろんどこでもいいという訳ではありません。基本は16分音符の裏。つまり、16分音符の2音目と4音目です。臨時記号の多くはそこについているはずです。

もちろん1音目と3音目にも付きますが、そこはドリアンスケールにするためのミ・ナチュラルであったり、半音階を戻すナチュラルが主な使い方です。

音数を減らし、シンプルに行きたい場合はペンタトニック。普通に行きたい場合はドリアン・スケール、音数を増やしたい場合はドリアン・スケール+半音階という作り方というように、作りたいフレーズの音数によって変化させてみます。

楽譜、音源のダウンロードはこちら

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Funk In Deep Freezeコード進行でのソロ例

「ファンク・イン・ディープ・フリーズ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは2つのキーのマイナースケールです。

なかなか複雑なコード進行の曲です。もちろんコードに合わせてソロを取るわけですが、この曲のキーを考えるとそこまで複雑ではないです。

この曲ではたくさんのドミナントセブンが出てきます。特に連続するドミナントはエクステンデッド・ドミナントなんて言われたりもしますが、、、ここでは簡単にするコツがあります。

そのカギが「IV7」と「♭VII7」。

マイナースケールは「ナチュラルマイナー」「ハーモニックマイナー」「メロディックマイナー」という3種類があります。各スケールにはダイアトニックコードというのが存在しますが、「♭VII7」はナチュラルマイナーのダイアトニックコード、「IV7」はメロディックマイナーのダイアトニックコードです。

つまり、両方とも同じマイナーキーで解釈することができます。

そうすると連続するドミナントのG7-C7はDマイナー、F7-B♭7はCマイナーで考えることも可能です。

つまり何が言いたいかというと、この曲は下記のようなキーで演奏可能なので、簡単に演奏したい場合は2つのキーのマイナースケールを練習しておこうという事です。

DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー/少しコード意識
DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー/少しコード意識
DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー/少しコード意識
DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー/少しコード意識
GメジャーGメジャーGメジャーGメジャー
B♭メジャーB♭メジャーB♭メジャーDマイナー
DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー/少しコード意識
DマイナーCマイナーDマイナーDマイナー

この曲のアドリブは上記のスケールを考えて作っています。

キーを簡単に解釈する方法は「ドレミで覚えるジャズ・スタンダード」に記載しています。まずはキーをしっかり理解し、そのスケールを演奏できれば音を外すということは無くなります。

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If I Were A Bellコード進行でのソロ例

「イフ・アイ・ワー・ベル」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはII7をメロディックマイナーで演奏することです。

この曲のキーはDなので、II7はE7です。V7/Vというセカンダリードミナントがバークリー的な音楽理論のアナライズですが、簡単にするためにここはII7で。

スタンダード曲はこのII7が結構多いです。コール・ポーターの曲はこのII7が使われた曲がたくさんあります。

普通はIIm7ですが、II7になるのがポイントですね。

基本的なII7の攻略方法については「ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法」でも記載しましたが、ここでも同じくメロディックマイナー攻略を使っています。

II7の次のコード(ここではE7の次にあたるA)のメロディックマイナーを演奏するという手法です。

Aメロディックマイナーはラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ#です。Eミクソリディアン♭13というスケール名というのが正式ですが、楽に考えるためには次のコードのルート音のメロディックと考える方が簡単です。

もちろん他のスケールを使うことも可能ですが、ここではこのスケールでフレーズを作っています。

テンションとコードトーンを意識したスケールです。