「Desperado」でのソロ例

「デスペラード」のソロ例です。
今回のコンセプトは「32分音符を使う」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

イーグルスの代表曲の一つ、デスペラードです。

コード進行はよくある普通のコード進行ですが、サブドミナントマイナーであるIVmでしっかりとコードトーンを出せるようにするといいでしょう。

また、2/4拍子が入るので、そこで拍を見失わないことも重要です。

さて、今回は32分音符も使っています。

バラードではよく使われる速いフレーズです。横棒が3本もあるので、敬遠されがちなリズムです。

もちろん速いので運指技術も重要になりますが、まずはリズムをしっかり捉えることを意識します。

テンポ60の32分音符はテンポ120の16分音符と同じです。120でスケール練習を念入りにしておくと比較的つかみやすいと思います。

ただし、32分音符の1拍半のフレーズは右手小指を使うのでかなり難しいと思います…。

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https://note.com/katsukado/n/n977fc0f73693



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「The Entertainer」でのソロ例

「エンターテイナー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「たくさん吹く」です。

スコット・ジョプリン作曲の1800年代のラグタイムの代表曲です。今回はそれをスウィングで、A-A-B-A(16小節×4)のフォームでアドリブ付きにしています。

さて、コード進行はシンプルです。さらにピアノ主体のラグタイムと言われるジャンルなので、音も敷き詰められた曲です。

という事で、アドリブも音を敷き詰めてみました。ジャズのアドリブの場合は休符をたくさん取り入れるようにしますが、今回は思い切ってその逆。休符を減らして音をたくさん入れています。

音使いは基本的にはAメジャースケールのみでも大丈夫そうですが、時折出てくるIVm(Fm)とII7(D7)ではコードトーンが使えるといいでしょう。

あとはリズムに乗って速いテンポで吹き続けるようにしてみる。スケール練習がしっかり出来ているかどうか問われる曲です。

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「Love Theme from The Godfather」でのソロ例

「ゴッドファーザー・愛のテーマ」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「6連符(16分音符の3連符)を使う」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

構成はA(8小節)-A(8小節)-B(4小節)-A(8小節)の28小節、キーはAマイナーになっています。

コード進行はIm-IVmになっているので、8小節ブルースのような感じです。スケールもAマイナーを中心に演奏する感じでいいでしょう。

さて、今回はバラードなので、音数を増やしたいところです。

そこで、6連符を取り入れるようにしています。

6連符はもちろん速い演奏になりますが、ただ単純に速く演奏すると考えるだけでは走った演奏になってしまいます。

この曲はテンポ65なので、「テンポ65の6連符はテンポ130の3連符と同じ意味」と意識する事です。

6連符は「6音グループ×1」「2音グループ×3」「3音グループ×2」の3種類の考え方があります。これらはフレーズの種類によって使い分けるようにします。

今回は「3音グループ×2(表拍・裏拍)」と考えています。まずは130で3連符を演奏出来るようにしてみると6連符も分かるようになります。

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「蘇州夜曲」楽譜販売開始

アルトサックスとリハモしてテンションたくさん入れてみた「蘇州夜曲」のピアノ伴奏とのデュオ楽譜です。 

楽譜は下記から購入できます。

スコア、サックス用楽譜(E♭譜)、ピアノ譜の3種類です。 

キーF(アルトサックスでD、ソプラノ・テナーサックスでG)になっています。



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In The Moodでのソロ例

「イン・ザ・ムード」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ディミニッシュコードに対応する」です。

In The Moodはビッグバンドの定番曲ですが、アレンジしてサックス一本で演奏するようにしています。

ソロについては基本的にF-A♭dim-Gm7-C7の2小節のコードをループしている進行になっています。

本来のビッグバンドではサックス2本で4小節ずつのトレードとなっていますが、今回はそのパートを延ばしてソロセクションにしています。

さて、このコード進行で問題になるのがA♭dimのコードです。Fメジャースケールだけで演奏することも可能ですが、このディミニッシュコードを考えてみます。

A♭dimのコードトーンはA♭、B、D、Fとなっています。これはGm7のセカンダリードミナントのD7で、そのH-Wディミニッシュと考えることも出来ます。

もちろんコードトーンのみで演奏する他にも、D7の選択肢も持っておくといいでしょう。



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「糸/ 中島みゆき」楽譜販売開始

「糸 / 中島みゆき」のアルトサックスとピアノの初心者用デュオ楽譜です。
スコア、サックス用楽譜、ピアノ譜の3種類です。

楽譜は下記から購入できます。

原曲キーのB♭(アルトサックスでG、テナー・ソプラノサックスでC)になっています。



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「In A Sentimental Mood」でのソロ例

「イン・ア・センチメンタル・ムード」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ダブルタイムフィールでの3連符に対応する」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

デューク・エリントンのバラード曲です。バラード曲の場合、常に遅いテンポでは変化に乏しいので、ソロでは「ダブルタイムフィール」を使うこともあります。

「ダブルタイムフィール」は「ダブルタイム」(2倍)と「フィール」(感じ)なので、実際の小節数の長さは変わりません。リズムセクションだけが変化するようになります。

楽譜を見ると16分音符だらけの速そうな楽譜に見えますが、実際はテンポ120の8分音符を演奏しているような感じなので、いわゆるよくあるスタンダード曲のテンポです。

16分音符の3連符もたくさん取り入れるようにしていますが、実際は普通の3連符を演奏している感じです。この楽譜を見て、頭の中で倍の長さの楽譜に置き換えれるようになってみましょう。すると、16分音符の3連符も怖くなくなります。

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「Love For Sale」でのソロ例

「ラヴ・フォー・セール」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ドミナントセブンのスケールの種類を増やす」です。

Love For SaleはキーはGマイナー、AABAのフォームで64小節の曲です。一般的なスタンダード曲が32小節なので、倍の長さになっています。

さて、Love For Saleは多数のドミナントセブンのコードが出てくるので難しい曲です。今回はそのドミナントセブンで色々なスケールを使っています。

一般的なものはミクソリディアンスケールになりますが、半音階を取り入れたビバップスケールやミクソリディアン♭9♭13、H-Wディミニッシュスケール、オルタードスケールを使っています。

もちろんこれらのスケールは「使わなければいけない」ではありません。好みで選び、使えるようにしてみましょう。

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https://note.com/katsukado/n/n04a4866d94a0



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「Oh, Pretty Woman」でのソロ例

「プリティー・ウーマン」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「小節数をしっかり数える」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

実際のキーは実音A(サックスでF♯)なので、半音下のA♭(サックスでF)にしています。

さて、印象的なリフでおなじみの曲ですが、演奏する上では要注意な曲です。

まずは拍子。基本的には4/4拍子ですが、イントロも6/4拍子から始まり、曲中でも2/4拍子が入ります。その拍子の影響もあり、小節数もかなり不規則になっています。

もうこれはしっかり拍子を数え、慣れるしかありません。

ソロについては本来入っていない上、フォームも分類しづらい曲なので、後半にC7一発で16小節にしています。ここも原曲では7小節という変則小節数ですが、16小節にしました。

16分音符多めのジャズフレーズなので、入るタイミングを間違わないようにしましょう。

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「TAKARAJIMA」でのソロ例

「TAKARAJIMA」(オリジナルキーじゃないから宝島の漢字表記の方かな?)でのソロ例です。
今回のコンセプトは「テンポ120で16分音符のジャズフレーズを演奏する」です。

オリジナルのスクエアはEWIを使っていることもあり、キーが短三度下ですが、こちらは吹奏楽で演奏される場合の定番キーです。

さて、今回はこのテンポの速い、8ビートの曲でジャズっぽいフレーズを入れてみます。半音階を取り入れてみたり、A7ではオルタードテンションを取り入れたフレーズも使ってみます。

前半部分のソロは基本的にFメジャースケールで演奏しますが、B♭mやCmのコードではコードトーンが出せるといいでしょう。

後半のソロはDメジャースケールを中心に組み立ててみましょう。ソロも最後の方になってくるとフラジオを入れて盛り上がりをつくるのもいいと思います。

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「Can’t Take My Eyes Off You」でのソロ例

「君の瞳に恋してる」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「R&Bスタイルのリズムパターンで16分音符を演奏する」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

「君の瞳に恋してる」はフランキー・ヴァリが1967年に発表した曲ですが、有名なのはディスコ調にアレンジされたボーイズ・タウン・ギャングのバージョンですね。他にもR&Bのシンガーもたくさんカバーしている有名な曲です。

曲が長いのでフルコーラスでアドリブすることはあまり無いと思います。いわゆる最後のサビのところのコード進行を繰り返し、そこで演奏するようになります。

さて、今回はちょっとリズムパターンをR&B風にしています。16分音符でハネている感じです。もちろんアドリブで演奏するときもこのハネている感じを出すことが重要になります。

しかし、16分音符を最初からハネるように演奏するのではなく、ストレートに普通に16分音符で演奏するようにしてみましょう。その後、徐々にドラムを聞きながら演奏するようにすると上手くスイング感が出てくるようになると思います。

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https://note.com/katsukado/n/n2f52f1cfd877



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「Doxy」でのソロ例(マイルス風)

「ドキシー」でのソロ例です。
今回は「マイルス風に演奏する」です。

枯葉のマイルス・デイビス風を作りましたが、今回はDoxyです。

ソニー・ロリンズ作曲のDoxyですが、マイルスのアルバムに収録されている曲です。

この曲の特徴は連続するドミナントです。通常ベース音が4度進行する場合はマイナーとドミナントの組み合わせのII-Vにしますが、この曲では常にドミナントセブンです。

II-Vではないので、アドリブでも3度の音はコードトーンを守ったほうがいいですが、必ずしも守る必要があるかと言われればそうではありません。♯9thのテンションと考えて、♭3rdを演奏している感覚でもいいと思います。

実際にマイルスも常にメジャー3rdになっているわけでもなく、テーマもE7でマイナー3rdの音を使っています。

アドリブではH-Wディミニッシュを使ったテンションも多く存在しているので、ディミニッシュを使って演奏出来るようにしてみましょう。

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「What’s Goin’ On」でのソロ例

「What’s Goin’ On」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「♭5個のキーに挑戦」です。

「What’s Goin’ On」はコード進行はシンプルですが、キーがサックスにとって弱点のサックスでD♭(実音でE)です。

D♭は♭5個なので、シ・ミ・ラ・レ・ソという全ての♭が付くキーなので難しく、サックスで移調済みの楽譜では♭のキーが少ないので、どうしても弱点のキーになってしまいます。

これについては「慣れ」としかいいようがありません。大事なのはフラットからシャープに翻訳するのではなく、ひたすら「♭」で考えるようにすることです。

慣れてくると徐々にG♭やD♭といった音も指が反応出来るようになります。

あとは徐々に16分音符でも演奏出来るようにしてみましょう。

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「Hey Jude」でのソロ例

「Hey Jude」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「8ビートのリズムで半音階を使う」です。

※テーマ部分の楽譜はありません

ビートルズの曲はコード進行が独特です。このHey Judeでは使われているコード自体は一般的ですが、2~3小節目でV7が続くというのは通常使われるコード進行はでありません。

他にも小節数も4小節単位で割り切れず、普通では無いコード進行ですが、それが自然に聞こえるというのがビートルズのオリジナリティー溢れる楽曲です。

さて、今回は曲の前半部分でのソロですが、16分音符で半音階を多く使うようにしています。

ハーモニーはシンプルで3和音が中心になっているので、Dペンタトニックで押し切ってもいいのですが、テンポもややゆったり気味なので、16分音符を使いたいところです。

16分音符を使うのであればペンタトニックだけでソロを構築するにはフレーズのネタ切れ感が出てくるので、半音階を用いて音数を増やす方法を取る事もできます。

その分、速く演奏することも求められるので、運指技術も必要になります。

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「When The Saints Go Marching In(聖者の行進)」でのソロ例

「聖者の行進」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「同じコードが続く場合はスケールを変えてみる」です。

「聖者の行進」はトラディショナル曲(いわゆる伝統的な曲)で、16小節1コーラスの曲です。非常にシンプルなメロディー&コード進行で、親しみやすい曲になっています。

さて、このようなシンプルなコード進行の場合、コードトーンだけで演奏しようと思っても無理があります。ソロを演奏する場合は違うアプローチを取る必要があります。

今回は下記のように考えています。

  • 1コーラス目は普通にDメジャー・スケールを中心に組み立て
  • 2コーラス目は半音階を取り入れたフレーズを入れる
  • 3コーラス目はII-Vに分解する(DのコードをEm7-A7にする)
  • 4コーラス目はDのコードにAのH-Wディミニッシュを入れる

同じコードが続く場合はひたすら同じコードを続けるよりも、5度上のドミナントセブンを考えたほうがフレーズにも幅が広がります。

違うスケールを使った後にしっかりとDのスケールを使うことができれば大丈夫です。

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「When A Man Loves A Woman」でのソロ例

「男が女を愛する時(When A Man Loves A Woman)」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「平行調のペンタトニック」で考えるです。

※テーマ部分の楽譜はありません

パーシー・スレッジのデビュー曲で、R&Bの代表曲の1つです。マイケル・ボルトンのカバーでも有名な曲です。その「When A Man Loves A Woman」をAABAの32小節のフォームで演奏してみます。

Aセクションはキー:B♭の「カノン進行」とも呼ばれる定番のコード進行で、ポピュラー系ではよく使われるコード進行です。

この場合はコード進行を考えるよりも「スケールで演奏する」と考えたほうがフレーズを作りやすくなります。

そしてさらに、コードがトライアド(3和音)なので、ここにもう一工夫してB♭の平行調であるGマイナーで考えてみます。

B♭メジャーとGマイナーは調号が同じなので、一緒のように思えますが、4和音を使わないコードではシンプルにペンタトニックを中心に組み立てるほうが作りやすくなるからです。

特にGの音の使いかたが重要になります。3和音なので、7thのAの音を使うよりも6thのGの音を主に使うようにしています。

そこにD♭の音を混ぜるとブルージーな雰囲気も出せるので、フレーズ作りも幅が広がります。

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https://note.com/katsukado/n/n4ea280b84f51



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「Sir Duke」でのソロ例

「Sir Duke」でのソロ例です。
今回のコンセプトは難しいキーでの「16分音符に挑戦する」です。

「Sir Duke(愛するデューク)」はスティーヴィー・ワンダーがデューク・エリントンへのトリビュート曲です。ビッグバンドで有名なデューク・エリントンなので、この曲のホーンセクションはかっこよく、R&B系のバンドでの定番曲です。

さて、Sir DukeではキーがA♭(実音B)で、あまり演奏されないキーです。いわゆるキメもA♭のペンタトニックで作られており、演奏技術的にも難易度の高い曲です。

コード進行も特徴があります。何故そこにE?、何故そこにDm?そして繋ぎの半音。このコードが攻略ポイントになります。

ちなみに、Eはメジャースケール、Dm7はDマイナー・スケールで作っています。理論的な解釈は割愛。「そういうもんです」としておきます。

♭だらけのキー、16分音符を使いたくなるテンポ。本当に難しいところが詰め込まれています。

楽譜、カラオケ音源のダウンロードはこちら
https://note.com/katsukado/n/n4ab97472e6bb



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