Strasbourg St. Denis的コード進行でのソロ例

「ストラスブール・サン・ドニ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはジャズフレーズで音を敷き詰める事です。

コード進行はシンプルです。ほとんどがFのダイアトニックコードです。D7がありますが、 ♭9thのテンションがあるので、Dm7(Fのダイアトニック)で無理やり押し通すこともできます。

つまり、最初から最後までFメジャースケールで演奏することが可能です。また、リズムフィール的にも16分音符でハネているようなパターンなので、Fメジャーペンタトニックは間違いなくしっくりきます。そしてその応用のDマイナーペンタやDブルーススケールが王道の使い方です。

が、今回は全てそれを無視します。半音階やアプローチノートをいれたビバップ系のフレーズをどんどん入れてみました。ちょっと強引に使っていますが…。

90〜100くらいのテンポは16分音符で演奏できるとカッコよくなるのですが、メジャースケールやペンタトニックだけではすぐにネタ切れ感が出てしまいます。(もちろんメジャースケールやペンタトニックだけでカッコいいのが理想だと思っていますが…)

となると、音数を増やすためにどうするかを考えると、「半音階を入れる」という選択肢を持てるようにします。

もちろん表拍にはFメジャースケールの音が来るように考えなければいけないのが難しいところですが、ジャズのフレーズにはたくさんヒントが詰まっているので、ビ・バップ系のフレーズをどんどん使うようにしています。

ちなみに、D7のところはH-Wディミニッシュを使っています。

あと、どうでもいいことですが、「Strasbourg St. Denis」って「ストラスブール サン・ドニ」って読むんですね

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メジャースケール+半音階のスケール練習

メジャースケールと半音階を連続で演奏するスケール練習です。

メジャースケールの後に半音階と半音階の後にメジャースケールの2種類を2オクターブで上昇・下降と行います。

AはCメジャー、BはD♭メジャーになっています。

これをメトロノームを使って正確なリズムで行いますが、メジャースケールのルート音が表拍と裏拍のどちらにあるかしっかりと把握することが重要です。

例えばAの場合はCの音が最初に来ますが、次の1オクターブ上の音は4拍目の裏、2オクターブ上の音は2拍目の裏にきます。この裏拍に来る場合はリズムが崩れやすくなる(走ったり、転んだり)のでしっかりとリズムキープ出来るようにしましょう。

Cメジャーで出来れば半音上のD♭メジャー(B)でもやってみましょう。超絶難しくなりますが…。

2オクターブの音域が出来るスケールであればできる他のキーでも挑戦してみてください。

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Like Someone In Love的コード進行でのソロ例

「ライク・サムワン・イン・ラブ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「♭9thを使う」です。

この曲のコード進行はたくさんII-V進行が入っている曲です。その全てのV7で今回は♭9thというテンションを使っています。

♭9thはドミナント7のコードで使えるテンションです。メジャー7やマイナー7では使うことは出来ないので注意です。

アドリブで♭9thのテンションを使えるようにできるとジャズっぽさがアップします。しかし、慣れていないと超気持ち悪い音です。

それもそのはず、ルート音の半音上の音だからです。半音でぶつかるので、伸ばすとかなりの不協和音です。

ということで、♭9thを使いこなすにはテンポ感も必要です。つまり、速く演奏できるようにする技術も必要ということです。速く演奏できると自然と溶け込むような不思議な音使いに変わります。

さて、♭9thを含むスケールといえばオルタードスケールやハーフ・ホール・ディミニッシュというスケールです。もちろんここでもそのスケールを使用しています。

しかし、最初はスケールを考えるよりも「コードトーン(1,3,5,♭7)+ルートの半音上(♭9)」と考えてみると分かりやすいと思います。これで自然とディミニッシュスケールの完成です。

特にこの曲ではドミナント7が2拍の場合が多いので、スケールを考えるよりも速く考える事ができると思います。

ルートの半音上を瞬時に考えるようにしてみましょう。

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Autumn Leaves的コード進行でのソロ例

「枯葉」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「コードトーン+4拍目裏のアプローチノート」です。

基本的には全てコードトーンのみで作るようにしていますが、今回はコードチェンジの時に半音階で繋ぐことを考えています。

ほとんどのフレーズで小節線を越えるときに半音で繋げる(4拍目の裏から1拍目の表が半音階)ようにしています。

ソロはコードトーンのみで構成することも出来ますが、コード進行を強調するためにこのようなアプローチノートを使用します。

半音を使うということはコードトーンから外れる音を使うといことにもなりますが、これはハーモニーというよりも、メロディーの特性である「導音」を利用すると考えます。導音は弱拍の場合はコードトーンではなくても問題なく使うことが出来ます。

コードスケールの音ばかりだとコードトーンのみで演奏していても「コード感を感じられない」と言われることもあります。

その場合はコードトーン+アプローチノートとして、4拍目裏に半音下の音を入れるようにしてみましょう。

ちなみに、アプローチノートを使う場合は4拍目の表拍の音は下記の2つです。
・次の小節の1拍目よりも高い音
・全音下(長2度下)から、半音階

アプローチノートを使う場合は4拍目の表が1拍目よりも低くならないようにするのがポイントです。

アプローチノートについての詳しい解説はドレミで覚えるシリーズや、一生使えるアドリブ基礎トレ本に記載しています。

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When You Wish Upon A Star的コード進行でのソロ例

「星に願いを」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはコードトーンでソロを作ることです。

ソロはコードトーンのみで作られています。トライアド(3和音)のところはメジャーセブンの音にしてあります。

コードトーンでソロを作れば伴奏で使用される音なので、間違いなく外れた音を避けることが出来ます。

コードトーンさえわかればいいので、音楽理論もスケールなどが分からなくてもできるので、ソロを作る上でも比較的簡単な方です。

もちろん「アドリブ」となれば瞬時にコードトーンが分かるようになるための経験も必要となりますが。

さて、コードトーンのみでソロを作る場合、気をつけなければいけないのが、「同じ音」です。

同じ音はできる限り避けるように作成します。理由は単純にカッコよくなりづらいからです。特に表拍で同じ音が連続する場合は要注意です。

もちろん例外もあり、ここでのソロでもたくさん小節内で同じ音を使用しています。

その例外方法の一つが、「モチーフとして利用すること」です。同じようなリズムのフレーズで、なにか少し音が変わるような場合は同じ音を使うほうが逆に印象づけることができるからです。

ここでは2段目や3段目がそのモチーフを利用した作り方です。

ほかの8分音符が連続する場合は小節内になるべく同じ音が来ないように、来てもなるべく2音以上離すようにしています。

2拍ずつ変わるコード進行など、コードが多い場合にソロを作るときはコードトーンのみで作成するのも一つの方法です。

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Song For My Father的コード進行でのソロ例

「ソング・フォー・マイ・ファーザー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「左手の小指(ラ・ラ♭・ソ)の運指を速く」です。

この曲のキーはDマイナー。スケールもDマイナー・スケールのみでも対応できるコード進行です。

しかし、Dマイナースケールのみではなかなか上手くソロを作ることが出来ません。そこで半音階を所々に入れてあげます。ここではその半音階でも「ラ・ラ♭・ソ」を多用しています。

「ラ・ラ♭・ソ」を使用した考え方は2通り。

1つ目がブルーススケールな考え方。8ビート系のソロの作り方の基本はペンタトニック。となると、そこにブルーノートである♭5thの音を足すとブルーススケールです。ここではDマイナーなので、ブルーノートはラ♭。ラ・ラ♭・ソはブルーススケールの定番の使用方法です。

もう一つがビバップスケール。ビバップスケールはミクソリディアンに7thの音を経過音として足したものです。ここではDm7ですが、そのV7であるA7のビバップスケールと考えています。Dm7の中でA7を演奏するような感じです。

Dm7をA7→Dm7に分割して演奏する方法です。これは16分音符などの速いフレーズの場合はよく用いられる方法で、フュージョン系の1コードの曲ではよく見られるフレーズの作り方です。

さて、作り方とは別に難しいのがこのラ・ラ♭・ソの運指です。左手小指という、サックス奏者の弱点運指なので、鍛えておく必要がある指使いです。

やはり8分音符ではもっさり感が出てしまいます。16分音符で軽やかに半音階を吹ける運指技術は身につけておきたいところです。

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Perdido的コード進行でのソロ例

パーディド的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはブルーノートを使用する事です。

G6のコードでブルーノートである♭3rdの「シ♭」を多用しています。メジャーコードで敢えてシ♭を入れ、ブルージーな雰囲気を出すようにしています。

もちろんただ単純に♭3rdの音を入れると考えているわけではありません。それがもう一つのポイントである「ミ」を多く使っていることです。

これはG6の6thの音ということですが、この場合はEマイナーを考えています。つまり、Eマイナーペンタトニックに♭5thの音であるブルーノートを足したEブルーススケールで(ミ・ソ・ラ・シ♭・シ・レ)でフレーズを考えて作っています。

GというコードでGメジャーではなく、Gブルーススケールでもなく、平行調のEマイナーブルーススケールを使用することがポイントです。

「Imaj」コードで平行調のブルーススケール(Cメジャーの場合はAマイナー)はオイシイ音になりやすく、臨時記号の無いダイアトニックコードで構成された曲には効果的です。

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How High The Moon的コード進行でのソロ例

ハウ・ハイ・ザ・ムーン的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはゴーストノートを使うことです。

今回は運指というよりも音の技術で対応する方法です。

譜例には裏拍で同じ音をかなり多用しています。

  • 3~4小節目の「ソ」
  • 6小節目の「レ」
  • 9小節目の「ド」
  • 12小節目の「ラ」
  • 15小節目の「ミ」
  • 18小節目の「シ」
  • 27~28小節目の「ミ」

通常、アドリブのフレーズを作る場合は同じ小節内で同じ音は避けるようにします。同じ音を使うと単調になってしまうからです。しかし、今回のコンセプトは敢えて同じ小節内で同じ音を使用しています。

つまり、本当はNGな手法です。しかし、それをOKにする方法が「裏拍をゴーストノート」にすることです。

ゴーストノート、直訳すると「幽霊音」ですね。つまり、聞こえないようにすること。ここでは裏拍の重複した音はほとんど聞こえない、むしろ吹かないようにするくらいで演奏します。

でも、全く聞こえないというわけではないです。

自分はこの場合、指は動かしているけどイメージ的にはほとんど吹いていません。フッフッフッと4分音符を吹いていて、その息の余韻を使っているイメージです。

全く吹いていないわけではないけど、かすかに聞こえる音。これがゴーストノートとしてフレーズにリズム感を与える効果があります。

ハーフタンギングで音を聞こえなくする方法もありますが、自分は苦手なので、息の余韻というイメージです。

アドリブのコピー譜などもこのようなゴーストノートがたくさん入っています。楽譜によっては書いていない場合もあるし、逆にしっかり書いてある場合もあります。

ゴーストノートは極端な強弱をつけた演奏と思っても大丈夫です。楽譜通りに吹いたのに聞こえる感じが全く違う場合はこのゴーストノートの使い方も重要だと思ってください。

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Stella By Starlight的コード進行でのソロ例

「星影のステラ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはメロディーの音を使うことです。

星影のステラはパブリックドメインの曲なのでメロディーを載せても全く問題ないですね。ということで、このソロでは「M」と記載されているのがメロディーの音です。つまり、メロディー+8分音符と考えたソロ作成です。

アドリブを演奏するときにコードも分からないとなると、手っ取り早く演奏する方法がメロディーの音を使うことです。これをさらに進化させ、ちゃんとメロディーの音をすべて使った上でコードトーンも取り入れてに作ってあるので音数も増え、そして臨時記号も増えています。

もちろんただ単純にメロディーを変化させるだけではなく、基本的なルールを決めてみます。それが「M」と記載された場所だけで演奏してもメロディーとして通用することです。故に、ほとんどのMは表拍で使うようにしています。

星影のステラはメロディーでコードトーン以外の音を使うことも多いので、なかなか面白い音使いになりますね。

このようにアドリブのフレーズのきっかけにメロディー(テーマ)もどんどん使ってみましょう。

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You And The Night And The Music的コード進行でのソロ例

「あなたと夜と音楽と」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは2種類の3連符です。

3連符を多用して作っていますが、ここでは2種類の3連符を考えています。1つが2小節目や3小節目、11小節目、12小節目のような3音グループでの3連符。いわゆる普通の使い方です。

それとは別に、6小節目、16小節目、21小節目は3連符でも3拍続けており、4音+5音のグループ化した3連符を使用しています。

通常のリズムではないので、すこしズレたようなリズムでのフレーズになるので、ちょっとしたアクセントを付けるようにしています。

8分音符だけでリズムのマンネリ化がしたときなどに、このような連続する3連符を使ってみると雰囲気を変えることが出来ます。

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HAVE YOU MET MISS JONES?的コード進行でのソロ例

「HAVE YOU MET MISS JONES?」コード進行でのソロ例です。今回のコンセプトはディミニッシュコードの置き換えです。

この曲では2小節目にいきなりディミニッシュコードが出てきます。ディミニッシュコードは簡単にコードの置き換えで対応できます。

ディミニッシュコードにも使われ方がたくさんありますが、よく使われるのが次のコードにルート音が半音上がる「パッシングディミニッシュ」です。

1小節目がD→2小節目でD#→3小節目Eとルートが半音ずつ上がり、そこで使われているディミニッシュコードのことです。

これはD#ディミニッシュはコードトーンが「D#、F#、A、C」となりますが、じつはこれはB7(♭9)のルートを省略したものと考えます。B7と考えると3小節目のEm7というコードのドミナントになります。

もちろんこのコードでD#の音を使うとオイシイですが、もう一つオイシイ音がCナチュラルの音です。B7(♭9)の9thのところです。ここではそのD#とCの音を入れるようにB7(♭9)のアルペジオ、いわゆるコードトーンを中心に考えてフレーズを作っています。

D#ディミニッシュで考えてもいいですが、ディミニッシュをドミナントに置き換えることも出来るので、自分に合った方法を取ってみましょう。

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Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例

Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはテンポ90の8ビート系のリズムパターンでビバップフレーズを吹くことです。

この曲のコード進行はポップスやR&Bでも多数使われており、定番中の定番!覚えておいて損はないコード進行です。

さて、曲のキーはDマイナーで、基本はDナチュラルマイナースケール(レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド)のスケールで演奏すれば普通の演奏が可能です。

もちろんDマイナーペンタトニックも大丈夫で、マイナーペンタを中心に考えると歌いやすいフレーズも作りやすいと思います。

しかし、今回は敢えて16分音符多めのビバップフレーズ、いわゆるジャズなフレーズをたくさん入れています。Cm7-F7などは典型的なII-Vフレーズになるようにしているほか、A7ではミクソリディアン♭9♭13(いわゆるハーモニックマイナーp5↓)ってのも入れていますし、半音階をたくさん取り入れています。

強引ではありますが、ビバップフレーズとは、半音階(アプローチノートやパッシングトーン)やアルペジオ、そして裏拍での跳躍がたくさん入るフレーズのこと。もちろん半音階もいつでも使っていいわけではなく、裏拍で使います。ここでは16分音符の2音目と4音目ですが、そこに臨時記号を多く使っています。

もちろんそれだけではなく、3連符のリズムやタイを使ったシンコペーションも入れることでリズムに変化をもたせるようにしています。

マイナースケールだけでなく、そこからさらに複雑なフレーズを作りたい場合や、ジャズっぽく演奏したい場合はポップス系の進行でもどんどんジャズのフレーズを取り込んでみましょう。

ただし、ゆっくり演奏するとあまりかっこよくならないので、そこは16分音符を中心に!!

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Here’s that Rainy Day的コード進行でのソロ例

Here’s That Rainy Dayコード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「8分音符+2つの16分音符(半音階)」を使うことです。

8分音符+2つの16分音符は「タータタ」というリズムで、ここでは意図的にたくさん使用しています。また、それらの16分音符は全て半音階になっています。

このhere’s That rainy Dayはテンポのゆっくりな曲です。バラードで演奏されることも多い曲ですが、セッションではミディアムスローでも普通に演奏されます。

となると、8分音符でスケールの上昇下降だけでは変化が少ないので、フレーズのリズムの変化がほしくなります。

そこで手っ取り早くリズムに変化を入れる方法が、8分音符+2つの16分音符。ドレミファソラシドとスケールを上昇するような感じでも、どこかに1音、半音階を足すような感じです。

使用した場所

  • 3小節目1拍目
  • 6小節目4拍目
  • 8小節目4拍目
  • 12小節目4拍目
  • 20小節目2拍目
  • 22小節目4拍目
  • 26小節目2拍目
  • 28小節目4拍目
  • 29小節目4拍目

そして超重要なのは「タータタ」というリズムの次の音。つまり、その次の拍の頭の音。ここまで半音階にするようにしてみてください。

スケールに1つ音を足すだけでも雰囲気を変えることが出来る方法です。

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St. Thomas的コード進行でのソロ例

セント・トーマスコード進行でのソロ例です。

今回のコンセプトは速いテンポでのソロなので4分音符を中心に作ってみることです。

キーがAメジャーなので左手の小指が大活躍です。アドリブでも8分音符をどんどん使っていけばいいですが、小指を速く動かすためにはやはり技術が必要です。しかし、技術は一朝一夕で身につくもではないです。

そこで、4分音符を中心にソロを組み立ててみます。
もちろんただ単純にスケールを上昇/下降するだけではソロは組み立てられません。大事なのはインターバル(音程)です。

2〜3度の音程だけではなく、4度以上~1オクターブ以内の音程をどんどん取り入れてみてください。

上手く作れない場合は最後の音を「ラ」にするだけでセント・トーマスのコード進行はフレーズになります。

1コーラス目は4分音符を中心に、ラの音で終わることを意識しています。
2コーラス目は逆に8分音符を入れ、ラ以外の音で終わるように意識しています。

また、コード進行的な内容ですが、美味しいコードはC#m7(♭5)です。ここではAメジャーのスケールではないGナチュラルの音がコードトーン入ります。上手く取り入れるとコード感を出すことができます。

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SILVERSTEIN ALTA AMBIPOLY REED試奏

SilversteinのAMBIPOLY REED(アンビポリー・リード)というのがサックス用でも発売というの聞いて試奏してみました。

色々と興味深いリードです。

まずはその値段。¥6,264(税込)。普通に考えて高すぎ…。リードの一箱の値段がだいたい3,000円なので、約2倍。メーカーが約半年使えますとアナウンスしているけど、同じ樹脂リードでもレジェールのシグネチャーで3,500円くらいなので、それでもちょっと高いような…。

素材はアンビポリマーとのこと。アンビポリマーって何?って感じです。調べても出てこないので、シルバースタインの独自の素材なのかな?

「樹脂リードだけど吸水性があり、天然ケーンのような丸みのある温かなサウンド」となっているのですごく不思議です。樹脂リードなのに吸水性があるってので。

個人的には吸水性というのがすごく気になるところです。

他の樹脂リードも色々と試してみましたが、気になるのが口の水分を吸ってくれないのでリードが滑ること。滑るからちょっとアンブシュアに気をつけなければいけない。ケーンのリードは慣れているせいもあるんだろうけど、水分を吸ってくれるので口の中でリードが滑るという感覚があまりない。この吸水性は一つのポイントかなと。

さて、実際に試奏してみました。

AMBIPOLY REEDといっても硬さの他に「JAZZ」と「CLASSIC」の2種類あり、今回はその2種類で2+、2.5、2.5+の計6種類試してみました。

吹き終わった感想としてはそのリードの精度です。リードのツボが分かりやすい。本当に鳴るポイントがど真ん中にあり、硬さによってバラツキもない。厚さと硬さの好みが決まれば吹きやすいリードになります。

「JAZZ」は全体的に薄く、リードのツボがちょっと奥側にある感じ。薄いので倍音が乗りやすく、明るい音色を作りやすい。

「Classic」は厚みがあり、リードのツボが先端側にある感じ。しっかりとした厚みは吹きごたえもあり、変な倍音もない。個人的にはClassicのほうが鳴り方が好きかも。

リードは「薄くて硬いリード」、「厚くて柔らかいリード」から探していくのが基本になりますが、自分はこのリードならば「厚くて柔らかいリード」を基本にするのが好きかな。とりあえず選ぶならClassicの2.5です。

ただ、吸水性に関しては期待通りの結果では無かったかな。確かに吸水性はある。けど、滑らなくなるかと言われればそうでもない。まぁまぁという感じ。
単純に音の方への影響のみと考えるのかな?となると、濡らす意味ってよくわからない。実際はどうなんでしょ?

音色はなかなかいいかも。樹脂リードってどれを使っても「あれ?」という倍音が高音域を使うと出てくる。通常のケーンだとその音色にはならないっていう、独特の音色。それがあまり感じられなかった(あまりっていうくらいなので、ちょっと引っかかる部分はあるけど)。でも、樹脂リードならではの安定性はありそうなのはいい感じ。

色々樹脂リードも吹いてみたけど、これは高いだけあって、いい感じで、樹脂リードの中では確かにすごくいいものだなという感想です。

録音したものを聞いてみて、JazzとClassicで思いの外、音色に違いがないんですね。吹いている時は吹奏感が結構違うので、もっと音色にも違いがあると思っていました。

とりあえず吹いてみた感想はこちら。

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5+4+3のアルペジオ練習

アルペジオの練習も音数を変えて行ってみます。運指技術だけでなく、リズム感を鍛える練習になります。

各アルペジオは以下のようになります。

  • 5音:ドミソシレ(9th)
  • 4音:ドミソシ(7th)
  • 3音:ドミソ(トライアド)

この5音、4音、3音のアルペジオを組み合わせたものが「A」です。上段が5+4+3、中段が4+3+5、下段が3+4+5です。他の組み合わせもありますが、まずはこの組み合わせの練習で、各アルペジオとリズムの組み合わせを正確にできるようにしてみます。

さて、「B」から5+4+3のみで行ってみます。5+4+3は足すと3拍のフレーズになるので、3/4拍子が基本になりますが、これを4/4のリズムパターンに乗せてみたものです。ドラムを聞きながらこれを行い、4/4のリズムをしっかりと身につけるようにします。

「C」はキーを変えたものです。GやFといった簡単なキーで練習し、なれたら徐々に難しくしてみます。オクターブの切り替えや、左手&右手の組み合わせが難しいので、たくさんのキーで出来ることが望ましいです。

「D」はエキスパートコース。半音ずつ上げていっています。ここでは途中で切れていますが、12のキーで全てできるようにすることが理想です。

アルペジオをしっかりとマスターしながらもリズムキープができるように。

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ソシレ・ソドレ・ソド#レの運指

「ソシレ・ソドレ・ソド#レ」と真ん中の音が半音ずつ上がる音使いです。「ソシレ・ソドレ・ソド#レ」といってもオクターブ上と下の2種類あります。どちらとも難易度が高く、サックスではこの運指に弱点が詰まっています。

「A」はオクターブ下ですが、ここで気をつけるのは左手親指のオクターブキー。オクターブの切り替えがスムーズに出来るようにしておきます。結構「レ→ソ」というオクターブキーを離す動きも難しかったりします。

「B」はオクターブ上です。ここで気をつけるのはレの時です。指が離れすぎないようになるべくキーに近づけておきましょう。

「C」は両方のオクターブ。A、B両方やるだけだから簡単だと思いきや、全く別物に変わります。オクターブキーを使うだけでガラッと雰囲気が変わります。

特に注意しておきたいのが親指と中指の力関係。オクターブキーを押すのに力が入りすぎるとそれに負けないように中指にも力が入ってしまいます。逆にオクターブキーを離すとそれに釣られるように中指も離してしまったり…。

親指と中指を別々の動きにすることが結構難しいので、それを意識してみましょう。

「D」は応用です。かなり難しいです。オクターブのイメージをしっかりと持っておかないと運指の難しさだけではなく、音が裏返ったりするので。

なるべく速く、何回も行うのが理想ですが、まずは正確に。

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Aマイナーペンタトニックとグループ化

Aマイナーのアドリブでパラパラと高速フレーズで演奏するフレーズがあります。もちろん速く演奏するためには技術も必要ですが、そこには少し知識も必要です。

速いフレーズはAマイナーペンタトニックで、1拍のグループを連続している場合が多いので、まずはA、Bの練習をしてみます。4音グループの練習です。

この中でも特に重要なのが2小節目の「ラソミレ」もしくは「ドラソミ」です。この2つが非常によく使用されます。理由は「単純に高い音」&「オクターブキーの運指が入らないから(簡単な運指)」です。

「ラソミレ」もしくは「ドラソミ」を速く演奏するだけでも十分ですが、C・Dは少し変えて「ドラ」の音を足して6音グループを混ぜています。

Cが4音グループ+6音グループの繰り返し、Dが4音+4音+6音グループの繰り返しです。

もちろん難易度は上がりますが、裏拍と表拍が入れ替わるのでリズム的にも面白く聞かせることが出来ます。

E・Fはラの音のみを足した5音グループです。奇数音グループは非常にリズムが難しくなります。しっかりとしたリズム感を鍛える上でも練習になる方法です。

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Aマイナーペンタトニックのインターバル練習

Aマイナー(3連符)のスケール練習に続いて、インターバルの練習も。

A、B、C、DはそれぞれAマイナーでのインターバルの練習です。Bのみ下降型にしています。C、Dでも同じく下降型の練習も行えると理想です。

A’、B’、C’、D’はサックスの音域内をすべて使用しての練習です。Aマイナーの場合は下がド、上がミなので、その音域内を使っています。

A”、B”、C”、D”はさらに半拍ずらしてのスケール練習です。メトロノームを使って行うと非常に効果的です。

ペンタトニックでも使える音を直感的に判断するだけでなく、ちゃんと計算して使えるようにするための練習です。ペンタトニックの音感を鍛える上でも非常に効果的です。

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Aマイナーペンタトニック(3連符)のスケール練習

マイナー一発の曲やポピュラー系の楽曲での演奏で重要なのがペンタトニックスケール。シンプルで覚えやすいフレーズ作りには必ず必要なスケールです。

しかし、このマイナーペンタトニックスケールをゆっくりと演奏していたのではダサくなってしまいます。そこで、3連符でペンタトニックを使えるようにしてみます。

まずは[A]ですが、ペンタトニックを1音飛ばしで演奏出来るようにします。Aマイナーペンタトニックはラ、ド、レ、ミ、ソなので、「ラレ」「ドミ」のように1つ飛ばして戻るような感じです。

[B]〜[E]はそのペンタトニックの3連符です。1音飛ばしが出来るようになると、そこに1音足すような感じで3連符に変化させてみます。メトロノームなどを使用して、正確に3連符が演奏出来るようにします。跳躍音程が難しくなりますが、そこで遅れないようにしておきましょう。

[F]はマイナースケールに♭5thのブルーノートを足したブルーススケールです。こちらも3連符で演奏出来るようにしておくと1コードものでも対応力がつくようになります。