アルペジオとスケールの練習(3)

アルペジオとスケールの練習(1)アルペジオとスケールの練習(2)につづいてアルペジオとスケールの練習(3)も。

こちらはジャズフレーズを意識したスケール練習です。

これまでと同様に、メジャースケール(ナチュラルマイナースケール)、ハーモニックマイナースケール、メロディックマイナースケールで、アルペジオからスケール下降していく構成になっていますが、2小節目の2拍目のウラにアプローチノートを入れています。

アプローチノートとはターゲットノート(ここでは3拍目のアタマの音)の半音下のことで、必ずしもスケールの中の音の必要はありません。

裏拍にしっかりとアプローチノートを入れる事が染み付くようになると、コード感を感じられるジャズらしいフレーズ作りもやりやすくなります。

メジャースケール(ナチュラルマイナー)スケールはよく見かけますがハーモニック・マイナー・スケールやメロディック・マイナー・スケールでも練習しておきましょう。
応用編になりますが、メロディック・マイナーはオルタードスケールと同じ音使いになるので、オルタードスケールでもアプローチノートを入れることが出来るようになります。