Always Thereコード進行でのソロ例
「オールウェイズ・ゼア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「1小節ずつ変わるキーに対応する」です。
演奏難易度★★★★★
コード進行は|Dm7 Am7 | Cm7/F B♭△7 |という2小節の繰り返しです。
キーはDマイナーで、ダイアトニックコードも多いのでDマイナースケールで押し切ることもできるのですが、厄介なのが「Cm7/F」です。このコードにはDマイナーのスケールに存在しない「ミ♭」の音が入るからです。
Cm7/FはF7sus4と考えることもできるので、ここはF7sus4→B♭というV-Iで考えてみます。つまり、|Dマイナー|B♭メジャー|の1小節ずつの繰り返しで考えてみます。
実際、偶数小節は転調しているような感じにも聞こえるので。
ということで、奇数小節Dマイナー(シ♭)、偶数小節B♭メジャー(シ♭、ミ♭)で、ソロを作ってみます。要は「ミ♭」の有無です。
そこにちょっと半音階を足すとフレーズも作りやすくなると思います。
前述の通りDマイナー一発で押し切ることも出来ますが、キーチェンジが苦手な場合は「ミ」を使わないDマイナーペンタ(レ・ファ・ソ・ラ・ド)などでもいいと思います。