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Take The “A” Trainでスケール練習(ホールトーンスケール)

「A列車で行こう」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ホールトーンスケールを使う」です。

「A列車で行こう」の特長とも言えるのがAセクション3~4小節目のB7#5です。いきなりII7というのはよく使われるコードですが、この3~4小節目で、しかも#5が入るのはこの曲ならではです。

オーギュメントとも呼ばれる「#5th」で使われるスケールで一般的なのがホールトーンスケール。全て全音(英語でWhole Tone)で構成されているスケールで、半音が存在しないスケールです。

他にもコンディミやオルタードなんかも#5thが入るので使ってもいいと思いますが、ナチュラル9thと#5thの組み合わせがこの曲のハーモニーの特徴なので、やはりホールトーンが1番しっくり来るんですよね。

B7で上手く「ソ」を使いたいところです。

21~22小節でもB7が出てきますが、ここは#5thではないので、Bミクソリディアンが普通の響きのスケールになります。もちろんオルタードスケールあたりも面白いと思いますが。

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Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com