音を出さずにサックス運指練習【オクターブ切り替え編】
音を出さずにサックス運指練習【左手編】の続きで、【オクターブ切り替え編】です。
今度はオクターブの切り替え、特に「レ」の音を中心としたパターンで練習です。
まず最初に「ドレ」のみを繰り返してみます。
その時に見ておくのがネックのトーンホール。ここのキーが少しでも動かないようにします。このキーは左手薬指と親指に連動しているので、同時に動かないとしっかり塞がっていないので、裏返りの原因にもなります。まずはここを安定させます。
その後に下記の運指をそれぞれ30秒やってみます。
- 「ドレ・シレ・ラレ・ソレ」
- 「レド・レシ・レラ・レソ」
- 「ドレ・シレ・ラレ・ソレ」オクターブ上
- 「レド・レシ・レラ・レソ」オクターブ上
- 「ドレ・シレ・ラレ・ソレ」オクターブ上下
- 「レド・レシ・レラ・レソ」オクターブ上下
合計この6パターンです。
基本は「続ける、速く、休まない」ですが、オクターブキーを押さえる親指は腱鞘炎など、指を痛めることもよくありますので、そこは適度に。
息だけの音でも十分にできているか確認出来るどころか、より分かりやすくなります。
是非挑戦してみてください。