「On Green Dolphin Street」でのソロ例
「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「♭の臨時記号に慣れる」です。
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ラテン(今回は8ビート)とスウィングというリズムの切り替えもあり、テンポも速く、転調も多いので難易度の高い曲です。
この曲はCメジャーですが、同主調のCマイナーへの転調が多い曲です。CメジャーとCマイナーをスムーズに切り替えることがこの曲のアドリブのコツです。
さてそのCマイナーですが、♭が多く両手とも小指を使います。
サックス奏者はシャープが付くほうが得意なので、♭系はどうしても苦手なキーです。
しかし苦手だからといってフラットをシャープに置き換えるのはやめましょう。しっかりとフラットで考えるようにします。
スケールという概念を崩さないようにしておくと♭も徐々に慣れると思います。
あとはストレートとスウィングのリズムの違いをしっかり出すようにしましょう!