「The Girl From Ipanema」でのソロ例

「イパネマの娘」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「転調時のスケールを考える」です。

「イパネマの娘」はボサノバの有名な曲ですが、アドリブを行うには難易度のとても高い曲です。

その理由が部分転調です。

この曲はキーはDメジャーですが、曲の中でキーが頻繁に変わります。
特にBセクションは理論的にもかなり難しいです。

自分の解釈では、、、、

  • (E♭△7)E♭メジャー→
  • A♭7(E♭マイナーのIV7)→
  • E♭m7(E♭マイナー)→
  • B7(EマイナーのV7)→
  • Em7(Eマイナー)→
  • C7(Dマイナーの♭VII7)→
  • Dメジャーの3-6-2-5

と考えています。

半音ずつ上がっていき、同主調と平行調を使っているという感じです。
この感覚で書いているので、臨時記号もこれに合わせています。

理解するまで難しい話しですが、分かりやすく言うととりあえず臨時記号もシャープ/フラットを置き換えずに読んでもらいたいという内容です。

https://youtu.be/1cTf64ra7YI
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