「The Girl From Ipanema」でのソロ例
「イパネマの娘」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「転調時のスケールを考える」です。
「イパネマの娘」はボサノバの有名な曲ですが、アドリブを行うには難易度のとても高い曲です。
その理由が部分転調です。
この曲はキーはDメジャーですが、曲の中でキーが頻繁に変わります。
特にBセクションは理論的にもかなり難しいです。
自分の解釈では、、、、
- (E♭△7)E♭メジャー→
- A♭7(E♭マイナーのIV7)→
- E♭m7(E♭マイナー)→
- B7(EマイナーのV7)→
- Em7(Eマイナー)→
- C7(Dマイナーの♭VII7)→
- Dメジャーの3-6-2-5
と考えています。
半音ずつ上がっていき、同主調と平行調を使っているという感じです。
この感覚で書いているので、臨時記号もこれに合わせています。
理解するまで難しい話しですが、分かりやすく言うととりあえず臨時記号もシャープ/フラットを置き換えずに読んでもらいたいという内容です。