Spain的コード進行でのソロ例
「スペイン」コード進行でのソロ例です。
コンセプトは「難しいキーで頑張る」ですかね…。
演奏難易度★★★★★
この曲は2/2拍子で、リズムの書き方としては16分音符ではなく、8分音符での記載が正しい書き方ですが、ここでは敢えて4/4拍子で16分音符の書き方にしています。
省スペース的な意味もありますが、サックスは16分音符のリズムでソロを吹く考えでもいいからです。
さて、この曲はG#マイナーです。#5つの難しいキーです。技術的には「ラ#」の運指がポイントになると思います。Bisキーとサイドキー(taキー)を上手く使い分ける必要があります。
難しい曲ですが、コード進行としてはそこまで複雑なものではないです。ほとんどがG#マイナーのダイアトニックコードで構成されています。この辺はBメジャーで考えた方が簡単ですね。
E△7、C#m7、G#m7、B△7がダイアトニックコードになります。
D#7(E♭7)はG#マイナーのダイアトニックコードでもハーモニックマイナーのダイアトニックコードになります。
「A#7(B♭7)」と「G#7(A♭7)」がノン・ダイアトニックコードなので、その2つのコードだけ要注意です。
このように調号の多い曲では「#が5個、ファドソレラに付く」と考えるのではなく、「シミ以外、全部に#が付く」と考えるようにします。もう#がついて当たり前のような感覚です。
ということで、今回の譜面は音階名に#などを振らないようにしています。
また、「-(横棒)では半音階」と考えています。1音ずつすべて考えるのではなく、半音階として一纏めにして考えています。
考えることを少なくするのも重要な方法です。
技術に関しては、、、、ひたすら練習あるのみ。特にラ#の運指に関しては。