左手小指の動き

左手の小指はサックスで弱点とする運指の一つ。しかし、ここにも攻略のコツというのがある。

サックスは指を軽く曲げた状態で運指を行うほうがいい。もちろんこれは脱力などという意味も含まれているけど、もう一つの大事な要素が「力の方向」。
特に小指はこの力の方向を大事にしています。

例えば、下記のような譜面を演奏した時にどのような指の動きをするか見ます。

スクリーンショット(2013-02-13 0.30.39)

 

もちろんG#→F#の時の動きが重要ですが、ちゃんとF#の時に左手小指がテーブルキーから離れていることが前提です。実際にはテーブルキーを押さえっぱなしでも構造上ちゃんと音は出るけど、ここでは運指確認が目的なので。

で、この時の運指の動き。

小指を伸ばしたままの状態だと「押さえる」と「離す」の2つの方向が出てきちゃうわけなんですよ。

↓これがそのNG例

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伸ばした状態だと力がとても入ってしまう。

実は速い小指の動きに「離す」っていう感覚は無い。(遅い動きだったらあるけど)
押さえる動きに対して、更に押さえるというか、回転させるような動きになり、テーブルキーから滑らせるようになるが理想。

つまり、ずっと同じ方向に力が向くってこと。

↓OK例

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左手の小指を曲げると、結果として回転させる(力の向く方向を変えない)動きが出来る。

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後ろから見た写真。押さえていないF#の時はテーブルキーの真上ではなく、外側(左側)にいる。

この回転させるような動きを身につけると速さが出てくるので、装飾音符や、指のスムーズな動き、そして結果として指が曲がった状態を維持できる(脱力できる)ので指全体の痛みからも解消されるってことになります。

※ただし、条件もあります。これは爪が短いこと。実はテーブルキーって小指の腹ではなく、指先(爪の辺り)で押さえるからです。

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