ジョン・コルトレーンのオムニブック

アマゾンを見ていて「あなたへのおすすめ」でオムニブック的な画像が現れた。
オムニブックかーと思ったんだけど、なにやら表紙の絵が違う。で、タイトルを見ると「John Coltrane Omnibook」となっている。

何!?コルトレーンのオムニブック登場!?
もちろん見た目を疑う。

オムニブックとは1982年に発売されたチャーリー・パーカーのアドリブソロのコピー譜。ジャズの練習教材としてもよく使われるし、自分も持っている。学生時代はしこたま練習した。
つまりオムニブック=チャーリー・パーカーというイメージでしかない。

それが30年の時を経てコルトレーンが出てきたなんてとてもじゃないけど信じられない。

しかし、発売日を見ると2013/4/15となっている。4月発売!!!
ここでようやく実感が湧くようになった。

コルトレーンといえばジャズのアドリブを極めたプレーヤーであり、尊敬されるべきプレーヤーであることは間違いない。
そのコピー譜が¥2,000を下回る価格で、43曲も出るなんて信じられない。

出版元のHal Leonard出版のサイトをみると曲が掲載されていた。

Song List:

  • Acknowledgement (Part I)
  • Airegin
  • Alabama
  • All Blues
  • All Or Nothing At All
  • Bessie’s Blues
  • Blue Train (Blue Trane)
  • Body And Soul
  • By The Numbers
  • Bye Bye Blackbird
  • Cattin’
  • Central Park West
  • Chasin’ The Trane
  • Countdown
  • Cousin Mary
  • Crescent
  • Eclypso
  • Equinox
  • Giant Steps
  • Goldsboro Express
  • Grand Central
  • Impressions
  • In A Sentimental Mood
  • India
  • Just For The Love
  • Lazy Bird
  • Like Sonny (Simple Like)
  • Locomotion
  • Lonnie’s Lament
  • Lush Life
  • Mary’s Blues
  • Mr. P.C.
  • Moment’s Notice
  • My Favorite Things
  • My One And Only Love
  • Naima (Niema)
  • Nita
  • Oleo
  • Omicron
  • Paul’s Pal
  • Pursuance (Part III)
  • Russian Lullaby
  • So What
  • Softly As In A Morning Sunrise
  • Some Other Blues
  • Spiral
  • Syeeda’s Song Flute
  • Theme For Ernie
  • 26-2
  • Velvet Scene
  • We Six
  • Witches Pit

あぁ、すごいですわ。
ちょっとこれは欲しい。

自分も学生時代はGiant StepsなんかのE♭用コピー譜を入手して練習した。
難しくて出来なかったけど。

でも、今ならちょっと出来るような気がする。ちょっとこれでコルトレーン研究でもしてみようか。
こういうのが出てくるとコルトレーンだけに限らず、他のプレーヤーも出てきそうだね。

あと、初めて知ったんだけど、パーカーのオムニブックにカラオケCD付きってのがあるんだけど、あれはなんだろう。
これも気になる。