St. Thomas的コード進行でのソロ例

セント・トーマスコード進行でのソロ例です。

今回のコンセプトは速いテンポでのソロなので4分音符を中心に作ってみることです。

キーがAメジャーなので左手の小指が大活躍です。アドリブでも8分音符をどんどん使っていけばいいですが、小指を速く動かすためにはやはり技術が必要です。しかし、技術は一朝一夕で身につくもではないです。

そこで、4分音符を中心にソロを組み立ててみます。
もちろんただ単純にスケールを上昇/下降するだけではソロは組み立てられません。大事なのはインターバル(音程)です。

2〜3度の音程だけではなく、4度以上~1オクターブ以内の音程をどんどん取り入れてみてください。

上手く作れない場合は最後の音を「ラ」にするだけでセント・トーマスのコード進行はフレーズになります。

1コーラス目は4分音符を中心に、ラの音で終わることを意識しています。
2コーラス目は逆に8分音符を入れ、ラ以外の音で終わるように意識しています。

また、コード進行的な内容ですが、美味しいコードはC#m7(♭5)です。ここではAメジャーのスケールではないGナチュラルの音がコードトーン入ります。上手く取り入れるとコード感を出すことができます。