Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例

Just the Two Of Us的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはテンポ90の8ビート系のリズムパターンでビバップフレーズを吹くことです。

この曲のコード進行はポップスやR&Bでも多数使われており、定番中の定番!覚えておいて損はないコード進行です。

さて、曲のキーはDマイナーで、基本はDナチュラルマイナースケール(レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド)のスケールで演奏すれば普通の演奏が可能です。

もちろんDマイナーペンタトニックも大丈夫で、マイナーペンタを中心に考えると歌いやすいフレーズも作りやすいと思います。

コードの多くはマイナーのダイアトニックコードなので、コードトーンを意識しすぎるより、スケールで捉えたほうが作りやすくなると思います。

今回は敢えて16分音符多めのビバップフレーズ、いわゆるジャズなフレーズをたくさん入れています。Cm7-F7などは典型的なII-Vフレーズになるようにしているほか、A7ではミクソリディアン♭9♭13(いわゆるハーモニックマイナーp5↓)ってのも入れていますし、半音階をたくさん取り入れています。

強引ではありますが、ビバップフレーズとは、半音階(アプローチノートやパッシングトーン)やアルペジオ、そして裏拍での跳躍がたくさん入るフレーズのこと。もちろん半音階もいつでも使っていいわけではなく、裏拍で使います。ここでは16分音符の2音目と4音目ですが、そこに臨時記号を多く使っています。

もちろんそれだけではなく、3連符のリズムやタイを使ったシンコペーションも入れることでリズムに変化をもたせるようにしています。

マイナースケールだけでなく、そこからさらに複雑なフレーズを作りたい場合や、ジャズっぽく演奏したい場合はポップス系の進行でもどんどんジャズのフレーズを取り込んでみましょう。

ただし、ゆっくり演奏するとあまりかっこよくならないので、そこは16分音符を中心に!!

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