I Shot The Sheriff的コード進行でのソロ例
「アイ・ショット・ザ・シェリフ」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「レゲエのリズムで16分音符を使う」です。
演奏難易度★★★★☆
ボブ・マーリー作曲のレゲエの代表曲の1つ、「I Shot The Sheriff」。
Eマイナーのダイアトニックコードのみで、コード進行もシンプルになっています。
ただし、小節数は中途半端で、21小節あります。16小節が普通の小節数ですが、そこに4小節足し、そして最後にキメが入って2拍伸ばしているような感じです。
ソロはEマイナー1発で大丈夫ですが、今回は16分音符で演奏するので、半音階を多用するようにしています。
レゲエは基本的にゆっくりなテンポなので、音数がポイントになります。
ここではEマイナースケールを中心に、16分音符の裏で半音階(臨時記号)を使うようにしています。
また、シンコペーションを使ったリズムの使い方も重要になります。
さて、レゲエですが、アドリブを演奏する上で難しいのがそのベースライン。通常は必ず入るベースの音ですが、小節頭のベースが抜かれることもあり、拍が惑わされやすいです。
今回はクラプトンのバージョンを参考にしているので拍も分かりやすいですが、ボブ・マーリーのレコーディングではベースラインがかなり特徴的です。
16分音符は走りやすいので、スカスカのベースラインでも、しっかりと拍を刻みながら演奏することが重要です。