C Jam Blues的コード進行でのソロ例
「C・ジャム・ブルース」でのコード進行です。
今回のコンセプトは「替え指を使う」です。
演奏難易度★☆☆☆☆
Cジャムブルースと言っても実音でCなのでサックスではAのブルースですね。
難易度は高くしていませんが、要注意ポイントが16分音符のところです。
「ドレドシ」か「ラシ」となっている音使いです。
ここは替え指を使わないと厳しいです。
まず「ドレドシ」。
ここでは「レ」が替え指になり、高音域(パームキー)のレで、オクターブキー無しで押さえます。
この運指は通常運指ではなく、ピッチも少し低くなります。しかし、速いフレーズなので、ピッチよりも滑らかな音使いを優先するので、この替え指で演奏します。
ちなみに、ソプラノやテナーではこちらの方をよく使うプレイヤーもいます。
他にも「レ」よりもピッチが正確な「レ#」のキーの方を押さえる場合もあります。
ラ#についてはシ(左手人差し指)+右手人差し指でやっています。ラ#は右手のサイドキーと、Bisキーが一般的ですが、これも速い音使い(装飾音符)のときにこちらの運指を使います。
ゆっくり演奏すると通常運指でも出来ますが、速いフレーズに対応できるように、替え指も知識として入れておくのは重要です。