「The Song Is You」でのソロ例

「The Song Is You」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「難しいキーに転調する」です。

The Song Is Youは小節数が16小節単位の特殊なAABA形式です。小節数が多い曲はテンポの速い曲が多いですが、この曲も例外なく速い曲です。
さらにAセクションとBセクションでリズムも異なり、転調するという難易度の高いところを詰め込んだ曲です。

さて、AセクションはCメジャー(サックスでAメジャー)、BセクションではEメジャー(サックスでD♭メジャー)という難易度の高いキーです。
D♭メジャーはC#メジャーとも考えて演奏することができます。

ここではテーマはコード進行に合わせてC#メジャーにしていますが、アドリブについては自分はD♭の方が簡単なのでそちらのキーで考えています。
臨時記号とコードでシャープ/フラットが混在しているのはそういう意味です。

もちろん臨時記号だらけになるので難易度も高いですが、最初は音数を減らし、リズムに変化を与えるようなことをイメージするといいでしょう。
とはいえ、まずはスケールをしっかりと覚える(というか使えるようにする)事が重要です。