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「Strangers In The Night」でのソロ例

「Strangers In The Night(夜のストレンジャー)」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「1コードでフレーズを作る」です。

この曲は1コードで続く部分が多い曲です。フレーズを作る上でコード進行が無い、もしくは少ないというのは簡単そうに見えて実はとても難しいです。

特にソロをコードトーンを中心に作っていく人にとっては。

もちろんスケールを中心に作っていきますが、スケールの中の優先順位を考えてみます。

自分は下記のように考えます。

  1. トニック音(Root)
  2. コードトーン(Root+3rd,5th)
  3. ペンタトニック(コードトーン+9th,6th)
  4. メジャー、もしくはマイナースケール(ペンタトニック+4th,7th)
  5. 半音階

いきなり「メジャースケールで作ろう」とは考えないで、コードトーンだけから作る。でもコードトーンだけじゃ厳しいなと感じるときはそこに9thや6thを足す。それでももっと音の種類を増やしたいならそこに4thを足してみるといった感じで、さらに足したいと思ったら半音階(パッシングトーン)を足してみます。

あとはしっかりフレーズ間の休符を取ることも大事です。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com