「My One And Only Love」でのソロ例
「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「バラードで、メジャースケールの中に半音階を入れる」です。
コード進行の多くがCメジャーのダイアトニックコードでできており、ノンダイアトニックコードの多くがVI7でセカンダリー・ドミナントです。
無理やりですが、Cメジャースケール一発でもなんとかなる曲です。
Cメジャー一発でどうにかなりますが、もちろんそれだけではジャズのフレーズにはなりません。そこで今回はそのCメジャースケールに半音階を混ぜるようにしています。
半音階の混ぜ方は裏拍に臨時記号が付くようにすることです。
今回はバラードで16分音符が中心になっています。16分音符とは言え、テンポが遅いので8分音符のような感覚です。
16分音符のフレーズの場合、裏拍というのは16分音符の裏になるので、気をつけてください。表拍に臨時記号が付いているのはコードトーンを意識しているところです。
メジャースケールに半音階を混ぜるとジャズの雰囲気を一気に作れるようになるので、使えるようになっておきたいテクニックです。
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