「Harlem Nocturn」でのソロ例
「ハーレム・ノクターン」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「マイナーコードで9thを使う」です。
「ハーレム・ノクターン」の原曲テーマはBメロがもう少し長く、メロディーも自由な部分がありますが、ここではAABA各8小節のいわゆる普通のスタンダード曲の構成にしています。
さて、今回はマイナーコードで9thの音を使うようにしています。
マイナーコードで9thの音はペンタトニックに入らない音なので、少し独特な響きになると思います。これがまたジャズっぽい響きでもありますが。
ファンクやロックなどのソロではペンタトニックの音を中心に組み立てることが多くなるので、シンプルなソロを作るにはペンタトニックを中心に考えるほうが良いと思います。
しかし、この曲ではメロディーも9thの音を多用しているので、アドリブで入れて問題ないどころか、逆にメロディーっぽく聞かせるようになると思います。
マイナー9thの響きに慣れ、どんどん使えるようになってみましょう。