「Days Of Wine And Roses」でのソロ例(Ver.3)
「Days Of Wine And Roses(酒とバラの日々)」のソロ例です。
今回のコンセプトは「休符を長めに&モチーフを使う」です。
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「酒バラ」はキーがF(サックスでD)ですが、ダイアトニックコードから外れるコードも多く(つまり臨時記号が多い)、結構難易度の高い曲です。
今回は休符を長めに取り入れるようにしています。
ダイアトニックコード以外の音はコードチェンジ感を出しやすいハーモニーです。アドリブでも上手く使うことができればコードチェンジ感のあるソロを作ることが出来ます。
しかし、コードチェンジを追って常に演奏するという意味ではありません。やはり休符を使う必要があります。
常に演奏している状況ではコードチェンジ感ではなく、音の羅列に聞こえるからです。
休符も数を多くするのではなく、長く取るようにしてみましょう。
休符を使う方法としてはモチーフを使うことも1つのアイデアです。
モチーフはコードトーンだけ追いかけるのではなく、スケール(キー)を中心に考えると作りやすくなります。