「Candy」でのソロ例(Ver.2)
「キャンディー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「半音ずつ下がるルート音(ディミニッシュコード)での対応」です。
いわゆる「リズムチェンジ」なコード進行に近い曲ですが、最初からIV△7から始まり、次にIVm7に行く特徴あるコード進行です。
そしてC→B→B♭→Aと半音ずつさがるルート音もこの曲の特徴です。
その中でもBm7-B♭dim7-Am7とディミニッシュコードが使われているところが今回のポイントです。半音ずつ下がる中でディミニッシュコードが使われるのは「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」でも使われているコード進行です。
B♭7だとE7の裏コードと解釈できますが、B♭dim7の場合色々と解釈が出来ます。
まずはE7(#11,13)とする場合です。これはEのH-Wディミニッシュ(コンディミ)を使います。
A7(♭9)としてインターポレイテッド・ドミナント(D7へのドミナント)と考えることもできます。今回はこのA7の感覚で作っています。
ディミニッシュは半音下のドミナントセブンと考えるとコードトーンもすぐに導き出せるようになります。