枯葉前半進行でのソロの変化例
「8分音符だけのII-Vフレーズを変化する例」で書きましたが、やや遅いテンポで8分音符を繋げてアドリブソロをやってもなかなかかっこよくならないです。
しかし、8分音符で構成するということはジャズのソロの基本。大事なのはリズムのバリエーション。同じリズムで演奏するのではなく、変化させることが重要になります。
そこで、8分音符だけのものから、変化したものを16小節ずつ書いてみました。
基本的には前半と後半で同じ音使いです。音を休符に変更したり、リズム変更、トリルなどを活用していますので比較してみてください。また、休符を取り入れた位置(小節)も重要です。奇数小節に休符を入れるのが多いというのも考えてみましょう。
前半部分は意図的に休符を使わずに、スケールを上下するだけのようなものにしていますが、ガラッと雰囲気も変わってくると思います。
もちろん他にもバリエーションをたくさん作ることが出来ると思います。まずは8分音符で作ってから変化させるというアイデアも使ってみてください。
ちなみに、前半部分でもテンポを200位まで上げれたらかなり違って聞こえます(適当に休符を入れる必要はありますが)。
その他アドリブについての方法はこちら↓