「Hey Jude」でのソロ例
「Hey Jude」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「8ビートのリズムで半音階を使う」です。
ビートルズの曲はコード進行が独特です。このHey Judeでは使われているコード自体は一般的ですが、2~3小節目でV7が続くというのは通常使われるコード進行はでありません。
他にも小節数も4小節単位で割り切れず、普通では無いコード進行ですが、それが自然に聞こえるというのがビートルズのオリジナリティー溢れる楽曲です。
さて、今回は曲の前半部分でのソロですが、16分音符で半音階を多く使うようにしています。
ハーモニーはシンプルで3和音が中心になっているので、Dペンタトニックで押し切ってもいいのですが、テンポもややゆったり気味なので、16分音符を使いたいところです。
16分音符を使うのであればペンタトニックだけでソロを構築するにはフレーズのネタ切れ感が出てくるので、半音階を用いて音数を増やす方法を取る事もできます。
その分、速く演奏することも求められるので、運指技術も必要になります。