半音階とタンギングの組み合わせ
実は以外に半音階が正確に出来ていない事が多いです。
実際、自分も出来ていないと知ったのは音大に行ったときでした。
特に感覚派でやっている人、半音階を「ド」からしかスタートしていない人、指の感覚だけでやっている人は要注意です。
実際の練習方法は「サックスプレイヤーのための全知識」にも書いたとおり、すべての音から始めるように練習するべきです。
下記の譜面も「ド」以外から始めた3種類を記載しています。
まずは1〜3まで正確にやってみるようにしましょう。
【条件】
- 1オクターブで必ず止めること。
- 必ず拍表に足を踏むようにすること。
【推奨条件】
- 上りは#、下りは♭で考えるのが音楽理論的な記譜方法です。出来ればそのように考える
- メトロノームを使って正確に
ちゃんと足を踏んだ音(拍表)と音名が一致すればOKです。
そして1〜3の半音階を4〜7のようにタンギングを入れてみます。
これがスムーズに出来れば半音階で「指が転ぶ」という状態も無くなっていくでしょう。
ちなみに、たかが半音階ですが難易度は結構高いです。
指の感覚だけでは出来ないので、音楽経験者も結構つまづく事が多いのもこの練習方法。