サックス用ケース

サックスケース選びのポイント

頑丈である事

ソフトケースは担いだ時にサックス自体に負荷がかかります。その為、楽器が曲がる可能性があります。出来る限りケースは頑丈なものをお勧めします。

サイズの確認

サックス本体とケースのサイズを確認して下さい。メーカー、型番により合うケースと合わないケースがあります。

特にケース中のクッションは重要です。隙間が開き過ぎるのはもちろん、きつすぎる状態も歩行時などの衝撃が楽器に行ってしまうので、あまり楽器にはいいとは言えません。購入時お店にお問い合わせ下さい。

また、最近ではビッグベルなど、楽器のベル部分が大きい機種もあるので、対応できるケースかどうかも事前に調べておくほうがいいでしょう。

サックスケースの種類

サックスはケースに入れるとアルトでも10kgくらいになります。持ち運びが多いのであれば、ケースも考えてあげましょう。

サックスケースはメーカー純正のケースの他に、肩がけできるもの、リュックタイプのものが主な種類になります。
2000年くらいまでのケースは木製品で重く、持ち運びも苦労するケースでしたが、近年はメーカー純正ケースも素材自体が軽量化され、背負えるようになっているものが多くなってきています。

優先順位を考える

移動

移動に自転車・バイクが多いのであれば両手が使えるリュックタイプです。安全第一です。
歩行・電車が多いのであれば軽いものを優先する方がいいでしょう。

持ち物優先か、重量優先か

楽譜など、荷物を持ち楽無い場合はA4が入るタイプのケースがオススメです。ただし、ケースが重くなるデメリットがあります。
逆に軽いタイプのものは収納も少ないので、別にバッグなどを持つ必要があります。

他にも、雨天時のことも考えるようにしておきましょう。傘を持った時に安全かどうかも重要です。電車移動の場合は雨天時に改札を通れるかどうかも想定しておきましょう。

ちなみに、自分は手に持ちたくない（握力を演奏前に使いたくない）ということ、自転車を使うのでリュックタイプのもの、電車に乗るので取っ手が上に付いていてるもの、楽譜の忘れ物が無いようにA4が入るものを優先しています。

価格

アルトの場合、大体2~3万円台くらいが相場になると思います。
サックスのケースも良いものは高いです。中のクッションが低反発素材などを使っていると高くなり、逆にクッション性のないものは安くなっています。

注意点

使用する上でサックスケースの注意するところは、閉め忘れによる落下。

ケースのファスナーを閉めずに立ち上がって落下することはサックスの事故の中でもすごく多いです。 閉め方がファスナー形式の場合は十分注意して下さい。

ファスナーではないパッチン錠タイプは服などに引っかかって開いてしまうこともあります。鍵や、ベルトなどで対策しておきましょう。

ちなみに落下すると修理費も2~3万、修理期間2~3週間は覚悟しておく必要があります。

オススメのサックスケース