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音の鍛え方、指を的確に動かす基礎はもちろん、曲をどのようにかっこよく演奏するかを理解し、楽しく上達してみましょう。

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Categories: Lessonメモ

室内でのちょっとした練習時の音について

サックスは本気で吹けば100dbくらいの音量が出る。これは防音設備のない自宅などで吹けば間違いなく苦情が出るレベル。

もちろん練習はスタジオなりカラオケボックスなり行って、ちゃんと吹くことが理想なんですが、もちろんそう出来ない時もある。
自宅で吹きたく鳴る時もあるわけで。
となると、音量を落として吹きますが、その時に悪い方へ行ってしまっては元も子もない。それでは何を聴くかというと、、、「しゅーしゅー音」。

これは吹いた時に「しゅーしゅー」って息の音は必要ないということ。

ちゃんとしたアンブシュアで吹けていると息を入れた時に「しゅーしゅー音」は全く鳴らない。
ちゃんとサックスの音が聞こえる。本当に小さく、音程もちゃんと分かる。

これは適度な強度(噛み過ぎでも緩めすぎでもない)状態だと息の音がクリアに聞こえる。
息を入れて指を動かせばちゃんとサックスの音に聞こえるはず。

これが出来ると近隣から苦情が来ることもない。

さらに、「しゅーしゅー音」がサックスの音を消しているんだから、それは余分な息量とも言える。
つまり、音を出すための必要最低限な息量(余分な力を使わない量)も分かります。
理想的なアンブシュアに近づくための方法とも言える。

「しゅーしゅー音」が鳴らないコツは唇に力を入れること。
歯で唇を押さえつけるようなアンブシュアでは「しゅーしゅー音」は消えない。それは痛いだけのアンブシュア。

これが出来ると曲練習も思いのまま。
週末などにスタジオなどで思いっきり吹いてあげると本当に効果絶大!
(本当に自宅内練習だけになると逆効果の恐れもあるけど)

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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