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Categories: Movieアドリブ譜

Don’t Get Around Much Anymore的コード進行でのソロ例

「ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニイモア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「アボイドノートをビビらず使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

Don’t Get Around Much Anymoreはビッグバンドや歌の曲として有名です。テーマのAセクションでは1小節目と3小節目にキメがあり、それ用のコードもありますが、アドリブでは無視してこちらのコードで考えてやっていいと思います(動画でのバッキングの方は一応キメのコードで作っています)。

短い(あっという間に過ぎ去る)コードが含まれる曲は他にもたくさんあり、もちろんそれに対応出来ればいいのですが、無理に合わせようとしてメロディー感を損なうソロになってしまうのであれば無視してもいいと思います。

さて、今回のコンセプトは「アボイドノートをビビらず使う」なので、たくさん入れています。

アボイドノート(Avoid Note)とはコードトーンを邪魔する音なので、強調すべきではない音(避けるべき音)です。延ばしたりすると気持ち悪いと言われる音です。

アボイドノートの説明は理論書などで詳しく説明されているので、省略しておきますが、メジャーコードの場合は4度(A△7ならレの音、E7ならラの音)、マイナーコードの場合(C#m7ならラの音)は6度がそのアボイドノートです。

しかし、このアボイドノートは「使ってはいけない音」ではありません。「強調すべきではない音」という意味です。むしろ使ったほうが、スケール特有の音を使えるオイシイフレーズになる場合もたくさんあります。

ハイリスク・ハイリターンな音と思っておけばいいのかな。

延ばしたらアウト、でも上手く使うとメロディーに調性を持たせる事ができる音なんです。

8分音符の中に入れると強調されることもなく効果的なので、今回はメジャーコードで4度、マイナーコードで6度の音をなるべく入れるように作っています。

楽譜、音源のダウンロードはこちら

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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