アルペジオの練習も音数を変えて行ってみます。運指技術だけでなく、リズム感を鍛える練習になります。
各アルペジオは以下のようになります。
この5音、4音、3音のアルペジオを組み合わせたものが「A」です。上段が5+4+3、中段が4+3+5、下段が3+4+5です。他の組み合わせもありますが、まずはこの組み合わせの練習で、各アルペジオとリズムの組み合わせを正確にできるようにしてみます。
さて、「B」から5+4+3のみで行ってみます。5+4+3は足すと3拍のフレーズになるので、3/4拍子が基本になりますが、これを4/4のリズムパターンに乗せてみたものです。ドラムを聞きながらこれを行い、4/4のリズムをしっかりと身につけるようにします。
「C」はキーを変えたものです。GやFといった簡単なキーで練習し、なれたら徐々に難しくしてみます。オクターブの切り替えや、左手&右手の組み合わせが難しいので、たくさんのキーで出来ることが望ましいです。
「D」はエキスパートコース。半音ずつ上げていっています。ここでは途中で切れていますが、12のキーで全てできるようにすることが理想です。
アルペジオをしっかりとマスターしながらもリズムキープができるように。