小指の押さえ方は「レ+小指=レ#」「ソ+小指=ソ#」と考えると分かりやすいので、シャープ系として覚える方が一般的です。
しかし、それでは異名同音(同じ音だけど#、♭と言い方が違うこと)であるミ♭やラ♭のようなフラットに対応することが出来ません。
その弱点の克服方法がE♭メジャースケールとEメジャースケールの両方を行うことです。両方とも「ミファソラシドレミ」です。その2つのメジャースケールを音階名をしっかりと歌いながら運指をやってみます。
絶対にミ♭をレ#、ラ♭をソ#と言い直さないでください。しっかりと小指と音階名を叩き込む練習なので。
交互に行うと非常に効果的です。Aでは2小節ずつ、Bでは1小節ずつ、Cでは2拍ずつキーを入れ替えています。
異名同音と音階名、運指をしっかりと合わせるようにしましょう。