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シンコペーションが苦手な人の為のスケール練習(休符を歌う)

シンコペーションが得意な人という方が少ないのですが、やはりシンコペーションが決まるとカッコよさは大幅にアップ。

そこで、シンコペーションが苦手な人用の練習方法です。

Gメジャースケールです。

1~3は8分音符、A~Cは16分音符のシンコペーションしたスケール練習です。基本的にはメトロノームの数が違うだけで、全く同じものです。

さて、シンコペーションが苦手な人の特徴が「表拍がいない事」です。「聞いてタイミングを覚えて、勘で入る」となっていませんか?

この「勘」は「音感・リズム感」があれば問題ないですよ。でも、自信がない場合は鍛えなければいけません。

その鍛える方法が、「休符を歌う」です。

休符は休むんじゃありません。休符も演奏するんです。

「どういう事?」という場合に[2]や[B][C]をやってもらうんです。吹いている合間に実際に声に出して「ン」って言ってもらうだけです。

「そんなの出来る」と思ってません?

すごく難しいですよ。もちろんテンポから遅れちゃダメなんですよ。

吹く→歌う→吹くの繰り返しってそんなに簡単じゃないですよ。テンポが速くなればなるほど。

これがちゃんと言えるってことが休符を歌うってこと。実際に声に出してるんだから。

コツは「ン」の前の音の切り方(止め方)だと思ってください。ちょっとでも延びるとンが歌えないです。

出来ると思ってるけど出来ない事の代表的な一つです。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com