「Song For My Father」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「フレーズにリズムの変化をつける」です。
速い8ビートの曲(実際は速いボサノバのようなリズム)です。
コードは難しくないので、スケール的には簡単で初心者のアドリブでもよく演奏される曲ですが、アドリブするとカッコよくするのが難しい曲です。
それがリズムの変化を付けづらいからです。
やや速い8ビートでは8分音符の羅列では野暮ったく聞こえます。
しかし、速く演奏するには技術が必要になります。
やはり8分音符を少なめにフレーズを作る必要があります。
そのためにはタイを使用したリズムや、3連符などをどんどん取り入れる必要があります。
取り入れるというのは「組み合わせる」という使い方ができるかどうかです。同じリズムにせず、3連符などを組み合わせ、一定のリズムにしないような工夫です。
もちろん「休符」も大事です。
今回はその休符も多めに取り入れています。
しっかりとフレーズに休符やリズムの変化を取り入れてみましょう。