「マイ・フーリッシュ・ハート」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「テンポの遅い曲でも16分音符を使わないようにする」です。
演奏難易度★★☆☆☆
チェット・ベイカーの最後の数日間に焦点をあてた映画でタイトルにもなっているスタンダード曲「マイ・フーリッシュ・ハート」です。
今回もストリングスを入れたアレンジにしてみました。
さて、今回は遅いテンポでも16分音符を使わないようにすることがコンセプトです。とはいえ、全く無いのも間延びしてしますので、少しだけ入れていますが。
やはり遅いテンポだと16分音符のような速いフレーズを入れたくなります。4分音符や8分音符ばかりになると、ダラっとした感じになっちゃうからです。
とはいえ、ただ速く演奏してしまうと指が転ぶとか、技術的な問題も起きます。
そこで、4分音符や8分音符だけでも、フレーズにリズムの変化を与え続けるとゆったりとした音符でもソロを作りことが出来ます。
シンコペーションなどを利用し、リズムに変化を与え続けてみましょう。