「Just The Way You Are(素顔のままで)」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「難易度を下げる」です。
ビリー・ジョエルのJust The Way You Areでの後半でのソロ例です。
原曲キーはD(サックスでB)ですが、半音上げてE♭(サックスでC)にしています。
このキーの調整もサックスにとって難易度調整で重要なところです。
ただし、高くなるのでピッチが難しくなりますが…。
さて、原曲に入っているフィル・ウッズのソロが超有名で、間奏部分は変えることが難しいくらい曲の一部分になっています。
実際にビリー・ジョエルのライブ映像を見ても間奏は変更しておらず、そのままあのソロを吹いているんですよね。
ということで、間奏部分は「あのままで転調」が最適解かなと。
後半にもう一度ソロが入ってくるので、その部分でのソロになっています。
後半も素晴らしいですが、ここは超速いフレーズだったりするので、ここを簡単にしています。
気をつけるのは「Fm」の、いわゆる「サブドミナントマイナー」と呼ばれるコードです。
Cメジャー一発ではなく、ここでちゃんとCマイナースケール(FmはCマイナーのダイアトニックコード)に変えることが出来るといいでしょう。
運指難易度は落としていますが、やはり16分音符のシンコペーションなどを使ってリズミックに演奏する必要はあります。
しっかりとリズムに乗るようにしましょう。