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「C Jam Blues」でのソロ例

「C Jam Blues」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「コードトーンを無視した半音階を使う」です。

実音C(サックスでA)のブルースです。

キーがFやB♭のブルースが多い中、Cのブルースはあまりなく、このキーのブルースでは定番の曲です。

コードやスケールに含まれない音も使ってはいけないわけではありません。もちろん使っても大丈夫です。

しかし、使うからには明確な理由が求められます。

今回はその明確な理由が「半音階」です。

半音階はコードトーンからも外れる音も含まれます。しかし、明確に「半音階を使っている」ということを印象づけるような使い方をすると音を外したという感じには聞こえません。

コードトーンではない音がいきなり2音続くと普通はNGです。しかし、明らかに半音階を使っていると分かるようなメロディーにしているので、ハーモニーの違和感が消されるようになります。むしろその不協和が面白く聞こえます。

「なんとなく使う」ではダメです。もちろん「間違える」もダメです。

しっかりと「こういう意図がある」と分かるようにしてみましょう。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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