アンブシュアとはサックスのマウスピースのくわえ方の事です。サックスは演奏に肺活量はそんなに必要ありません。アンブシュアが正しく出来ていると、息をほとんど使わずに演奏する事が出来ます。
【アンブシュアは人によって違います】
人によって顔の筋肉・骨格が違うので、全員同じアンブシュアは出来ません。深さや力の入れ方も人によって感じ方が違うので、自分の演奏方法を身につける必要があります。
【ジャズ?クラシック?】
よくジャズサックスの演奏方法、クラシックサックスの演奏法で比較される事がありますが、基本的なアンブシュアはどちらも同じです。
より演奏方法を追求していけば変わっていきますが、音出しの段階では効率よく息を出せるアンブシュアであればジャンルは関係ありません。
【大事な筋肉】
アンブシュアで必要な筋肉が「口輪筋」。その中でも口の両サイドの筋肉を重要視しています。
「ん」という口の形をすると口の両サイドが硬くなるところです。そこにしっかり力が入ると音を出しやすくなります。
【唇に力】
よく下唇の裏側が歯形が付いて痛いという状態になりますが、これは明らかに下顎に力を入れすぎです。下顎に力を入れるのではなく、唇に力を入れると音がスムーズに出せるようになります。