AKAIから出ているEWI(Erectric Wind Instruments)の最大の特徴はタッチセンサーということです。これがサックスをやる人には一番慣れが必要なことですが、慣れるとサックスでやうよりももっと速い運指が可能になります。 またリップセンサーもなかなか素晴しいです。
音源の方は3020mあるいは3030mという選択肢があります。
アナログ音源の3020mはアナログ特有の暖かみのある音が特徴です。音作りなどやってみたい方はこちらです。
3030mはサンプリング音源で出来ているということです。どちらがいいとはいえませんが3020mの方がEWIらしい音がします。
現在はEWI4000Sとなり、音源とコントローラーが一体化されています。これにより3020よりも大きくなりましたが、今まで2Uあった音源ラックがなくなり、持ち運びに関してもかなり便利になったほか、エフェクターも搭載されているのでよりデジタル系のシンセサイザーとして確立された楽器になっています。
また、PCで音を出す事を目的としたEWI USBも新たに発売されました。音源はPCを利用してソフトサンプラー(専用音源は付属)などになっています。
本体に音源やエフェクターは無く、出力はUSBのみ。その為、エフェクターや音色はPCのスペックに依存されます。
ただ、オクターブも5オクターブ(EWI4000は7オクターブ)と少なく、グライドも無いのがデメリット。
しかし、PCで音色を作れる事や、音源部分が無いのでコンパクトな設計、そして安い事も魅力です。