今市販されているウィンドシンセサイザーはAKAIのEWI4000s、EWI USBとヤマハのWX-5になります。この2種類でも特徴があります。
まずは音源部分ですが、EWI4000sは本体に内蔵された音源を使用する事が出来ます。EWI USBはPCでソフトシンセを使用しての音だし、WXはVL70-mのような音源を別途用意する必要があります。
この音源部分ですが、個人的にはEWIシリーズの方がより電気的な音、VLシリーズのほうがよりアコースティックな音色がイメージしやすいです。
もちろんシンセサイザーの知識があればこの音色をエディットして自分の好みの音を出す事も可能です。
また、SAX奏者がウィンドシンセサイザーを演奏するとき、一番困るのがキーの動きです。EWIのタッチセンサー、WXの軽いキータッチ。慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れてしまえば全然平気です。EWIにも後づけでキーが動くようにできますがEWIの特徴が一つ失われることになるのであまりオススメできません。
ウィンドシンセサイザーの上達方法で一番手っ取り早いのはやはりコピーです。好きなプレーヤーを見つけがんばってコピーしましょう。
基礎技術の上達で効果的なのはサックス用のエチュードがいいと思います。簡単なものでは”H.Klose 25 Daily Exercises For Saxophone”があります。