「ヤードバード組曲」でのソロ例です。
今回のコンセプトは跳躍インターバル。強引ですが、各フレーズのどこかに6度音程以上のインターバルを入れて作ってあります。
さて、跳躍インターバルを入れるフレーズの作り方はアルペジオの基礎がしっかり出来ていれば難しくありません。
例えばCのアルペジオならば「ドミソシ」となります。ここで、オクターブを考えてみます。
「ドミソシ」と言うと下記のようなイメージがあると思います。しかし、必ずしも低い→高いとなるとは限りません。
——シ
—-ソ
–ミ
ド
下記のように、ドミソシの「ミ」でオクターブ下に行くことも出来ます。すると6度インターバルの完成です。
ド
——シ
—-ソ
–ミ
アルペジオでも、下から順に音を辿るだけが練習ではありません。もちろんそこが出来なければ次に進むことは出来ませんが、途中でオクターブ変える事が出来るようになると、自然と跳躍インターバルが身につくようになります。
6度インターバル以上の跳躍をフレーズに入れることが出来るというのはアドリブ初心者から脱出するために必要なアイデアの1つです。