「星に願いを」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはコードトーンでソロを作ることです。
ソロはコードトーンのみで作られています。トライアド(3和音)のところはメジャーセブンの音にしてあります。
コードトーンでソロを作れば伴奏で使用される音なので、間違いなく外れた音を避けることが出来ます。
コードトーンさえわかればいいので、音楽理論もスケールなどが分からなくてもできるので、ソロを作る上でも比較的簡単な方です。
もちろん「アドリブ」となれば瞬時にコードトーンが分かるようになるための経験も必要となりますが。
さて、コードトーンのみでソロを作る場合、気をつけなければいけないのが、「同じ音」です。
同じ音はできる限り避けるように作成します。理由は単純にカッコよくなりづらいからです。特に表拍で同じ音が連続する場合は要注意です。
もちろん例外もあり、ここでのソロでもたくさん小節内で同じ音を使用しています。
その例外方法の一つが、「モチーフとして利用すること」です。同じようなリズムのフレーズで、なにか少し音が変わるような場合は同じ音を使うほうが逆に印象づけることができるからです。
ここでは2段目や3段目がそのモチーフを利用した作り方です。
ほかの8分音符が連続する場合は小節内になるべく同じ音が来ないように、来てもなるべく2音以上離すようにしています。
2拍ずつ変わるコード進行など、コードが多い場合にソロを作るときはコードトーンのみで作成するのも一つの方法です。