「スタンド・バイ・ミー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ペンタトニック+半音階を使う」です。
演奏難易度★★★★☆
コード進行はシンプルに「I-VIm-IV-V7-I」という、王道中の王道。ド定番なコード進行です。
ただ、ロックに多いキーで実音A(サックスでF#)キーです。調号が#6個という超難しいキーです。
「ロックやポップスバンドでサックスを吹きたい!」って場合は絶対に克服しなければいけないキーです。
さて、定番進行なので、今回はペンタトニックを中心に作っています。コードトーンも無視して、ペンタトニックです。
ロックでもコードトーンに合わせたほうがもちろんいいです。しかし、今回は勢い任せでいいように、ペンタトニックです。F#ペンタなので、シとミを封印です。
しかし、シとミ封印だけではソロを長く作るのも困難なので、半音階を混ぜています。ペンタトニックだけでは臨時記号は入りません。臨時記号部分は半音階を使うことで、ちょっとしたアクセント的な要素にしています。
ペンタトニック+半音階で少しジャズ感も出てくるようになるので、サックスっぽさも出てくると思います。
また、ペンタトニックは6度(F#ペンタならD#の音)を上手く使う必要があります。コードトーンには含まれない音ですが、非常にオイシイ音です。