リカード・ボサ・ノバ的コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはシンコペーション。
ボサノバなどのラテン系の音楽を演奏する時に必ず必要になるのが「シンコペーション」。楽譜の中に出てくる小節をまたぐようなタイです。
他の曲のソロと比べると分かると思いますが、小節線を越えるタイをかなりたくさん使用しています。
シンコペーションを使ったフレーズの作り方は4拍目のウラから次のコードが入ってくるような感じです。
ビバップなどではしっかり表拍を合わせるフレーズを多用しますが、ラテンのリズムではシンコペーションを使用したフレーズが多くなります。アプローチノートも減らす方が作りやすくなります。
今回は音数を少なくし、フレーズに裏拍を使うことを意識してあります。運指の技術ではなく、リズムの技術を養って上げる必要があります。