「アイル・クローズ・マイ・アイズ/瞳を閉じて」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「フレーズの終わりにシンコペーションを使う」です。
演奏難易度★★☆☆☆
フレーズの終わり方はアドリブ作成時に結構悩むもの。そこで今回はちょっとしたアイデアを入れてみます。
フレーズの終わり方(と言うか最後の音)は伸ばして終わる/短く終わる、表拍で終わる/裏拍で終わるの組み合わせです。
今回はその中でも前半は伸ばして終わる、後半は短く終わるをなるべく多く使うようにしています。
その前半部分で多く出てくるのが4分音符と8分音符2つでタイを付けているもの。「タータター」というリズムです。
3,6,12,18小節目のリズムです。
もちろんここ以外にもフレーズの中で使っていますが、「フレーズの最後」となるとこの4ヶ所です。
このリズム、個人的には超おすすめ終わり方の一つです。故に他のアドリブ譜でも多用しています。理由は簡単ながらもリズムの変化(4分音符→8分音符)を出せるからです。
フレーズ集などを見ると表拍終わりが結構多いです。しかしこれでは「とってつけた感」がすごく出てきてしまいます。その最後をちょっと変化してタータターと付け足してみたりすると全然雰囲気が変わります。
今回は全体を簡単にしていますので、タータターとしっかりとリズムに乗れるようにしてみてください。