「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「16分音符で3・5・7・9アルペジオを使う」です。
演奏難易度★★★☆☆
基本的にバラードで演奏する曲なので、テンポ遅めで考えています。そうなると16分音符を入れたくなるところです。
その16分音符では3・5・7・9アルペジオを主に使うようにしています。コードの3rdの音から始まり3度の音を積み重ねて5th、7th、9thを使う事です。
3rdから始めるアルペジオで最後の音はルート音(3・5・7・1アルペジオ)に行くのがコードトーンですが、敢えてそこは9thに行くようにしています。
そうするとアルペジオの次の音、つまり表拍がルート音に行きやすいので、コード感を出しやすいフレーズ作りにもなります。
また、このように16分音符を入れる場合、アルペジオのすべての音をきれいに吹くのではなく、ちょっと低音域は聞こえないような音で演奏するのもジャズサックスの定番奏法です。