サックスレッスンについて

サックス教室 生徒募集中!

サックス初心者の方から、ブラスバンド経験者、ジャズやアドリブなどもっと勉強したいと思っている人まで募集しています。

音の鍛え方、指を的確に動かす基礎はもちろん、曲をどのようにかっこよく演奏するかを理解し、楽しく上達してみましょう。

サックス教室について詳しくはこちらから

What's New

Categories: Movieアドリブ譜

Doxy的コード進行でのソロ例

「ドキシー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ダブル・クロマチック・アプローチを使う」です。

演奏難易度★★☆☆☆

「アプローチ・ノート」は目的の音に向かって使う導音です。ジャズでは半音下の音をよく使い、「クロマチック・アプローチ」となります。

その「クロマチック・アプローチ」が2音、半音階で進む場合を「ダブル・クロマチック・アプローチ」と言います。

わかりやすく言うと「1拍以上の半音階」です。

半音階も上昇型だけではありません。下降型もあります。通常のクロマチック・アプローチでは上からの半音階はあまり使われないので、ダブル・クロマチック・アプローチになる場合が多いです。

今回は4拍目にダブル・クロマチック・アプローチを多用しています。

それにしてもこの「Doxy」という曲はドミナントセブンばかりのコードで、本当にコードトーンの通りに演奏するととんでもなく難しい曲です。

しかし、いろいろなプレイヤーの演奏を聞くと分かりますが、ドミナントをマイナーセブンとして演奏しているフレーズがたくさんあります。

ドミナントセブンも#9thというテンションを使うと考えれば、通常の3rdの音じゃなく、マイナースケールでもいけるということです。

つまり、ダイアトニックコードになるので、アドリブしやすくなります。今回も色々なところでマイナーに変えてみたり、ブルーススケールにしてみたりしています。

楽譜、音源のダウンロードはこちら

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

Recent Posts

「ふるさと」でのソロ例

「ふるさと」でのソロ例です。今…

2か月 ago

「Misty (Smooth Jazz Ver.)」でのソロ例

「Misty」でのソロ例です。…

2か月 ago

「Autumn Leaves (3/4 time)」でのソロ例

3/4拍子にした枯葉でのソロ例…

2か月 ago