「パリの4月(エイプリル・イン・パリ)」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「3連符シンコペーションを使う」です。
演奏難易度★★☆☆☆
よくあるスタンダード形式(AABAやABABという形式)ではなく、コード進行も頻繁に変わる調なので、アドリブを行う上では難しいコード進行です。
さて、難しいコード進行でもコードトーンに合わせて演奏すれば、外れた音にはなりません。その音使いを使ってメロディーを作るようにします。
そのコードトーン中心の音使いでもちょっとリズムに変化を付けてみます。
今回はそのリズムの変化でも、3連符の3つ目の音にタイを付けた「3連符のシンコペーション」を使ってみます。
ジャズ以外ではあまり使われないようなリズムなので、このリズムについては慣れが重要になると思います。
重要なポイントはその後の8分音符。ここがハネて3連符にしないように、しっかりと8分音符になるように気をつけます。また、裏拍になるので、タンギングも付いているとさらにスイング感も出しやすくなります。