「オール・ザ・シングス・ユー・アー」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「メロディーの音使い+半音階を使う」です。
演奏難易度★★★☆☆
4度進行といわれる非常にスムーズなコードの流れですが、その4度進行にルート音の半音上昇・下降が混ざり、転調しまくりの非常に難しい曲です。
メロディーを聞く限り、複雑そうに聞こえないのに、ハーモニーは複雑です。故に臨時記号もかなり増えてきます。
アルトサックスならC#(D♭)への転調(22-26小節目)が一際難易度の高いところです。
さて、この曲はテーマがシンプルで美しいので、そのメロディーの音使いを利用し、そこに半音階をたくさん取り入れてみます。
半音階も増えるので、3連符も多めに取り入れてみます。テーマの音使いにリズムの緩急を取り入れるような感じです。
テーマが聞こえるようなアドリブを目指す場合は身につけておきたい手法です。