「チュニジアの夜/ア・ナイト・イン・チュニジア」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「運指難易度を落としてリズムキープ」です。
演奏難易度★★☆☆☆
チャーリー・パーカーのバージョンが有名で、名演としても有名でカッコいいんですが、正直参考にならないくらい速くて難しい。
ということで、全体的に簡単にしています。8分音符は2拍以内。それ以上は難易度が上がるので使っていません。まずは音数を減らして、ソロを作ることを条件にしています。
さて、この曲の特徴として、最初に4小節のブレイク(無音状態)があります。スタンダード曲では2小節のブレイクはよくありますが、4小節のブレイクはこの曲くらいですかね。
このブレイク時にソロ奏者のリズムが揺れるとバンド全体が転けます。無音状態でもしっかりとリズムキープしてソロにちゃんと入れることが重要です。
また、ラテンとスイングのパターンを行ったり来たりします。もちろんそこでもソロ奏者のリズムが揺れると転けてしまいます。
コード進行が複雑なので、コードトーンを中心に構成するだけで十分にカッコいい事ができるので、複雑なことはせず、ちゃんとリズムキープすることが重要です。